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STP おやじ

スピード スリル パワーをテーマに生きて来たが時間が過ぎてもただのおっさんの生活を送っている。ぼやきかな?

飛行機の墓場

2019-02-15 11:57:57 | 模型飛行機
暇つぶしに 作品を並べる。ここは砂漠のAircraft Boneyard

機の状態が良ければスミソニアンに展示なのだが・・・行き先がここになった。

もうひとつ
東南アジア ジャングルで不時着した一式戦が発見された。

正月の雑煮 薬味の三つ葉 その生き残りの鉢植えと紙の飛行機  
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スピットファイア

2019-02-14 18:51:16 | 模型飛行機
小生の大好きな飛行機は スピットファイア。 それは中学生の時に買った本から始まる。
最初の型から最終型まで各型の写真と解説が記載されている本だ。WWⅡ戦勝国の航空機は破壊されることなく 戦後も運用されたが 特にスピットファイアはアップグレードが繰り返されて長く運用されたことが書いてあった。
この本もコルセアの本同様 物置から発掘されていないが 何処かにあるはずだ。
他にもスピットファイア記事の書籍は数々所有しているが 三面図の記載が無いので またまたネット検索で三面図を利用させていただき ペーパークラフト作成開始。

最後の型 シー・スピットファイアFR47を作るぞ。 

偵察機は速度重視なので、高速の出る艦上戦闘機に撮影カメラ搭載の改修で戦闘偵察型機(FR)が造られた。
大馬力エンジンに二重反転ペラ搭載、翼端カット整形された主翼。面積拡大された尾翼。そして水滴形風防に改修と、まるでエアレーサーチューンのように進化した最終型スピットファイア。うーむ カッコイイ

イギリスは
戦後いち早くジェット機飛ばした国、
エンジンメーカーのロールスロイスの国、
垂直離着陸のハリアーを実用化した国、
イギリスは航空機先進国だな。
スピットファイアは楕円翼で曲線だらけの機体 図面も書き辛いし、部品も造り辛い、生産性悪いぞ。
しかし空力よくて速い そっちを取ったのだ。
アメリカの技術者も日本の技術者もそこまで楕円翼に拘らなくても 「同性能の翼は作れる」 と言ったとか言わないとか。

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写真を見て思い出す。

2019-02-12 18:17:33 | 模型飛行機
シアトルの航空博物館(The Museum of Flight)に行ったときの写真を探してみたら 見つかったので話のネタに、

SR71と思って近づいたらM21実験機だった。その機の上にはD21無人偵察機が載っている。当時は この機体が造られた目的は知らなかったし、存在すら知らなかった。

有人機で敵上空の偵察飛行は高速であってもハイリスク、ならば無人機でプログラム飛行し写真撮影出来ないかと、研究が始まった。
結局超音速での子機切り離しで事故が起き、死亡事故に繋がったのでM21での研究は中止された。残された機がこれ。

航空博物館には大好きなコルセアも展示して有ったので近くで見てきたが デカイのなんの

初めてゼロ戦やムスタングの実機を見たときも想像より大きかったが、コルセアはもっと大きい。

話の時と場所が変わり、
ゼロ戦、ムスタングが龍ヶ崎飛行場に来たときの写真。
各機の離陸滑走距離と巡航速度の違いが目に付いた。ゼロ戦はフワッと飛んで遅い。

着陸後、駐機場でセスナやFA200と並ぶとゼロ戦もムスタングも それらより二周りも大きかった。
えっこんなに大きいの!だった。写真よりも実物を見るに限る。
他に成田にも所沢にも展示機を見に行ったが写真はない。思い出せない。
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マッハ3の世界

2019-02-11 22:09:38 | 模型飛行機
人類はマッハ2を手に入れたが マッハ3は手ごわかった。音速の壁につづき熱の壁が現れたからだ。

小生がシアトルの航空博物館を訪問したときのこと。
SR71が目に入る? 説明書きにはM21マザーグース??なに?別の機種! SR71と同系の実験機だった。
機体の下面を見上げる、黒っぽく焼けたチタンの外販に虹色の燃料漏れのあと。常温では燃料が漏れ、高速飛行で機体が暖まったら燃料漏れが止まる の噂、信じてなかったが ホントのこと??

