喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「人」だけでいい

2021-10-17 09:34:44 | 新聞記事
今朝の神戸新聞、「日常の社会派」です。
←クリック。
神戸新聞さん、拝借お許しを。
山崎ナオコーラさんのコラムです。
最後にこう書かれています。
《反省した。これからは、「人」という言葉だけで伝達し合おう。》
同感です。なかなか難しいですけどね。
わたしもインタビュー取材することがある。
よく知っている人のこともあれば、紹介を受けてのものもある。
初めて会う人はなるべく先入観なしにお会いしたいもの。
事前の情報はなしで一人の「人」として。その方が、いい取材が出来るような気がする。
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赤毛のアン

2021-10-16 08:09:28 | 本・雑誌
NHKテレビで日曜日の夜遅く「アンという少女」というドラマをやっている。
春に第一シリーズをやっていて面白かった。
今また第二シリーズをやっていて、楽しみに見ている。
見損ねた時のために一応録画予約している。
背景がいい。画面に詩情があっていい。
このほど古本屋さんに頼んでいた原作本『赤毛のアン』を入手し読み始めた。
これまで読んだことがなかった。


カバー絵は風間完。

これがまた面白い。
テレビ映画のキャストがぴったりだと思う。
アンもマリラもマシュウもぴったりだ。
この人たちをモデルにして、そのままを描いているのでは?と思うほど。


「喫茶・輪」は廃業いたしました。但し、「書斎・輪」へのご来訪は歓迎致します。

『コーヒーカップの耳』
 「喫茶・輪」の歴史が詰まっています。
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永瀬清子詩集

2021-10-15 16:29:36 | 
詩集を二冊、西宮図書館からお借りしてきました。


『永瀬清子詩集』(永瀬清子著・思潮社)。1990年刊。


『星座の娘』(永瀬清子自選詩集・目黒書店)昭和21年刊。
滅多に見ることが出来ない本ですが、さすが西宮図書館です。所蔵してました。

気になって探していた、永瀬さんの詩が載ってました。

図書館と、郵便局にも回りましたので汗をかいてしまい、帰って着替えました。
歩数、約5000歩。よく歩きました。
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最初のお客さん

2021-10-15 13:57:07 | 喫茶・輪


「喫茶・輪」の再開を断念して、しかし「書斎への訪問は歓迎します」としました。
すると今日、書斎への最初のお客様が来訪してくださいました。
清水さんです。
『コーヒーカップの耳』の154,155ページに登場する人。
「久しぶり」といって、コーヒーを飲んでくださいました。
もちろん、お代はいただきません。商売ではありませんのでね。
わたしも一緒にカウンター席でいただきました。

今日はこれを持ってきてくださったのです。


南部一郎カボチャです。
山の向こうの畑で作っておられるもの。
毎年いただいていました。
そして、久しぶりに、よもやま話いっぱいして帰って行かれました。
少しの間に、身の上、ちょっと(考えようによっては深刻な)変化があったようでした。
「また来てください。淋しくしてますので」と言ってお見送りしました。
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34年間ありがとうございました。

2021-10-14 13:39:33 | 喫茶・輪


今年の初め、1月7日の当ブログに、
「33年間ありがとうございました」と書きました。
そして、こうも書きました。
《昨年2020年12月31日をもって「喫茶・輪」は廃業することにいたしました。
33年間、ありがとうございました。
ただし、店としての営業は終りますが、何らかの形でこのスペースは残そうと思っております。
コロナが収束すれば、「輪の会」とでも称して、気の合うものが出会っておしゃべりするような場として。
どなたでも入ってきやすいように経費としての会費は頂戴することにして。
また小さなイベント(朗読会など)も開けたらいいなと。
そんなことを今は考えております。》
と。

しかし、状況は変わりました。
残念ながら、このほど再開を断念することにいたしました。
いろいろと事情はありますが、このあたりが退き時と判断した次第です。
どうかご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。
 

34年間ありがとうございました。

ただし、「輪」の中にありますわたしの書斎に御用のある方は歓迎いたします。
ご連絡をくださってからおいで下さい。
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秀れた文学者には落第や中途退学者が多い?

