【赤字削減は大義か】
8月2日の米国デフォルトが話題となっている。ここは原理主義のティーパ
ーティ派に踏ん張ってもらって、債務不履行すると面白いねと、先日なくな
った小松左京なら、まさかの『世界沈没』でないにしろ、どのようなタイト
ルの小説を描くのだろうかと想像するのも悪くないねと。この問題を少し距
離を置いて考えた方がより本質が透視(Prespective)できるというものだ。
つまり、いま流布されている言説はわたし(たち)が納得できるものはない
という裏返しなのだ(これについての考察は休止符状態にある)。
【地デジでなにが変わるのか】
地上デジタル放送が1週間前にはじまった。技術的な優位性については何ら
問題ない。問題は‘双方向性’への期待だ。ブロードバンド通信との差別化
だが、今のままでは部分的、あるいは選択的なものに止まる。言い換えると
インターネットテレビとどう違うのかということになる。とすると次のよう
な問題定期が、2001年になされているが、そこは過渡期としてとらえれば未
来は決まっているように思える。
デジタル化を進めるうえで必要なのは、まず良質な番組の再利用の条件
を整えること、オリジナルソフトの充実を図ること、さらにインターネ
ットとは異なる“放送”であるマスメディア性・公共性を意識したソフ
トウェアの開発を試みることだろう。デジタル化はテレビに「放送」と
は何かを考えさせるきっかけになるかもしれない。
磯和春美「デジタル放送の未来はどこにある?
いよいよ始まる“ブロードバンド”との対決」
毎日新聞 2001/8/17
つまり、ブロードバンドインターネット通信と融合(=シームレス)し、不
特定多数が消え「契約的画一的大量情報配信事業」へと変貌していく途上に
ありこれはまた、事業そのもののダウンサイジング、デフレーションを惹起
する。そして、コンテンツそのものが価値労働となる。
【福島原発禍】
※テレビで放映されない映像だ。迫力が違う。これは“無知が栄えたためし
なし”の格好に日本がなっている。これでは中国の高速列車事故をわらえな
いぞ。
大阪市水道局は28日、太陽光発電パネルの散水冷却システムの開発について、
パナソニック電工と共同で乗り出すと発表した。散水でパネルの表面温度を
下げて発電効率を高め、自然エネルギーの普及につなげるのが狙い。市水道
局は、ヒートアイランド対策として水道水を霧状に散布する装置の普及など
を進めており、太陽光発電パネルの分野でも応用できると判断した。 市水
道局では今年3月、柴島浄水場(東淀川区)に250キロワットの太陽光発電パ
ネルを設置しており、一部をパナソニック電工に提供。8月1日から散水実験
を始め、発電効率に与える影響などを研究していくという。
玄米粉を用いれば、糠に含まれる食物繊維やイノシトールなどの機能性成分
が、容易に摂取できるが、通常の玄米粉を用いた場合は、パンの膨らみが十
分でなかったり、食味が劣るという問題点がある。玄米を12時間以上吸水さ
せた後、気流粉砕することによって、損傷デンプン含量が低く、粒度の細か
い玄米粉ができるが、これに市販の小麦グルテンを20%加えつことで、膨ら
みや食味が良い玄米粉パンを作ることができるという。