れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

シロネ(白根)ヒツジグサ(未草)シロヤアブ

2022-07-21 05:00:27 | 野の花日記

シロネ(白根)
 <シソ科シロネ属>
水辺に生える1メートルほどの多年草。

葉は対生し広披針形で、長さ8~15センチ、幅1,5~4センチ、
光沢があり、縁に鋸歯がある。


葉のわきに白色で小形の唇形花をつける。

花冠は長さ約5ミリ、萼は長さ4~5ミリで、5中裂し、
裂片は細く先端は鋭く尖る。






ヒツジグサ(未草)
  <スイレン科スイレン属>
池沼に生える多年生の水草。
葉は広楕円形で水面に浮かび光沢がある。

細長い花柄の先に径5センチほどの白色の花を1個開く。
萼片は4個で緑色。
花弁は白色で8~15個あり、長さは萼片とほぼ同じ。


 花が終わると水中で球形の液果となる。
和名は未草(ひつじぐさ)で未の刻(午後2時ごろ)に開くことによる。




            休憩

冬にアキニレの枝に見つけたクサカゲロウの卵(ウドンゲ・優曇華とも言う。)
友達のブログに、クサカゲロウの記事があったので、
       是非、使いたかった美しいウドンゲの花

※昆虫コーナーは、やっと写真に撮れたシオヤアブ(#^.^#)

アップだと、結構かっこいいよね♪

    ※我が家のクワコは繭の中で夢を見ています。
      桑子蛾になったら、また掲載したいと思っています。

  
         俳句季語睡蓮(すいれん)
       羊草(ひつじぐさ)とも使う。

     睡蓮の水に二時の日三時の日 後藤 比奈夫    

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ナツズイセン(夏水仙)ネコハギ(猫萩)マヤラン(摩耶蘭)羽化したクワコ&繭化したクワコ・俳句鑑賞

2022-07-20 09:04:39 | 野の花と昆虫

ナツズイセン(夏水仙)
 <ヒガンバナ科ヒガンバナ属>よく園芸品らしいのを見るが、本来のものは茎が長く
この時期は葉が無いはずだ。
ヒガンバナと同じだから。
人里近くに咲く多年草。
春に線形の葉を広げる。夏に葉が枯れた後、50~70センチの花茎を出し
淡紅色の花をつける。


花はラツパ状で半開する。






ネコハギ(猫萩)
 <マメ科ハギ属>
日当たりのよい、やや湿つた場所に生える多年草。
茎は長く地面を張つて伸び、軟毛がある。


葉は互生し3小葉を持つ複葉で、小葉の両面に短毛がある。


花は白色の蝶形花で、葉のわきに3~5個集まつて付く。
萼は深く5裂し、長毛がある。
          
          休憩

   ▲マヤラン(摩耶蘭)


昆虫コーナーは、クワコが繭を出て成虫になった!

▲クワコ(クワゴ)
 <チョウ目カイコガ目>
思ったより小型のクワコの蛾でした。
(普通、32~45ミリ)
7月4日に繭化して昨日の昼7月19日(およそ二週間後)に、
成虫になる。
昨日の昼頃、気が付いたら蛾になっていた。
成虫はかっこいい!(#^.^#)


外の(たぶん、カラスウリの葉)に止めてやったら、
暫くしたら、飛んで行った。


絹糸を作るために家畜化された蚕の祖先。
飛ぶことが出来ない蚕と違い普通に飛翔し、夜は灯火に飛来する。
※淡褐色で、翅に濃褐色の帯がある。
元気で過ごせよ~♪


昨日の昼頃から、葉を丸めて二匹とも繭化した。


「フアーブル昆虫記の虫たち3」熊田千佳慕

   私と虫の間は人間と虫ではなく
    同じ自然から出た仲間なのだ。
              熊田千佳慕


         俳句季語蝉
  みんみん(油蝉・唖蝉(唖ゼミ)・初蝉・朝蝉・夕蝉
     落蝉・蝉時雨・蝉生まる・蝉の穴などと使う。
   
     蝉鳴いて近くなる木と遠くの木 黛 執

 

 

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アメリカオニアザミ(亜米利加鬼薊)セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)又はクレオメ・

