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れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

メグスリノキ(目薬木)とテイカカズラ(定家葛)の実とルリタテハ

2021-11-30 06:17:53 | 野の花と昆虫

メグスリノキ(目薬木)
<カエデ科カエデ属>
この画像はたぶん、11月初めの
高尾山、十一丁目茶屋の付近の紅葉だったような気がする。
なんか・このサーモンピンクがいい感じです。
カエデ属なので、モミジと同じような実が、ちょっと大きめで、
なります。


山地に生える落葉高木。
灰色の樹皮を煎じて洗眼薬にするので、この名がある。
若枝には皮目があり、灰白色の毛が多い。


葉は3出複葉で対生。
小葉は長さ5~12センチの楕円形で、縁に不規則な鋸歯がある。
裏面、特に脈状には灰褐色の開出毛が密生する。


別名チョウジャノキとも言う。

下は珍しいテイカカズラ(定家葛)の実


テイカカズラ(定家葛)
<キョウチクトウ科テイカカズラ属>
花はよく咲いているのを見るが、なかなかテイカカズラの実に
出会うことは少ない。
後白河帝の第3皇女の式子内親王は、歌人の藤原定家と契りを
結んでいたが、出家して死んでしまう。
それから40年後に定家も亡くなるが、
式子内天皇の墓は定家の執念による蔓にまといつかれていた
と言う話が謡曲にある。それでテイカカズラと言う名がついたとか。


花は、5・6月、枝先や上部の葉脈にまばらな集散花序を出し、
直径2~3センチの芳香のある花をつける。
始めは白で淡い黄色になる。花冠は筒状。
花は少しスクリュー状に捻じれる。

果実は長さ15~25センチの線形の袋果で、熟すと縦に裂け、
種子を飛ばす。


種子は線形で、先端に長さ3センチの白い冠毛がある。
花が咲く割には、実に出会うことが少なく私もよく探してみるが、
実に出会うことが殆ど無い。
そういえば・・キョウチクトウもまた、
実に出会う事がなかなかありません。形はテイカカズラに似ています。

              休憩


  ガマの穂
綿毛が風に乗って飛んでいきます。

★昆虫コーナーは、ルリタテハですが、幼虫もいます。


アジサイの葉の上に地味な蝶が・・。
あれ?もしかして??
実は、ここでは、翅を広げてくれず飛んでいきました。


ここでは、暫く待って日差しが暖かいので、
翅を広げるのを待ちました。ラッキー!


チョウ目タテハチョウ科
ルリタテハ属唯一の現存種。


ちょっと、ボケましたが、ルリタテハの幼虫です。
ホトトギスの葉裏にいたので、楽しみにしていましたが、
公園内だともっていってしまう人がいるようで,ここまででした。

今年は、少し虫の目”になってきたので、
ルリタテハにも何度か出会えました。

       俳句は季語息白し

   息白しやさしきことを言いにけり 後藤 夜半

   そのままの情景かしら・・・。

 

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イヌビワ(犬枇杷)の実と皇帝ダリアとムラサキツバメ

2021-11-29 06:48:35 | 野の花と昆虫

イヌビワ(犬枇杷)
<クワ科イチジク属>
なんとなく、懐かしい実で食べたら美味しいのは、
解っているのだけれど、赤い実は虫が入っていて
食べられないと聞いている。

落葉低木。

山地や丘陵に生える。
小枝を傷つけるとイチジクと同じように白い乳液が出てくる。

葉は長さ10~20センチの倒卵形。
葉柄は1~4センチ。

4~5月に、花のうが1個づつつく。
雌雄異株。
秋に雌花のうは果実となり、熟すと食べられるが、
これは、雄花のうらしく、赤くなるが食べられない。



下は皇帝ダリア

コウテイダリア(皇帝ダリア)
<キク科ダリア属>
本来は、木立ダリアと言うのが本当らしい。
この頃、よく見る。
何しろ丈が高くなるので、夏の台風の時など大変らしい。


