牧場通りで降りで降りて、
ヘクソカズラの実が、まだ色づいている。
赤い野茨の実も可愛い
ドライになっても、香るナギナタコウジユ。
▲サンザシ(山査子・山樝子)の実
<バラ科サンザシ属>
落葉低木。
よく分岐し、小枝の変形した刺が多い。
葉は有柄で互生し、倒卵形で縁は3~5裂し、不揃いの鋸歯がある。
春に径2センチほどの白い花を開く。
サンザシの花
▲ソヨゴ(冬青)
<モチノキ科モチノキ属>
山地に生え、樹皮は灰褐色。
葉は互生し、卵状楕円形。革質で表面に光沢がある。
雌雄異株で果実は3~4センチの長い柄の先に垂れ下がつてつき、
直径7~8ミリの球形で赤く熟す。
▲クチナシ(梔子)の実
<アカネ科クチナシ属>
常緑低木。
葉は対生し、長楕円形で革質。基部に小さな托葉がある。
芳香のある白い花を咲かす。
一重の花
八重の花
熟した実は染料や薬用、食品の着色料などに使われる。
<日記>
野川まで行った。
1時間の植物園散策の講義。
なんだかつまらない‥散策中は写真を撮ってはいけないと言われた。
お昼を知人と摂ったあとで、もう一巡り。
前回は私の解説で回ったので、今回は彼女の解説で巡った。
うん💛二人で回った方がよっぽど楽しかった。
帰りはTデパ地下で夕飯のお惣菜を買って手抜き。
ペイペイでの支払いが便利な事を知る。
※昆虫コーナーはアオマツムシ
アオマツムシ
樹上でリューリューとなく外来種。
《俳句は秋の季語皀角子(さいかち)》
皀角子(さいかち)の実・皀莢(さいかち)・さいかし・
鶏栖子(けいせいし)・かわらふじのきなどとも言う。
皀莢に秋の日落つる小窓かな 正岡 子規
▲アシズリノジギク(足摺野路菊)
<キク科キク属>
ノジギクの変種。
足摺岬を中心とした海岸地方に自生する。
園芸品として出回つている。
葉が厚く、葉の裏から見ても縁に裏面の白色が縁取りのように見える。
▲イソギク(磯菊)
<キク科キク属>
海岸の崖、岩場に生える菊。
(今は園芸品が多い)
地下茎で立ち上がり、茎の上部まで沢山葉をつけ互生する。
葉は厚みがあり、葉の縁は白く縁どられている。
黄色く丸みのある頭花を沢山つける。
(多くの栽培品種が出ている。)
※昆虫コーナーはユキムシ
ユキムシを撮るのは難しいのです。
ついつい、力が入って潰してしまう事が多いです。
ワタアブラムシ科の昆虫の総称
たぶん、もう出てしまったカマキリの卵の後
ツマグロオオヨコバイ
《俳句は春の季語蝶(ちょう)🦋》
(画像は食草のメドハギに卵を産み付けているキタキチョウ)
蝶々・初蝶・紋白蝶・黄蝶・蜆蝶・蝶の昼・
蝶生る(ちょううまる)などと使う。
静けさの重さに耐ふる春の蝶 石井 きさ
▲ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
<ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属>
私たちの頃はこの濃紫色の実を潰して”色水遊び”
をしたのを思い出します。
※以前、友人から幼い時お婆さんにこのヨウシュヤマゴボウの根を
食べさせられたことがあり、大変だったとの事なので、
間違って食べないように。
「山牛蒡の漬物」として売られているものは、別物です。
空き地や道端に生える、紅紫色の茎に葡萄のように垂れ下がった
実が房状になる。
北米原産で明治初期に入つて来た帰化植物で、
アメリカヤマゴボウとも言う。
大きな株になる。
花は白色またはやや紅色を帯び、茎は太くて赤みを帯びる。
葉は長楕円形で大きい。
休憩
とても懐かしかった昭和の家。
昔の我が家の玄関もこんなふうでした。
※今朝の我が家のアカボシゴマダラの幼虫とアゲハの蛹🦋
昨日の朝は昨晩からフンが一つも落ちていなくて心配した。
脱皮した身体は無く、お面だけは残っていたので、
その日は脱皮の身体部分を食べたのかもしれない。
乾燥してしまった葉の上の定位置にいて動かないので、
新しい葉に強制的に移動させた。
今朝はフンも落ちていて、また一回り大きくなったようで、
触覚がまた立派になっている感じだ。
今朝も脱皮したのか、お面が落ちている。
フンも大分大きくなった。触覚もまた立派になった。
貌(?)をあげています。
身体は葉の方で隠れています。
触覚が立派になりました。
籠の上に糸で身体を支えているアゲハの蛹は、
<8月12日朝に、蛹化(丸3日目)>
蓋を開けたら、身体をいやいやするように動かしました!