2022-07-19 06:43:23 | 野の花日記と昆虫

アメリカオニアザミ(亜米利加刺薊)
 <キク科アザミ属>
この頃、よくコンクリートの間などから生えて咲いているのが見られる。
葉は羽状に裂ける。葉の縁だけでなく全体に鋭い刺をもつ翼があり、
触ると痛い。


長さ3~4センチの淡紅紫色の頭花を1~3個上向きにつける。
花の下の総苞は卵状球形で、総苞片が反り返り、触つても粘らない。





セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)またはクレオメ
 <フウチョウソウ科セイヨウフウチョウソウ属>
雄しべと雌しべが長い事で、蝶が飛んでいるように見えることからこの名がある。
熱帯アメリカ原産の一年草の帰化植物。
全体に粘液性の毛が密生し、小さい刺がある。


葉は互生、掌状複葉で5~7個の小葉からなる。
小葉は長楕円形披針形で長さ10センチ、長い柄があり、針状の托葉がつく。


花は紅紫色で総状につく。
萼片は4個で線形。
花弁は倒卵形で底部に長い爪がある。

              休憩

「フアーブル昆虫記の虫たち3」
        熊田千佳慕

   見て見つめてみきわめて
       私の心の目で自然を描きたい 熊田千佳慕

2巻に出てきたロランアザミは、見た目にはアメリカオニアザミにそっくりだった。
今、検索しても出てこないのだが・・どちらかと言うと・
キツネノアザミに似ているとあったような気がするが・
どう見ても、アメリカオニアザミに見えた。


早朝、パソコンで検索していたら、小さなカマキリが!
そっと外に出してやった。


※昆虫コーナー、アカボシゴマダラナナフシ


今年はなかなかアカボシゴマダラに出会えなかった。
幼虫も、榎の幼木によく見かけたのに・今年はまだ出会っていない。
去年、幼木の榎の葉が病気になっているのを多く見たのだが、
その影響だろうか・・?


ナナフシに出会った(石神井公園にて)

★今日のクワコ

え?僕(私?)呼んだ?沢山食べて大きくなったよ」

しっかり、模様も見えてきて尻尾もあったんだねぇ(#^.^#)

        俳句季語日傘(ひがさ)
     パラソル・(白日傘・絵日傘)などとも使う。
    
       行きは雨傘帰りは日傘草の道  勝田 文子
  

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ハマボウ(浜朴・黄槿)オミナエシ(女郎花)アベリアにオオスカシバ・アカタテハ・今日のクワコ

2022-07-18 08:32:26 | 野の花日記と昆虫

ハマボウ(浜朴・黄槿)
 <アオイ科フヨウ属>
落葉低木。
葉は互生し、長さ3~7センチの倒卵状円形で先はややとがり、
基部は浅い心形。
質はやや厚く、灰白色の固い毛が表面にまばらにあり、裏面には密生する。


枝先に直径5センチほどの淡黄色の花を1~2個開く。
5個の花弁はらせん状に並び、長さ4~5センチの倒卵形で基部は暗赤色。
雄しべは多数あり、花糸は合着して筒状になる。
花柱の先端は5裂し、柱頭は頭状で暗紫色。
萼は鐘形で5裂する。萼の外側には細かい毛が密生した小苞が、
8~10個あり、下部は合着する。




オミナエシ(女郎花)
 <オミナエシ科オミナエシ属>
秋の七草のひとつ、黄色い花が丁部に固まつて咲く。
多年生植物で、日あたりのよい草原などに生える。


葉は対生し、羽状に深裂する。
茎は上部で枝分かれし、黄色の小さな花を散房状につける。

              休憩

「フアーブル昆虫記の虫たち2」熊田千佳慕



     「虫の目の高さが虫の世界
    命の大切さを知る第一歩だと思う 熊田千佳慕」

  

※昆虫コーナーアメリカトゲアザミ(亜米利加刺薊)にヒメアカタテハ


明日はアメリカトゲアザミを掲載します。




ボケてるけれど‥やっと撮れたアベリアにオオスカシバ

※今日のクワコ

もう、朝から桑の葉が食べつくされて、大変だったので
自転車で桑の葉摘みに!(え?無断でいただきに・・)