淡い紫色をした大輪の花をつける。
花径は10~15センチある。
舌状花は8枚で、真ん中に黄色い筒状花がある。


葉は2~3回羽状複葉で互生する。
枝分かれを数回繰り返して、それぞれの枝に羽状複葉をつけて、
一枚の葉となる。
大きさ、高さは2~6メートル。

            休憩
ハゼ(櫨)の紅葉
まだ、色づいたばかり・・。

  ★昆虫コーナーは残念ながら
        翅を閉じているムラサキツバメ

ヤツデの雌花の上に暖かいので暫く羽を広げてくれるのを待ったが・・
今回は残念で閉じたままだった。
ムラサキツバメには尾状突起があります。


なんだか・・尾状突起のように見えてくるので、
多分・ムラサキツバメだと思います。

残念でした。ムラサキツバメは、
翅を広げてくれずに飛び去りました。


↑は、以前に撮ったムラサキシジミの翅を広げた様子。

※なんだか危うかったので、himesijimiさんの監修のもと、
訂正させていただきました。

    俳句は季語立冬
   他に冬立つ・冬に入る・冬来る・今朝の冬などと使う。

    立冬や直線になる干し物  くぼ ゆうこ

  ゆうこさん、元気でお過ごしでしょうか・・。
  笑顔があんなに素敵な方だったのを、思い出しています。

 

 

 

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タイサンボク(泰山木)の実とシュンラン(春蘭)の実とアオバエ(青蠅)

2021-11-28 05:20:37 | 野の花と昆虫

タイサンボク(泰山木)の実
<モクレン科モクレン属>
葉裏が褐色の毛が密生する革質で、光沢のある葉だ。
なんと言っても、この木の白い大きな花が見ごたえがあるのだが、
今の時期は、こんな感じの実の後しか残っていない。


常緑高木で、5~6月、直径12~15センチの芳香のある白い花が咲く。



落ちた実(実の殻?)が集めてあった。

本来なら、赤い実がこんな感じだが
画像がハクモクレンのようにも感じられるので間違いかもしれない。



下はシュンラン(春蘭)の実


御苑では結構見られるが、普通シュンランの実が見られるのは
珍しい。

シュンラン(春蘭)の実
<ラン科シュンラン属>
落葉樹林内などに生える多年草。
葉は線形で縁に鋸歯がありざらつく。


花は、3~4月で花茎の先に淡黄緑色の花を一つ開く。



       
            休憩

ナンキンハゼの紅葉

★昆虫コーナーはアオバエ(青蠅)

クロバエ科の蠅(蠅)の一種。
体は青緑ないし黄緑色で強い金属光沢を帯びる。
アオバエだと思うのだが・・間違っていたらご指導ください。

      俳句は季語寒しで、
     寒さ・寒気などと使う。

   通夜寒し居眠りて泣き覚めて食ふ 西東 三鬼

   水枕ガバリと寒い海がある    西東 三鬼

  あまりにも有名な句だ。ご自身で鑑賞なさってくださいね。

 

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カンレンボク(旱蓮木)とハナノキ(花木)とオオカマキリ

2021-11-27 07:14:49 | 野の花と昆虫

カンレンボク(旱蓮木)
<オオギリ科カンレンボク属>
新宿御苑の観察会では、「親子の森」がコースになっている。
ちょっと奥まって高い木なのだけれど、
いつもここに来ないと見られないので楽しみにしていた。
立ち寄る時間が無くて、あとから見に行った。


もう、落ちて実になっていたが、球形の褐色になったそう果を見つけた。


図鑑には落葉高木とあったが、
見上げたらまだまだ緑の葉が茂っていたので常緑樹かと思った。


日本には大正時代に渡来。
葉は互生し、長さ12~28センチの楕円状卵形または、
長楕円形で脈が目立つ。




下はハナノキ

ハナノキ(花木)
<カエデ科カエデ属>
別名はハナカエデ。落葉高木。
新宿御苑のハナノキの花が咲いてる頃、行ってください。
ちょっと目立たない花です。
自分のフアイルを探してみたけれど、

この頃、見つけられなくなり残念です。
もう少し紅葉が進むと美しいです。


葉は対生し、長さ4~7センチで浅く3裂し、縁には不揃いの
鋸歯がある。(この機だけ見ても、葉の形は色々ある)


