極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

元気丼で暑気払い。

2011年07月11日 | 創作料理

 

 

 7月11日(月)12時38分 産経新聞

日産自動車は11日、太陽光発電と、電気自動車(EV)「リーフ」用のバッテリ
ーを組み合わせたEV充電システムの実証実験を始めたと発表した。実験は、横浜
市の日産本社で実施。本社屋外に設置した太陽電池で発電した電力を、電気室に置
いたEV4台分のリチウムイオン電池に充電する。さらに本社内に7基ある充電器
を通じて、電気自動車へ充電できる。電力が余った場合には、本社内の照明などに
活用する。



「NISSAN LEAF NISMO RC」は日産とニッサン・モータースポーツ・インターナショ
ナル(NISMO)が開発。市販のリーフのモーターやバッテリーを使用しており、最高
速は時速150キロほど。ただ、車体をカーボン製にして軽量化したり、車高を低くし
て車幅を広げるなどして、「EVレースカーとしては最高性能」(開発者)という。
9日と11日には、耐久レース「第79回ルマン24時間」のレース開催前イベントで、
デモンストレーション走行を行う。

 

【豚キムチ元気丼】

体調が悪いというのに、朝早くからお腹が空いている。仕方ないので玉子かけ納豆
ご飯をつくることに。‘
ネバネバ・パウダー革命前夜’と格好つけてこのブログで
も掲載したことがあったが、久しぶりにつくることに。気に入った上蓋つきの陶磁
器製の茶碗をかっていたので写真の様に電子レンジ1分間加熱しそのままかっ込む
ことに、納豆の薄膜層が口いっぱいに広がる独特なねばり感が後を引くが、栄養価
は充分にある。刻みネギをトッピングしているが、大根下ろしとじゃこと酢のトッ
ピングだと爽やかな後味感が楽しめるはずだから今度はそれにチャレンジすること
に。

 Lurou fan(Taiwanese cuisine).jpg



朝の食事が終わると彼女が豚肉があるのでこれをお昼に召し上がれと見せるので、
今日は朝食をとったから明日にでも調理して食べるから冷蔵庫に入れておいてくれ
と返事するが、蒸すクックラーメンも飽きたので、この暑さを払うために豚キムチ
丼をつくろうとネットで早速下調べすることに。

ルーローファンという台湾風豚丼があるが、やはりここから始めなければ意味がな
いと勝手に思い込む。この料理はバラ肉など脂身を多く含んだ豚肉を細切れにし、
台湾醤油、米酒 (米で作られた酒)、砂糖、油葱酥 (揚げた赤ねぎ) で作った甘辛
い煮汁で煮込み、煮汁ごと白米の上に掛けた丼物である。器は丼より小ぶりな茶碗
で供される。日本の牛丼や親子丼のような単品で食べる丼物ではなく、他の料理と
共に食べることが前提の料理だからである。台湾では庶民から親しまれてほとんど
の定食屋、食堂で見ることができる料理である。

Bibimbap mixed.jpg

店や各家庭によっては「秘伝のタレ」などとも呼ばれるタレにつけ込み、長時間煮
込むことで肉から溶け出たゼラチン(コラーゲン)が独特な風味を生み、この風味
が特徴となっている。作っては足して煮込み続け、何年も釜を洗わないことを宣伝
する店もある。また飯の代わりに麺にかけた魯肉麺(ルーローミェン、ローバーミ
ー)もある。魯肉飯に似た料理に肉燥飯(バーソープン)があるが、こちらはラー
ドを含まない部位の肉で作ったそぼろ肉の煮込み「肉燥」を飯にかけた料理である。
この肉燥は担仔麺などさまざまな料理にも乗っている。大豆をひき肉に見立てたベ
ジタリアン向け(素食)の魯肉飯もあるというから面白い。



ところで、豚キムチ丼を夏の定番と決めたのは、ビタミンB1とニンニクとカプサ
イシンの栄養価のバランスが良いと言うことでこれも半ば強引に思い込み明日の準
備に入ったのだが「蒸すクック餃子の完成です。」でも掲載したが豚肉の品質の向
上は近年著しい。調理方法は至って簡単で、(1)材料として、豚肉、白菜キムチ、
ニンニク、玉子、シソかバジル(ルッコラ)、ご飯、(2)下味として、酒、砂糖、
醤油、片栗粉、オリーブオイル(サラダ油)、パルメザンチーズ(3)調理手順は
豚肉に下味を揉み込む→白菜キムチ→電子レンジにラップして1分加熱し目玉焼を
つくる→豚肉にオリーブオイルを加え電子レンジで5分加熱→ご飯を丼にいれ具を
入れ、上に玉子焼きを添える→バジル(シソ、ルッコラ)をトッピングしこのみに
パルメザンチーズを加える。

これで、バジルの緑、キムチの赤、玉子焼きの白と黄身色の‘イタリアン風元気丼
の完成。一見するこれは豚キムチとわからないかも。宇尾白山郷土の名物料理とし
て全国どんぶりサミットの、いや、世界料理サミットに登録してみようか。栄養価
抜群ですよ。

ところで、丼物は、日本食の中ではそれほど古い歴史をもつ食事形式でないらしい。
室町時代の「芳飯」(茶漬けの原型→器に盛った飯に煮物の具を一面にのせたもの。
もとは僧家の料理で、細かく切った野菜や乾物を味付けして飯にのせ、汁をかけた。
法飯(ほうはん))に似た料理。鰻丼は19世紀初めに登場し、深川丼は江戸時代末期
に作られたといわれている。忙しい時に素早く食べるためにも便利な食事なので、
明治初期には牛丼や開化丼、1891年に鶏肉を卵でとじた親子丼が登場した。大正時
代の1913年に(ソース)カツ丼が発表された。現代では、吉野家の牛丼でおなじみの
ジャパニーズ・ファストフードとして親しまれている。


コメント
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