やっと、新しい葉を揚げられて、一安心?
大きくなったねえ。
前回だと、此の位になると、繭を作る頃が近いと思う。
ちょっとこの籠では窮屈そうになってきたので考えなければね。

        俳句季語盂蘭盆会
     盆・精霊会(しょうりょうえ)・魂祭(たままつり)
    瓜の馬(うりのうま)・茄子の馬(なすのうま)
    棚経(たなぎょう)<新盆・旧盆・盆火・盆休>などと使う。

     へぼ胡瓜盆の仏の馬になれ 松尾 自得 


     朝一の胡瓜の馬でやってこい   れんげ

 


  

 

 

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ミツバオオハンゴンソウ(三葉大反魂草)トモエソウ(巴草)ヒマワリ(向日葵)何してるのクワコ?今日のクワコ

2022-07-17 06:49:35 | 野の花日記と昆虫


ミツバオオハンゴンソウ(三葉大反魂草)
 <キク科オオハンゴンソウ属>
北アメリカ原産の帰化植物。
我が家にも勝手に生えていたのだが、今年はなぜか出てこなかった。
葉は先の尖った卵形で縁に粗い鋸歯があり、下部のものは3深裂し、
長い柄があり互生する。


よく分岐して直径4センチほどの頭状花を多数つける。
舌状花は8枚前後で黄色、筒状化は黒~褐色で球状に集まる。



トモエソウ(巴草)
 <オトギリソウ科オトギリソウ属>
山地の日当たりのいい草地に生える多年草。
葉は対生し茎を抱く。
葉を透かして見ると、明点がまばらにある。


径5センチもある大きな花は5弁で捻じれて咲く。
この形から巴草(ともえそう)の名がある。




ヒマワリ(向日葵)
 <キク科ヒマワリ属>
写真には撮ったことがあるけど、そういえばブログに書いたことない、
と思って掲載してみた。
夏を象徴する花の代表だ。
花は黄色で直径20~30センチの円形。
小さい花が集まって、1つの大きな花に見える。


葉は長さが10~30センチのハート形で先が尖っている。
茎は真っすぐで、硬い毛がある。
実は平たくて、長い卵形で縞模様がある。
 
           休憩

昨日、図書館で借りてきた熊田千佳慕の「フアーブル昆虫記の虫たち1」

   私は虫・虫は私
   自然は愛するから美しいのだ 熊田千佳慕




昆虫コーナーは、よく枝に留まって給水?しているクワコ

  ▲ティッシユに水を含ませてあるので、よくこの形になっている。
   多分、給水行為で水分,ミネラルなどを摂っているのだろうか


よく枝の先にいることが多く、何を考えてるのかなぁ?
上を見上げてる貌がよく解らない・
繭になる事を想っているのかしら?



▲今日のクワコ
大きいものは、5センチほどになりました。

おまけハグロハバチの幼虫(#^.^#)

この青色が好きです(#^.^#)


   ※やぐちゆみこさんが、イラストに描いています。
    おもしろ柄ハグロハバチの幼虫 - 絵ときのこと虫たちブログ (goo.ne.jp)
    行ってみてね(#^.^#)


         俳句季語水馬(あめんぼう)
      水馬(みずすまし)などと使う。

     みずすまし遊ばせ秋の水へこむ 西東 三鬼



 

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タマアジサイ(玉紫陽花)ハナイカダ(花筏)の実・イラガ団子を作るアシナガバチ・今日のクワコは3匹に!俳句鑑賞

2022-07-16 07:17:36 | 野の花日記と昆虫

タマアジサイ(玉紫陽花)
 <ユキノシタ科アジサイ属>
山地の谷川沿いに生える落葉低木。
葉は対生し楕円形または卵状楕円形で、先は尖り縁に鋸歯がある。
両面とも短毛が密生してざらつく。


枝先に散房花序を出し、花序ははじめ総苞に包まれた直径3~3,5センチの球形
が、総苞が落ち、淡紫色の小さな両性花多数を白い装飾花が取り巻く。


両性花には花弁と萼片が4~5個、雄しべが8~10個、
花柱が2~3個ある 


蕾が球状なのでこの名がある。


ハナイカダ(花筏)の実
 <ミズキ科ハナイカダ属>
山地に生える落葉低木。
葉は互生し、長さ6~12センチの長楕円形で縁に鋸歯がある。


葉の表面の主脈の中央に淡緑色で4弁の小さな花をつける。
雌雄異株。

果実は直径7~9ミリの球形で黒く熟し、甘味がある。
(若葉は山菜として食される)
※実の下についているのは、いったい何だろう?
昆虫の何か?なのだろうか???