雄花は多数集まつて筒にまるく付き深紅色で美しい。
雌花は垂れ下がる。
 
             休憩

ラクウショウ(左)とメタセコイア(右)の紅葉

★今日の昆虫コーナーはハラビロカマキリ
この頃、カマキリ先生の香川照之さんが熱い授業をしてくれるので、
昆虫に興味を持った子も多くなったと思う。

ハラビロカマキリ


下の画像の方が解りやすいが、
前翅の左右に白い点が入っているのが特徴。
体は幅が広く、緑色または褐色。


      俳句は季語風花

  文脈のあやふきところ風花す 正木 ゆう子

   
   何か頼まれて文章を書いていたのでしょう。
   表現が・これでいいのか?どこまで書いてしまっていいのか?
   考えている作者。
   さすが正木ゆう子さん・風花す”の季語が効いている。

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ハンカチの木の実とムクロジ(無患子)の実とゴマダラチョウ

2021-11-26 07:13:36 | 野の花と昆虫

ハンカチの木
<ダビデァ属>
残念ながら、もう紅葉も実も残っていなかった。
1属1種であると言う事が珍しい。
仕方ないので、なるべく色彩が残っている葉の上に木の実を載せてみた。


中国西南部の標高の高い森林に自生する。
葉は互生し、長さ9~15センチの広卵形で、縁に粗い鋸歯がある。


果実は長楕円形で帯褐色に熟す。


もう少し、前だと奇麗な紅葉が見れたはず・・。


5~6月に咲くハンカチツリーの花


下は

ムクロジ(無患子)の実
<ムクロジ科ムクロジ属>
ムクロジも懐かしい実なのだが・・今はもう伐採されて無い。
ついつい、思い出すことが多くなってしまった。

遠くの枝だったので、ちょっとぼやけてしまった。
落葉高木。
葉は偶数羽状複葉で互生する。
小葉は4~6対あり、長さ7~15センチの高披針形。

果実は直径約2センチの球形で中に黒い種子が1個ある。
今の人には解らないだろうが・・・羽根付きの球にする。

           休憩


ハンケチの木
の紅葉


★昆虫コーナー青虫はどこにいるでしょうか?
榎の樹にゴマダラチョウの幼虫。


アカボシゴマダラに似るが、背中の突起の数が違う。
貴重なゴマダラチョウの幼虫です。
ちょっと遠くて残念!


ゴマダラチョウ


ゴマダラチョウ

      俳句は季語冬の朝   
  寒暁(かんぎょう)冬曙(ふゆあけぼの)冬暁(ふゆあかつき)

   鏡の中に烏降りてくる冬の朝  台須 明子

 

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アキニレ(秋楡)の実とサンシュユ(山茱萸)の実とモンシロチョウの幼虫が蛹に!

2021-11-25 08:07:11 | 野の花と昆虫

アキニレ(秋楡)の実
<ニレ科ニレ属>
私にとってはなぜか親しみのある木。
冬には鳥の餌になるでしょう。扁平の実はたくさんついているので、

小さいけれど啄んでいればお腹いっぱいになるかな?
幹の皮目には何の苔かは解らないけれど、(ルーペで見ると愉しい)
枝のウドンゲに出会ったし、色々な虫も出会ったっけ。
いつも、なんだか待ってくれてる木に思えるのは私の勝手だけれど・。


山野に生える落葉高木。
樹皮は灰褐色で小さな皮目があり、鱗片状に剥がれ
まだらに斑紋が残る。
忘れていた・・秋楡の葉は非対象なので、
    今度よく見て下さいね(#^.^#)



葉は長さ2~6センチ。
革質で光沢があり、ざらつく。
縁に鈍鋸歯がある。翼果は淡褐色に熟し、長さ7~13ミリの楕円形。
中に種子がある。


下はサンシュユの実

サンシュユ(山茱萸)の実
<ミズキ科ミズキ属>
落葉小高木。
樹皮は褐色で鱗片状にはがれる。


果実は長さ1,5センチの楕円形で赤く熟す。

 

             休憩

カワウさん?羽が濡れて寒そうかしら?