2021-10-14 09:48:45 | 杉山平一先生
杉山平一先生に『現代詩入門』という優れた詩の入門書がある。



以前に読んだが、また読んでいる。
読んで感動する入門書なんて滅多にないものだが、この本は各所に感動する場面がある。
引用文が素晴らしいのだ。これは杉山先生の教養の深さと感性の素晴らしさだろう。
また別に考えどころも面白い。やはり詩人です。
そんな中で。今日読んだところで愉快だった場面。
《秀れた詩人や小説家に、落第とか中途退学というのが大変多い。》
《詩人や文学者には文字の下手な人が多い。事務的なきちんとした字を見ると、芸術家ではないのだなとわかる。へたな歪んだ字の人はみないい詩を書くわけではないが、そんな字を見ると、素質はあるな、と思ったりする。》

わたしとしては、なんともうれしくなるお考えである。
自慢じゃないがわたしは、落第と中途退学の双方を経験している。
字も極めて悪筆だ。
が、わたしは先生に失望を与えてしまったかも。
ところで先生の字である。


そして、わたしの字。


『コーヒーカップの耳』
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入院から一年

2021-10-13 17:13:53 | 健康・病気
心臓のアブレーション手術のために入院したのは、丁度去年の今日、10月13日だった。
その時、入院ノートを書いている。


その最初のページ。
   2020年10月13日(火)晴
   〇 入院 1時半
   〇 一人部屋を希望していたが「埋まってしまって」とナースステーションで言われる。それじゃ第二希望の二人部屋かと思った。
     しかし、「ランク上の部屋を一人部屋の金額で」と言ってもらえてラッキー。
     市長さんクラスが入るような部屋だった。313号室。
     バス・シャワーもある。
     この日記はデスクで書いている。
     応接セットもある。洗面台も広々。
   〇 シャワー浴びて、洗体洗髪。
   〇 看護師さんは〇浦〇子さん。美人。まだ新人だと。この特別室に入ったのは初めてだと。


このあと、退院まで書いているが、退院の日の最後の文。   
     2020年10月19日(月)
     腕の名札、切ってもらう。解放感。「頑張った記念ですね」。


名札を捨てずにもらったということ。ノートに挟んである。
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『ことばスクランブル』

2021-10-13 16:01:37 | 宮崎修二朗翁
昨年からの懸案になっていた冊子をやっと作成しました。
宮崎修二朗先生の『ことばスクランブル』です。





これは、宮崎先生、お若い日を過ごされた千葉県野田から出ている俳句雑誌『軸』に掲載されたもの。
1995年6月号から2005年4月号までの119回にわたる長期連載です。



コピーを取って三冊に分けて冊子にしました。
昨年、千葉からバックナンバーを送って頂いた時に一度読ませていただきましたが、もう一度読んでみようと思います。
先生の若き日の、知らなかったことも書かれています。
それについては昨年、『歴史と神戸』誌に少し書かせて頂きました。
これは本にはなっておりませんので、貴重な一冊、いや三冊になったかなと思います。
お読みになりたい方は「輪」にお申込み下さい。お貸しします。

『コーヒーカップの耳』


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エノキの大木が

2021-10-13 08:34:06 | まち歩き
これは一昨日の写真です。
六湛寺川と東川の間の真ん中道にあるエノキの大木です。



見えますか?
上の方の枝の様子。



大きな枝が何本か枯れてます。
わたしが子どものころにすでに大木でした。
それが今、こんなことになってます。
大丈夫かなあ?
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自分の夢を子どもで果たす。

2021-10-12 10:16:31 | 用海のこと
昨日のプロ野球ドラフト会議で、ロッテに二位指名された池田来翔君ですが、
そのお父さんは用海小学校の卒業記念文集の「将来の夢」の欄に「プロ野球選手」と書いています。
その後、報徳学園の4番バッターとして活躍、大学野球、ノンプロと進み、社会人野球(ノンプロ)では全国優勝を果たしています。
ところが、子どもの頃の夢であったプロ野球へは進めませんでした。
運動神経の塊のような子でしたが。
その夢を昨日、自分の子供で果たしたわけです。
指名の瞬間、飛び上がって喜ぶ姿をテレビで見て、ああ、あの時の子が、と思いました。
幼稚園の卒業式で、涙をポロポロと流した子が、と。
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小林久隆博士と電話でお話

2021-10-11 10:06:38 | がん光免疫療法
小林久隆博士のご母堂(わたしの中学時代の恩師)から電話。
「今、息子が帰国していてうちにいるから」と言って、電話を久隆氏に代わってくださった。
恐れ多く、緊張する思いだったが、気さくに話してくださって、感激した。
「小林久隆博士のがん光免疫療法」



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【 西宮市の文芸誌『表情』販売中 】

2021-10-11 09:42:31 | 文芸

西宮芸術文化協会からの文芸誌『表情』30号が発行されています。
『表情』には短歌、俳句、川柳、詩、エッセイなどが収められています。
わたしも追悼文のほかに詩とエッセイを一篇ずつ書かせて頂いています。
追悼文は、長年「西宮芸文」で活躍されてきた谷田寿郎さんへのものです。
30号を記念して市内の高校生の作品も10篇が掲載されています。
現在、西宮市民会館2階事務所で販売されています。91ページ。500円(税込)。