               休憩

▲ハス(蓮)
<スイレン科ハス属>

昆虫コーナーイラガの団子を作るアシナガバチ


朝のお掃除をしていたら、
アシナガバチイラガの団子を作っている場面に出会った。
見ていたかったのだが・その後すぐに大粒の雨が降ってきたので
避難して、その後が見れなかったが、やはり雨脚のため
アシナガバチも途中でイラガ団子を置いて飛び去っていた。
雨が止んだので、見に行くともう団子が無かった。残念!

★今日のクワコはなんと!3匹に!


昨日の夕方、雨の中ワンコのお散歩途中、
クワコのために新鮮な桑の葉を採って帰宅した。
え!そんなつもりは全くなかったのに・・
枝の所にクワコを1匹発見!
結局、3匹になってしまった。
多分、同じ桑の木だったので、
同じ時に卵だった、兄弟姉妹に違いありません。

          俳句季語蓮(はす)
    蓮(はちす)・蓮華(れんげ)(蓮の花・白蓮(びやくれん)
        紅蓮・蓮見舟(はすみぶね)などと使う。

       星ばかり見ないで蓮が開くから 中村 苑子

 

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チダケサシ(乳茸刺)ノカンゾウ(野甘草)イヌキクイモ(犬菊芋)セマダラコガネ・ヒメウラナミジャノメ・ニイニイゼミの抜け殻・ツマグロオオヨコバイの幼虫・今日のクワコ・俳句鑑賞

2022-07-15 07:20:24 | 野の花日記

チダケサシ(乳茸刺)
 <ユキノシタ科チダケサシ属>
我が家にもチダケサシの園芸品アスチルベと言う花が咲いていた。
やはり、野で見たい花。
やや湿つた山野に生える多年草。
和名はチダケと言う食用のキノコを、この茎に挿して持ち帰った事による。


花茎の先に淡紅色、または白色の小さな花を多数つける。
花茎には淡い褐色の腺毛が密に生える。
小花柄は長さ2~3ミリ。


葉は2~3回羽状複葉。
小葉は楕円形または倒卵形で、縁には鋭い鋸歯がある。




ノカンゾウ(野甘草)
 <ユリ科ワスレグサ属>
野原や溝の縁などに生える多年草。
葉は広線形で長さ40~70センチ、幅15~20ミリで主脈はへこむ。


葉の間から太い花茎を出して、橙赤色のラツパ状の花を咲かす。
キスゲ類はどれも一日花で昼間だけ開く。

 


イヌキクイモ(菊芋)
 <キク科ヒマワリ属>
今年は今はもういない友人から送られたキクイモを裏庭に植えた。
我が家のキッチンの窓から、丈が伸びて緑の葉が風に揺れるのが見える。
キクイモの花はまだ咲かない。イヌキクイモの方が先に咲く。
そういえば、東京では昨日からお盆だった。

お萩は買ってきて、仏壇に。後で私たちが戴いた。
久しぶり、胡瓜の馬と茄子の牛を飾った。
キビ殻を、夕方に焚こうと思って・・忘れてしまった。
遅れたけれど、早朝の迎え火をした。
実はアメリカ大陸原産の多年草。
根茎はイモとならない。


川原などに群生する。
食べられず、役に立たないので「犬菊芋」(犬菊芋)と呼ばれる。

               休憩

カシワの木に小さな実がついていた。
(柏餅を包む葉っぱ)

※昆虫コーナーは、セマダラコガネとヒメウラナミジャノメ・
   ニイニイゼミの抜け殻・ ツマグロオオヨコバイの幼虫♪


▲セマダラコガネ
小型のコガネムシ科の昆虫


▲ヒメウラナミジャノメ
でいいかな?