★今日の昆虫コーナー
モンシロチョウの幼虫です。

滋賀の友人から、燻炭と野菜が送られてきたので、
ついでにモンシロチョウの青虫を入れてと頼んだ。

2~3匹入れたと言うのだが・1匹しか見つからず、
ちっともキャベツを食べないで籠の上にばかりいたので心配していたら、
今朝は蛹になっていました。


左上隅がモンシロチョウの幼虫。


滋賀からついた時から、もうキャベツは食べなくて、
籠の上(裏に)へばりついたままだった。
もしかしたら?蛹になるつもり?とは思っていた。

籠は逆さにして写真を撮っています。
今朝は、蛹になっていました。
これから寒くなるので・・もしかしたら?

来年までこのままでいるつもりなのかな???
初冬のモンシロチョウの蛹は・どう考えているかしら?

     俳句は季語芋虫(いもむし)
  

    芋虫の青の歩みを青の消す  石川 桂郎


   ぷっくり太った緑色の芋虫が草の上を歩いていく・・
   たぶん・・これから蛹になるために他の木を探して
   移動するのか土の中に潜って蛹になるのか?
   芋虫が歩む緑の草の上を・・。
    草の中に消えていく・・・そんな風景が浮かびます。



 


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ウメモドキ(梅擬)の実とイヌザンショウ(犬山椒)の実とユキムシ(雪虫)

2021-11-24 06:12:38 | 野の花と昆虫


ウメモドキ(梅擬)の実
<モチノキ科モチノキ属>
河口湖のペンションの前の林の縁に赤い実がなっていた。
これが解らなくて・・「教えてgoo」に写真入りで出した。
え?ウメモドキ?

ちょっと雰囲気が違うともう解らないのかと・反省。
そして、「教えてgoo」の選択肢に植物・昆虫が無い事を
知って、最初から花の名が解らない時には、頼みだったが、

もうそういうカテゴリーさえないことを教わり・
ショックだった。他のサイトで調べた方がいい事まで、
教えてくれた。もう野の花に興味を持つ子なんて
現代にはいないのか・。


落葉低木。山中や湿地に生え赤い実が枝にたくさんつく。
よく分岐し、葉は互生して長さ4~8センチの楕円形または卵状披針形で、
先は鋭く尖り、基部はくさび形。
縁には、細かい鋸歯がある。

表面にわずかに毛があり、特に脈状には長い毛が密生する。
雌雄異株。
果実は直径5ミリの球形で赤く熟し、晩秋から初冬にかけて
葉が落ちた後も枝に残る。


下はイヌザンショ(犬山椒)の実

イヌザンショウ(犬山椒)の実
<ミカン科イヌザンショウ属>
山野に生える落葉低木。
葉は奇数羽状複葉で互生する。


小葉は長さ2~4センチの長楕円形~広披針形。


7~8月頃、枝先に淡黄色の小さな花を多数開く。
雌雄異株。



果実は楕円状球形で2裂して光沢のある黒い卵円形の種子を出す。
サンショウに似ているが、花の数が多く花に花弁があること、
葉の香りが悪い事で区別する。

 

              休憩

天下茶屋の上を登っていくと御坂山だ。
あまり人は登らないのか?足場はしっかり作ってあるが、
それがかえって歩きにくい。枯れ葉落葉の中を歩いた。

★昆虫コーナーは安心して下さい。
今日はユキムシ(雪虫)です。

捕まえるのは楽なのだが・・

すぐつぶれてしまうので・優しく捕まえるのが難しい。

体長は5ミリほどで、全身綿毛に包まれたように見える実は
アブラムシです。

捕まえても、すぐ白い綿が落ちてしまいます。
このふわふわの物体は蝋(ろう)です。つまり油です。


寿命は1週間。熱に弱く、一度どこかに付着すると自力で飛ぶこと
が出来なくなり、そのまま死ぬ。
雪虫は春からメスの幼虫が生まれ、5月に成虫になり
そのメスが単独で子供を作り増やす。
成虫下雪虫は10月頃に飛び回りオスとメスが出会い、
成虫を産む。
白腺物質を分泌し、トドノネオオワタムシと言う。