暫くは、静かに見守るつもりです。
今日はここまで💛
▲ハグロソウ(葉黒草)
<キツネノマゴ科ハグロソウ属>
上下二枚に分かれた花弁には模様がある。
葉が黒っぽいことから葉黒草と名付けられたというが、
それ程でもない。
葉は長さ2~10センチほど、暗い緑色で対生する。
花は2枚の苞の間から出て、上下に分かれた唇形をしていて、
下唇の方が大きい。
▲ウマノスズクサ(馬鈴草)
<ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属>
果実が馬の鈴に似ているのでこの名がある。
葉は長さ4~7センチ、三角形に近い形で、
基部は両側が耳のように張り出ている。
花には花弁が無く3つの萼片が合着して、
ゆるく曲がった、長い筒のような形。
雄しべと雌しべのある部分が、丸く膨らみ、先端がラツパのような形。
★ジャコウアゲハの食草でもある。
★昆虫コーナーになります。
まずはジャコウアゲハ
ジャコウアゲハ
つい先だって迄、ウマノスズクサが生えていて、毎年たくさんの
幼虫にであった。今はもうすっかり刈り取られて見る影もない。
ジャコウアゲハの幼虫
ジャコウアゲハの蛹(お菊虫)
俳句は季語蝶
蝶々・初蝶・紋白蝶・黄蝶・蜆蝶・
蝶の昼・蝶生まるなどと使う
眼帯に死蝶かくして山河越ゆ 寺山 修司
▲ナヨクサフジ(弱草藤)
<マメ科ソラマメ属>
決して、なよなよなんてしてません。
力強く野に咲いています。
ヨーロッパ原産の越年草。
クサフジの名前のように花は藤の花に似ています。
葉はカラスノエンドウより細く、スズメノエンドウよりやや大きい。
花序の長さは5センチくらいで、一つの花の長さは、1,5センチほど。
花の上唇が跳ね上がり、花の筒状の部分もクサフジより長い。
▲シンクリノイガ(新栗毬)
<イネ科クリノイガ属>
この名に突き当たるまで・時間がかかった。
それでも、未だ疑問はあるのだが・・。
※間違っていたら、ごめんなさい。
CAREX ARTICULATORと言うのが一番、似ていると思うのだが・・
日本語に訳してみても良く解らないのです。
以下はシンクリノイガについての説明です。
中央アメリカ原産の一年生草本。
葉は細長い。
正確では無いので不明にしておきます。
▲イタドリ(虎杖)
<タデ科タデ属>
日当たりのよい荒れ地や斜面に生える雌雄異株の多年草。
葉は広卵形で長さ6~15センチ。
花の色や毛の多少など変化が多い。
休憩
この花の名前の覚え方
※マ抜けのアベマリアで、花はアベリア
日本名はハナツクバネウツギ
虫たちはこの花が大好きで、もう少ししたら、
オオスカシバも飛んできます。
★昆虫コーナーは、
やっと撮れた翅の黒い点が決定打のホシミスジです。
▲ホシミスジ(タテハチョウ科)
食樹はバラ科シモツケソウ。
ミスジチョウ類は、見分けがつきにくいが、
※後翅裏基部に黒斑点を持つのが大きな特徴
今年は、なぜか教えて戴いたばかりのホシミスジによく出会う。
(牧野庭園の帰り道)
今、大泉学園の牧野庭園にて、「生誕160年特別記念展」をやっています。
絵本も素敵です。お花のビデオも楽しめます。
学習室では、牧野富太郎のお話のイラストビデオもやっています。
入場は無料、やさしい気持ちになれますよ(#^.^#)
俳句は季語百合
山百合・白百合・鬼百合・鉄砲百合など。
百合開く人の齢をあゆましめ 只野 柯舟
千鳥来て砂の眠りを呼びはしる 只野 柯舟
人情深く、暖かい人柄だった懐かしい柯舟さん。
今はもう遠い昔、花の名前を教えて戴いたり山菜摘みに行きましたね。
この年齢になると、なかなか新しいことに挑戦できない。
ニシキゴロモ(錦衣)
<シソ科キランソウ属>
丘陵などに生える。
私は初めて出会った。狭山丘陵のトトロの森近くの丘で見つけた。
始めは、ジュウニヒトエかと思ったが、高尾で見たツクバキンモンソウにそっくりで、
葉が紫がかってなかったので調べたらニシキゴロモだった。
8~15センチの小形の多年草。
葉は対生し、長楕円形または広卵形で、ふちに鋸歯がある。
裏面は紫色をしている。
葉の和紀に淡紅紫色の花をつける。
上唇は長さ2,5~3センチで2唇裂し、下唇は大きくて3裂する。
雄しべは4個あり、そのうち2個が長い。
和名の錦衣(ニシキゴロモ)は、葉の感じからつけられた。
上は野川で今年は見られなかった(工事中で)ヒイラギソウ(柊草)
キランソウ属の多年草。
白い花のオウギカツラ(扇葛)
上は今年はまだ出会えていない高尾山にあるツクバキンモンソウ(筑波金紋草)
ニシキゴロモの変種で葉の脈に沿って紫色になり、
裏面は全体に紫色を帯びることが多い。
フモトスミレ
フモトスミレ(麓菫)
<スミレ科スミレ属>
やせた山地や丘陵に生える小形の多年草。
和名は山の麓に生えることが多いので。
葉は卵形または広卵形、基部は心形。
しばしば葉脈にそつて白点がある。
葉を裏返すと確かに紫色だった。
ニョイスミレ
ニョイスミレ(如意菫)またはツボスミレ(坪菫)
<スミレ科スミレ属>
山野の湿つた所に生える多年草。
和名のツボは坪庭を、葉の形が僧の持つ如意(仏具)
に似ることによる。
休憩
タケノコ(筍)
★昆虫コーナーはルリタテハ
観察会の方の肩に止まっていたルリタテハでした。
この花束でピンクのリボンをつけてもらって
Mさんへお誕生日のプレゼント。💛
なので、今日は「れんげの画像日記」(野の花日記)はお休みです。
その代わり、朝日新聞文芸欄より。
「パン屋のパンセ」杉崎恒夫さんの短歌。
★日の暮れは我を異国の人にするたった一駅離れた街で
★濁音を持たないゆえに風の日のモンシロチョウは飛ばされやすい