ニイニイゼミの抜け殻


▲ツマグロオオヨコバイの幼虫

 

※今日のクワコ

なぜか?枝にいることが多い。
枝の先にテッシュに含ませた水があるので水分補給しているのかな?と思う。


         俳句季語盂蘭盆会(うらぼんえ) 
   盆‣精霊会(しょうりょうえ)・霊祭(たままつり)
瓜の馬・茄子の馬(牛)・棚経(棚経)(新盆・旧盆・盆火・盆休)
などと使う。

   真先に夫乗せて来い瓜の馬  寺島 たみ子  

 

 

 

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ヌマトラノオ(沼虎尾)コオニユリ(小鬼百合)コカマキリ・キクイモにチャバネセセリ・クチナシにコアオハナムグリ・今日のクワコ

2022-07-14 05:43:54 | 野の花と昆虫

ヌマトラノオ(沼虎尾)
<サクラソウ科オカトラノオ属>
実は、ヌマトラノオは、初めて見た!
光が丘公園の「虫のレストラン」の中、あれ?オカトラノオにしては
小さくて、花が垂れていないで立っている!と思った。
ここから、刈られずに残って咲いていた♪

湿つたところに地下茎を伸ばして群生する多年草。
オカトラノオに似るが、花穂は立つ。


葉は長さ4~7センチ、幅1~1,5センチと細い。





コオニユリ(鬼百合)
 <ユリ科ユリ属>
日当たりのよい湿り気のある山地に生える。
茎は緑色。(オニユリは茎が紫色を帯びる)


葉は線状披針形で長さ8~15センチほど。
葉のわきに、オニユリのように珠芽はつかない。


茎の先端に黄赤色の花をつける。
花被片は6個あり、上部は反りかえり内側に紫黒色の小点がまばらにある。

              休憩

可愛いコカマキリ(#^.^#)オオカマキリの終齢幼虫。
  himeちゃん、ありがとう。


まだ小さくて葉っぱの上にいても目立たなかった。


※昆虫コーナーは、コアオハナムグリ・フシグロヒョウモン・ヒメアカタテハ
チャバネセセリ・オオチャバネセセリ・イチモンジセセリ
himeちゃん色々、教えてくれて、ありがとう。 ^^) _旦~~



クチナシの花コアオハナムグリ
<コガネムシ科ハナムグリ亜科>
緑色~銅色の体に、白点をちりばめたハナムグリ。
白っぽい花の花粉を食べる。




スペアミントに隠れたコアオハナムグリ



スペアミント


ベルガモットフシグロヒョウモン
       ヒメアカタテハと、教えて戴きました ^^) _旦~~
himesijimiさん、ありがとう(#^.^#)



キクイモにチャバネセセリ
   
惜しかった!オオチャバネセセリでした。
※ムーミン谷のヘムレンさんより、イチモンジセセリとのご指摘
有難うございました。(#^.^#)



※今日のクワコ(#^.^#)

なぜか?二匹とも枝の上にいた。
フンもしているし、大きい方が3センチ、小さい方は2,5センチほどになった。


7月4日に、桑の葉を丸めて繭になったもの。

    

         俳句季語蟷螂(かまきり)
      蟷螂(とうろう)・いぼむしりとも使う。

      蟷螂と生まれ釜振るほかはなき 山田 夏子

 

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キササゲ(木大角豆)エンジュ(槐)チゴザサ(稚児笹)カナブン・今日のクワコ♪俳句鑑賞

2022-07-13 07:12:15 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞

キササゲ(木大角豆)
 <ノウゼンカツラ科キササゲ属>
久しぶりにひょんな場所で出会えて嬉しかった。
川岸などで野生化している落葉高木。
樹皮は灰褐色で縦に割れ目がある。
葉は対生し、長さ10~25センチの広卵形で、普通3浅裂する。


枝先に円錐花序を出し、内側に暗紫色の斑点のある淡黄色の花を開く。


花冠は長さ2センチくらいの広い漏斗形で、先は5裂してやや唇状になる。


裂片のふちは縮れる。


果実は細長い蒴果で長さ30センチほどある。



▲エンジュ(槐)の花
 <マメ科クララ属>
高さ20メートルほどになる落葉高木。
内樹皮は黄色で独特の臭気がある。(嗅いでみたことが無いので
今度出合ったら嗅いでみよう)