←クリック。
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栃折久美子さん

2021-10-09 09:29:52 | 宮崎修二朗翁
今朝の新聞に栃折久美子さんの訃報が。


6月にお亡くなりになっている。
この人も宮崎修二朗先生と交流のあった人。
わたしが保管している、宮崎先生宛のハガキにたしかあったと探してみた。
4枚出てきました。



消印は昭和29年から30年にかけてのもの。
久美子さん、まだ二十歳代のころだ。
この際、文面を紹介しましょう。
それぞれ写真をクリックしてください。

  

なんと丁寧なハガキではありませんか。
4枚目には詳しい地図までが書かれていて「是非お立ち寄りください」の本気度が解るというもの。

先生からも栃折さんのことはお聞きしたことはあるが、わたしにそれほどの興味がなかったものだから、『触媒のうた』には取り上げていない。
惜しいことをしたと今になって思う。

さらに栃折さんのことについては、わたしの孫kohにも関連してくる。
11年前のブログに書いてます。「ルリユールおじさん」
こんなこと書いてます。
《NHKドラマ「火の魚」を観た。良かった。
観終わってから、原作、室生犀星と知った。
主役の原田芳雄がいいのは分かる。しかし、わたしの知らなかった女優、尾野真千子(活躍
しておられるのを知らなかった)が見事に上手くて驚いた。そして脚本が抜群だった。
一時間番組とは思えない充実したドラマだった。
「芸術祭大賞ドラマ」というのも納得。

尾野真千子が演じた、折見とち子のモデルは、栃折久美子さんなのだと。この人は、いつも
このブログに登場してもらっている(昨日も)宮崎修二朗さんが昔、お会いになっていると聞い
た。
えらいとこでつながってくる。
また、孫の滉が好きな絵本「ルリユールおじさん」とも関連がある。ルリユールとは製本技術
の一つで、栃折さんがベルギーで習得し日本に紹介定着されたのだ。その栃折さんが装丁
家として筑摩書房におられる時に、宮崎氏は接触があったのだと。》


栃折久美子さん、一度お会いしたい人だった。
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第37回「秋の作品展示会」

2021-10-08 15:31:06 | アート・文化
「西宮市民共済生活協同組合」主催の作品展に行ってきました。
知人の妹尾良昭さんが出展しておられるからです。
その妹尾さんの「石草飾り」。


観覧者の質問に答えておられます。



こんな質問。
「こんな石、高価なんでしょうねえ」
妹尾さん、答えて、
「欲しがる人には高いです」と、とぼけた答え。
わたしは知ってます。
どうせ山や川で拾ってきた石。タダです。
妹尾さんの名誉のために付け加えますが、実は石を乗せる台などの細工物が妹尾さんの手作りで、これが見事なのです。

妹尾さんの作品は特別扱いで、ほかの人とは展示場所が違います。
会場の入り口脇の目立つスペース。
ほかの皆さんの作品は広い展示場の中です。

女性ばかりが群がってきて、妹尾さん、大モテでした。


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第55回「名筆研究会展」

2021-10-08 12:54:36 | アート・文化
昨日、行ってきました。
第55回「名筆研究会展」、於・「兵庫県民アートギャラリー」。
二年ぶりの名筆展でした。
広い会場でゆっくりと楽しめました。
















会場で「火曜日」同人仲間だった工藤恵美子さんに出会いました。
お元気そうでうれしかったです。
彼女の詩「南洋桜」を中西裕泉さんが書にしておられました。



明るくて、いい字ですねえ。

こんなのもありました。



「竜の玉」(井上俊子さん)とあります。
将棋を趣味とするわたしは「ハッ」としました。

そしてこれ。


林篤風さんによる、「栄冠は君に輝く」。

加賀大介作詞ですが、この詞にはドラマがあります。そのこと、以前「KOBEKKOに書きました。クリックして六車明峰さんの書もお楽しみください。

ところで、この書を書かれた林さんは6月にお亡くなりになっています。

お会いすると、いつも笑顔で話しかけてくださった人懐こい人でした。ご冥福をお祈りいたします。

これは、わたしが「神戸っ子」に書くものに「カット書」を付けてくださっている六車明峰さんの書です。



迫力のある字で、勇気づけられます。

そのほか、いっぱいいい字が並んでいました。
10月10日までです。

『コーヒーカップの耳』
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