    俳句は季語綿虫(わたむし)
  大綿(おおわた)・雪虫(ゆきむし)・雪蛍(ゆきぼたる)
  雪婆(ゆきばんば)とも言う。
  
  綿虫の綿の青さの日暮れくる  石田 響子

   綿虫(雪虫)は白い雪のように漂う・・
   深い秋の夕暮れの濃紺色に染まっている綿虫だろうか・・




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ムクノキ(椋木)の実とヒイラギ(柊)の花とシモフリスズメ

2021-11-23 05:30:44 | 野の花と昆虫

ムクノキ(椋木)の実
<ニレ科ムクノキ属>
よく観察会では、ムクノキとエノキの違いを教えられる。
実は大きいし葉はざらつく。
私はムクもエノキの実も甘くて美味しいと思うが、人はどうだろうか?


落葉高木。
葉は互生し、長さ4~10センチの卵形または狭卵形で、ふちに
鋸歯がある。
質は薄いが、表面はざらつく。


果実は直径7~12ミリの卵状球形で黒く熟す。
果肉は甘みがあり美味しい。

下はヒイラギの花

ヒイラギ(柊‣疼木)
<モクセイ科モクセイ属>
常緑小高木。
葉は長さ4~7センチの楕円形又は倒卵状長楕円形で、
先端は刺状に尖り、縁に刺状の鋭い鋸歯が2~5対ある。

老木になると棘が無いものができる。
花は11月頃、芳香のある白い花を咲かせる。


花冠は直径5ミリで4深裂し、萼片は反り返る。
雌雄異株。

ヒイラギの実は6月頃に黒紫色に熟す。


            休憩

モミジバフウの黄紅葉


★はい!今日は要注意昆虫コーナー、イモムシです。


この、ヒイラギの木にいた太っちょイモムシは
シモフリスズメ
※食草は結構多岐にわたる。
ゴマ科・キリ・ネズミモチ・クサギなど多食性。
※尾角がある。白色の斜状があり、暗色紋がある。
イモムシは可愛いけど・蛾になると地味色。

けなげに食べてるなぁ~(#^.^#)

「美味しい?」多分もうすぐ蛹になるんだね。
会えてよかった💘シモフリスズメでした。

      俳句は季語鰯雲(いわしぐも)
   鱗雲(うろこぐも)とも使う。
  
   鰯雲人に告ぐべきことならず 加藤 楸邨

有名な一句だ。「この事はね‥誰にも言っちゃいけないよ。」
鰯雲に語り掛けている作者。告ぐべきことならず”なんて、
今の若者は言うかな?強い意志で言い切られると・・
その告ぐべきことならず”の内容を知りたくなるし、
想像はひろがる・・。

   

 

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ドウダンツツジ(灯台躑躅)とアセビ(馬酔木)の実とヒメアカテントウムシ

2021-11-22 04:36:52 | 野の花と昆虫

ドウダンツツジ(灯台躑躅)
<ツツジ科ドウダンツツジ属>
河口湖周辺のドウダンツツジの紅葉は綺麗だった。
丈が高く、珍しく実になっているものを見つけたりした。
都会のものだと、刈り込まれてしまうのでなかなか実をつけた
ものには出会わない。


ドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星)の実
山地の蛇紋岩地帯に自生する落葉低木。
紅葉した葉はすべて落葉していた。


もとの葉や花が解らないので、

サラサドウダンとか紅サラサドウダンの実なのかもしれない。
間違ったらご指摘ください。


葉は枝先に輪生状に互生し、長さ2~4センチの倒卵形。


春、若葉の下に長さ7~8ミリの壺状の白い花を散形状に
吊り下げる。
葉の幅が広いものをヒロハドウダンツツジと言う。
紅葉が美しいのが特徴。

下はアセビ(馬酔木)の実

アセビ(馬酔木)の実

<ツツジ科アセビ属>
やや乾燥した山地に生え、群生する。常緑低高木。
葉は互生し、厚い革質。


蒴果は直径5~6ミリ扁球形で上向きにつく。
まだ割れてはいない若い実だ。

有毒植物なので要注意。

            
            休憩

ペンションの裏のススキ原の道を行くと・
限界集落がある。可愛いおばあちゃんとお話したりした。

藁ぶきの屋根では、昔の作りの土間や部屋のいろりなどが
見られ、説明もしてくれるらしい。
私たちはペンションのオーナーの大きな3匹の犬と我が家の
わんこと、一緒に立ち寄ったので、
少し見させて頂いただけでした。