葉は奇数羽状複葉で互生する。
小葉は4~7対あり、長さ3~5センチの卵形で、表面は深緑色、

裏面は緑白色。


枝先に円錐花序を出し、淡黄白色で長さ1~1,5センチの蝶形花を開く。


エンジュの実
豆果は長さ4~7センチで数珠状にくびれる。

             休憩

▲チゴザサ(稚児笹)
<イネ科チゴザサ属>
湿地や沼地に地下茎を伸ばして群生する。

昆虫コーナーは、カナブン

▲カナブン
<コウチュウ目コガネムシ科>
金属光沢が美しい。




▲マメコガネ
(コウチュウ目コガネムシ科)
植物食の小形のコガネムシ。

※今日のクワコ

え?なんで今日は同じぐらいの丈なの???
伸びてる時とずいぶん背丈が違うのよね‥(=^・^=)
元気だから、いいのよ💘

 

           俳句季語黄金虫(こがねむし)
        金亀虫(こがねむし)・かなぶん・ぶんぶんなどと使う。

          黄金虫ゆうべの月の匂いする  貝森 光大

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タシロラン(田代蘭)マヤラン(摩耶蘭)オイランソウ(花魁草)カイツブリの営巣・コシアキトンボなど・今日のクワコ・俳句鑑賞

2022-07-12 07:04:24 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞

タシロラン(田代蘭)
 <ラン科トラキチラン属>
タシロランの名前は聞いたことがあるが、初めて出会った。
他の方の画像では、奇麗な白色だったが、
時間の経過があるのだろう。
私が出会ったのは、白と褐色の花でした。
明治時代に長崎で田代善太郎が発見したので、この名がある。
常緑樹林内にはえる葉緑素を持たない腐生植物。
(落葉などの養分を貰って、根に菌類を共生させ菌類を介して養分を得る植物)



地下茎は浅く横に伸び楕円形の塊茎から花茎を伸ばし、
全体に白黄色を帯びる。


手前の緑の葉はたぶんカラスウリ。
緑の葉の後ろに枯れ葉色したタシロランがあります。


毎年花が出るとは限らないそうで、森の落ち葉の中に稀に生える。

(千葉の大町自然公園にて。)


▲マヤラン(摩耶蘭)
 <ラン科シュンラン属>
今年は、なかなか見つからなかったマヤラン。
私は、一株だけ見つけた。
よく出会う観察会(地元)の人に聞いたら、
今年はまだマヤランを見ていないと言うので、場所を教えてあげたが、
これから出るのだろうか?今年はこの一株のみしか出会わなかった。
(石神井公園にて)
何度も書いている事なのだが、神戸の摩耶山で発見され、
牧野富太郎によって「摩耶蘭(まやらん)」と命名された。

花茎を立ち上げ、茎頂に径4センチほどの花を2~5個つけ、

白色で紅紫色の花を咲かせる。





▲オイランソウ(花魁草)

 <ハナシノブ科フロックス属>
茎先に丸い円錐花序を出し、花茎2~3センチの花を沢山つける。
花冠は筒部が長く、先が5つに深く裂けて開く。


萼片は5枚で緑色で、雄しべは5本。

花の色は赤紫や白だが色々、改良されている園芸品種。


                休憩
※カイツブリ
営巣シーン(#^.^#)

始めに、♀のお母さんカイツブリが(見にくいけれど)背中に小さな子供
乗せてやっってきた。(子供は、羽の中に隠れている)

すぐにお父さんらしき♂もやってきて、
見る間に水草を運んで巣を作り上げてしまった。





★昆虫コーナーは、コシマキトンボ※コシアキトンボの間違いでした。
     ゆみこさん、ありがとう💛


         コシマキトンボ改めコシアキトンボでした(-_-メ)


モンキチョウ
(よく地面に降りてきていた。水分?ミネラル補給?休憩中?)


シオカラトンボ(♂)オオシオカラトンボかな。


クロウリハムシ   


カラスウリの葉を食べているクロウリハムシ


▲今日のクワコ(1センチと2センチほどになった)


         俳句季語花魁草(おいらんそう)
       または、草夾竹桃(くさきょうちくとう)とも使う。

      民宿の花魁草(おいらんそう)の厚化粧  後藤 比奈夫

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