極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

アクティブ省エネ→流れをつくれ

2011年07月01日 | 省エネ実践記

 

【アクティブ省エネ 流れをつくれ】

   

ダイワプレネオという商品解説をみてやはり建築もここまできたのだという感慨が迫っ
てきた。こんかいの大震災は良い意味でも、住居機能の拡張の現状をあぶり出した。
地震・津波の大きな応力と共振に対応する剛柔設計、エネルギ×地球環境対応するスマ
ート設計、省エネ設計、それに加え、高齢社会対応のバリアフリー設計、そして居住性
設計という風に続くのだが、この高付加価値化の流れは当面はかわらない。勿論、その
中には低価格化という高付加価値要素も含まれるのだが、省エネ的側面では、


      
 

 

大型パネルの採用で工期短縮と資材削減。建物の基本性能向上による環境対応。高効率
反射板蛍光灯システム「レフボライト」による省エネ照明など。エコプレハブ。その特
徴は(1)外壁材のフェノールフォームで外断熱と内壁材のグラスウールの二重断熱で、
建物の断熱性を向上。従来より断熱性能が1.69倍向上(2)ルーバーで冬季の日差を確
保し、夏季の日差しを効果的に遮り室内環境を快適にする(3)天井材に充填した断熱
材(グラスウール)の厚みを従来の50mmから100mmに増量。天井部分の断熱性を向上。
屋根の折板には焼付け塗装品の遮熱鋼板を採用し、夏場の太陽光からの日射取得を低減
する。Low-Eペアガラスを採用。太陽光からの日射取得を低減し、かつ断熱・保温性に
優れ、夏の冷房効果、冬の暖房効果を向上させている。また、全熱交換換気扇方式を積
極的に盛り込み省エネ効果を高めている。

額面通り受け取ったとしても、つまり、過大評価したとしても大きな数字だ。余りポジ
ティブを言いつのるのもなんだから、1つ問題点を例に挙げると、シックハウス症候群
の原因である、アノン、ピリジンなどの脱揮発性有機溶剤(厚生労働省による濃度指針
値のある物質)が問題となっていて、それへの対策に追われているといった問題がある。

「全熱交換型換気」とは、室温に近づけて確実に供給し、同時に汚れた空気は、熱交換
して屋外に排出するシステム。高気密・高断熱の住まいでは、高性能な換気装置で適切
な換気計画をもとに、十分な換気を行う必要があり、全熱交換型とすることで、冷暖房
の室内空気を熱交換し、エネルギーロスを最小限にして換気を行う。全熱交換器は空気
中の顕熱のみでなく潜熱(水分)も交換する。通常の顕熱のみを交換する熱交換器に対
しエンタルピ(全熱)を交換するので、全熱交換器と呼ばれている。空調設備では、排
熱回収装置の一つとして、省エネルギーに大きく貢献している。


【符号の説明】

11 ケーシング 12 モータ 13 第1の送風機  14 第2の送風機  15 熱交換器 20 外気
吸入口  21 排出口  22 フロントパネル  23  還気口  24  室内給気口  31  取り付け
枠体  32、33 弾性係止具 41 保持枠体 42、43 係止凹所




 






【こんなのあったらいいな LED虫眼鏡】



写真のものは2万円程度買えるのだが、よく考えてみて止めた。理由は簡単だ。携帯電
話にこの機能を付加して、つまり高付加価値すれば良いことに気づく。携帯電話を倍率
操作でスキャンすればすむことだ。その意味ではいまの商品はおそらく、携帯電話によ
りイレージングされる運命にある。そう、『デジタル革命』の第1則のシームレス(融
合)に該当すると。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする