れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヒナタイノコズチ

2010-10-31 04:31:39 | 野の花日記
イノコズチ
<ヒユ科・イノコズチ属>

イノコズチにも、ヒカゲイノコズチとヒナタイノコズチがあるのだが・・
比較する者が無いので、
どちらなのかは明確ではない。

どちらかと言えば・・茎の太く紫褐色を帯びるところが
★ヒナタノイノコズチに近いような気がする。

和名は猪の子鎚で、
高くなる茎を猪の膝頭に見立てたものだそうだ。

葉は厚く、若葉は白っぽくみえる。
枝先に穂状花序をだし、蜜に花をつける。
小苞の付属物は、イノコズチより小さく目立たない。
よく衣服に付着する。

「俳句歳時記」秋
牛膝(ゐのこづち)
<ふしだか・こまのひざ>


 山径の明るきに入りゐのこづち  猪俣千代子

 吾につき妻にはつかぬ牛膝    塩川雄三

 少年の黄のシャツ酸ゆし牛膝   児玉悦子

 ゐのこずち畳に子らのおきみやげ 吉久保壬子

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オヒシバとメヒシバ

2010-10-30 06:41:34 | 野の花日記
オヒシバ
<イネ科・オヒシバ属>

各地の道端など、踏みつけられる場所にはえる丈夫な一年草。
和名は、
雄日芝で、
メヒシバに比べて穂が太く全体にたくましい。
日芝は、
強い日差しの中でも盛んに茂ることによる。


メヒシバ


葉は線形で、
花序は茎の先に扇の軸を広げたようにつき、
小穂は二列に蜜につく。

だれでも見た事がある草だ。

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ナンバンハコベとノミノフスマ

2010-10-29 05:18:55 | 野の花日記
ナンバンハコベ
<ナデシコ科・ナンバンハコベ属>
山野に生える。
茎が細く蔓のように長く伸びて、1,5~1,7メートルにもなる。
多く枝分かれする。

葉は対生して卵形または卵状長楕円形。
小枝の先に白色の花が横向きに咲く。

花弁は5弁で細長い。
それぞれが離れ離れについて反り曲がり、
先端が二裂する。

萼は広鐘型で、5個のとがった裂片に分裂する。

種子はまだ緑色だが、
これが黒く熟し光沢がある。




たぶん「ノミノフスマ」だと思われる。
田畑のふちや野原にふつうに生える。
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柊(ヒイラギ)

2010-10-28 06:52:57 | 野の花日記
ヒイラギ
<モクセイ科・モクセイ属>
たぶん・
こちらはヒイラギモクセイなのだと思う。

ギンモクセイとヒイラギの雑種で、
庭などに植えられている。

白い花は、銀木犀に似ている。



★これがヒイラギの花だと思う。
山地に生え、
葉の縁に鋭い鋸歯がある。

古木になると、
葉に棘が無くなってまるい葉になっているのを見たことがある。

白い花が反り返る。

「俳句歳時記」冬
柊の花(ひいらぎのはな)
<柊挿す>

 柊の花とうさんといふ言葉      酒井鱒吉

 花ひいらぎ散りちりぢりと果報もなく 小寺山布

 花柊息ととのへて布裁てり      林 敬子

 父とありし日の短さよ花柊      野沢節子
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十月桜

2010-10-27 05:16:37 | 野の花日記
ジュウガツザクラ(十月桜)
<バラ科・サクラ属>

コヒガンザクラの園芸品種で、
4月上旬と10月~12月の二回花が咲く。

花は白色が多いが、淡紅色、濃紅色などがあり、
3~5個が散形状または、房状に咲く。



冬に咲く花は小型で小花柄が短く、
春咲く花は、やや大型で小花柄も長い。

こんな季節に咲く桜なんて、
いじらしいと思ってしまう。

薔薇に四季咲きがあるのと
同じことで、(桜はバラ科なので)
花が春と秋の二度咲きなのを知った。
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メドハギ

2010-10-26 04:25:40 | 野の花日記
メドハギ
<マメ科・クララ属>
茎の高さが60~90センチになる多年草。
よく枝分かれして低木状になる草だ。

野原や河原で見かける。

花は葉のわきに集まってつく。
小さな花で目立たない。

白黄色で、紫色の線がある。


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ヤマボウシの実

2010-10-25 06:04:05 | 野の花日記
ヤマボウシ(山法師)の実
<ミズキ科・ミズキ属>
山野にはえる。
庭木としても、この頃よく見かける。

樹皮は暗朱紅色、葉は対生する落葉小高木。

野山では、高木がよくみられる。
白い4枚の花弁のように見える総萼片が、
いっせいに咲くと、それは見事だ。

今は赤く熟した果実が楽しい。
食べられるが・あまり美味しいとは思わない。



球形のぶつぶつのある可愛い実がついている。
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オナモミ

2010-10-24 05:10:32 | 野の花日記
オナモミ
<キク科・オナモミ属>

たぶん・オオオナモミだと思われる。
北アメリカ原産の一年草。
棘が密に生え、
道端、空き地にみられる。
棘だらけの実の先端に二つのくちばしをもつのが特徴。

私が小学生のころには、よく東京でも
学校の行き帰りなど、
セーターに投げつけて、くっつけては遊んだものだが、
この頃は、
東京で見たことは無い。

本来のオナモミは、滅多に見られないそうだ。

他にイガオナモミがあるが、
識別が難しい。





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コセンダングサ

2010-10-23 06:09:41 | 野の花日記
コセンダングサ
<キク科・センダングサ属>

熱帯から暖帯に広く分布する一年草。
日本でも荒れ地や河原などによく群生する。

頭花は筒状花ばかりで、総萼片は短い。

そう果は棘状で先が鉤状に曲がり、
衣服に付きやすく、鉤状のものが残っていつまでもちくちくする。




コセンダングサの花


白い舌状花を持つのが、
シロノセンダングサ。
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セイタカアワダチソウ

2010-10-22 06:54:33 | 野の花日記
セイタカアワダチソウ
<キク科・キリンソウ属>

各地の土手や荒れ地、休耕田などにはえる。
大群落をつくる北アメリカ原産の多年草。

一時、大量発生したが、
この頃はあまり群落を見かけない。

種でも繁殖するが、地下茎でも繁殖する。
他の植物が生えぬような物質を出して生長するのだそうだ。

草丈は大きく黄色い花を咲かせる。
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