★ここからは昆虫コーナーですが、
今日はテントウムシだから可愛いですよ。


ヒメアカホシテントウだと思います。
上翅の中央付近に赤い円紋が1対ある。
円紋の大きさには変異があり、カイガラムシ類を捕食してくれる。

    俳句は季語秋惜しむ(あきおしむ)

    目いっぱい靴下持ち上げ秋惜しむ 高本 奏

    いつもより、靴下を履く手に力がこもる。
    ふっと力を抜くと・あぁ秋も終わりで冬が近いなと
     強く引っ張った手が緩む・・感じが出ている。

 

  

 

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ハンノキ(榛の木)の実とムラサキエノコロと今朝羽化したツマグロヒョウモン

2021-11-21 08:27:56 | 野の花と昆虫



ハンノキ(榛)の実
<カバノキ科ハンノキ属>

どちらかと言えば、時代に乗れずにいる。
ハンノキを検索すると、
アマゾンが出て数個で幾ら・とか
まず金額がでてくるのだ。
必ずその後に植物辞典と入れるのを忘れない事にしている。

漢字を調べても以前はすぐ出てきたものが出てこない。
もう、今の時代に合ったものが先に出てくるからだろうと、私は思う。
木の実をお金で買うのが悪いとは言わない。
でも、自分で拾って楽しむ気持ちは学べない社会なのだと実感する。


落葉高木。
低地の湿ったところに生える。果実は2センチほど。
この実は前年度のものである。


よく、帽子やこれからのクリスマスリースに使う。

下はムラサキエノコロ

ムラサキエノコロ(紫狗尾草)
<イネ科アワ属>
日当たりのよい草地や道端に見られる。
葉や葉柄、茎がしばしば紫色を帯びる。



アキノエノコログサやエノコログサの穂に生える長い毛は、
緑色だが、キンエノコロは黄金色。
ムラサキエノコロは紫色だ。
紫色と言ってもどちらかと言うと、黒っぽい紫だ。


葉は長さ10~20センチ、幅2センチほどの披針形。
茎先に長さ2~5センチで円柱形の花序を直立させる 。
花序には密に小穂をつけ、小穂は長さ2~3ミリ。

     
           休憩

限界集落のにて。茅葺屋根を作る人ももう居ない。

 

★昆虫コーナーなので嫌いな方は要注意。
今朝、11月2日に見つけたツマグロヒョウモンの
蛹が孵った。

2日に植木鉢の中に見つけたツマグロヒョウモンの蛹


11月20日羽化(キット・・命を削り羽化するのだろう)
羽化の際、血のような色の溶液を出す。


羽化したツマグロヒョウモンは夏のものよりずいぶん小型だった。



さぁ!
飛んでいきなさい!
こうやってみると・・今まで静かに清楚に咲いている花が
大好きだったのに、だんだん昆虫の生命の輝きに魅かれてくる
愉しさがある!ことを知りつつある。

今日は句会だった。
今週いっぱい、目いっぱい行事がある。
行くつもりだった句会は欠席投句でしっかり者の
Kさんに頼む。
今日は、静かに過ごそう。やることもたまっている。

 

     俳句は季語秋晴れ

     秋の晴・秋日和とも使う。
     
    鍬振って天地を返す秋日和 林 京子   

    鍬をふるう土地もない東京に住んでいると、
 そんな体験も無いのだが、鍬をふるい土を返せば、
 天地までひっくり返した気分になる・
 心地よい秋の暖かく柔らかい日差しが見えてくるようだ。

 

 

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