燃料もれの跡があるから本当か・・。
でも燃料が漏れる機体は飛んではダメだろう。噂は眉唾と当時は思っていた。

たとえ高空で空気が薄くてもマッハ2.5で飛べば大気の断熱圧縮の発熱で機体は加熱される。200℃を超えればジュラルミンは柔らかくなり危険。
マッハ3で飛びつづけるにはチタン(耐熱合金)で造られた機体が必要になる。
それでも問題が・・・金属の熱膨張だ。 機体外販が250℃の温度に成ると機体が熱膨張する。温度分布により変形するのだ。
そこで当時の技術者は考えた。熱膨張した状態を想定し設計しよう。
地上で燃料漏れするなら、暖まってから空中給油で燃料入れよう漏れないはずだ。
機体が高温になり危ないなら、引火点の高い燃料使おう。と対策した。
でもね、目的とする偵察飛行が 偵察衛星で出来るようになると、SR71は暇を出されたのだ。



 
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三菱エンピツ

2019-02-10 16:59:19 | 模型飛行機
最高気温が氷点下の日々がつづいている。
朝7時半 ちょっと屋外へ

測ってみるも ゆっくり表示温度下がっていく、待ちきれない やめた。マイナス9℃位ありそうだが屋外に居られない。

寒い日は家の中で遊ぼう、マルヨンを作ろう。

F-104 マッハ2クラスの実用機だ。
マッハ1超えの実用機はF-100スーパーセーバーだが音速超え機のイメージは・・・


F-104はエジソンの起こした会社 GE社のJ79エンジン搭載、 それのバージョンアップしたJ79エンジンがF-4にも使われている。名エンジン搭載だ。

小学生の時、千歳基地からと思われるスクランブル発進のF-104が轟音立てて飛んでいる姿を見た、白い雲を引きながら 速い、速すぎる、目がビックリマークになった覚えがある。

初期のF-104の射出座席は機体の下側に飛び出していた、高く延びた尾翼類にパイロットがぶつからない為にだ、しかし 低高度での脱出ができないので、機体上方に変更された。今ではそれが普通だ。

マッハ2を実現するためにエアインテークにショックコーンを付けた。(ショックコーンは当時軍事機密だった)

主翼の前縁が尖っていて、鉛筆削りが出来るとか 危ないから保護カバーをつけているとか、
色々話題豊富な機である。

航空自衛隊の機は三菱でライセンス生産された。三菱エンピツと呼ぶとか 呼ばないとか。
 


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X-1E

2019-02-09 18:48:50 | 模型飛行機
音速を超えたら、マッハ2や3に挑戦したくなるものだ、
そんな訳で X-1の二号機を改修、翼幅つめて、キャノピー変えて視界よく、乗降良くして、射出座席つけて脱出OK!安全性あげて、X-1E完成。

マッハ2は行けたが3は 出来ずに展示機になった。
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X-1

2019-02-08 12:56:35 | 模型飛行機
プロペラ機で最高速を狙ってもプロペラ先端が音速になり限界が来る。
音速を超えた飛行は未知だった。ただ、急降下飛行などで、音速の壁があることは知っていた。

音速を超える飛行実験機を作ろう。

なんだかんだあって、X-1はB29に搭載された状態で離陸と上昇、目的高度で切り離し、ロケットエンジンで加速、上昇・水平飛行。まるで桜花のような飛行形態。(たぶん参考にしただろう)
人類初の音速超え水平飛行を実験し、燃料を使い切ったら 帰還 着陸。

X-1にはXLR11ロケットエンジンが一つ搭載されている。そのエンジンの4個の燃焼室(噴出ノズル)の燃焼オンオフで四段階の出力調節をする。たいへんアバウトな出力調節だが、点火後消せない固体ロケットエンジン搭載よりは ましだろう。
昔、大阪弁天町の交通科学博物館に展示の当該エンジンを見学したのを思い出す。X-1の実物エンジン、なぜここに在るのか?が不思議だった。このエンジンのメカニズムは何だろう?高圧タンクの窒素ガスでブースターポンプを回して推進剤を噴出するのかな?解らない。 推進剤タンクを加圧し、燃焼室に噴出し電気点火、燃焼させているようだ。
当時当該エンジンの隣に展示されていたターボポンプは何だったのだろう。

XLR11の推進剤はエタノールと液体酸素 排気ノズルからは水蒸気と二酸化炭素が噴出する仕組み。さほど推力は高くない。劇薬のヒドラジンを推進剤にするよりも安全性を優先させた選択と予想する。

X-1は推進剤を使い切って軽くなっても着陸は難しかったと思う。
X-1Aからはキャノピーが変更になり視界が良くなり射出座席も適用されたことから想像する。
 

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P51

2019-02-06 15:37:43 | 模型飛行機
ペーパークラフトで、キ78研三や彩雲とか速い飛行機を作ろうと考えてたのに 三面図を書き始めて挫折、資料本なしではムリ。
結局、資料本を持っているP51Bを作り始めた。
手抜き作業で、ネットで見つけた三面図をプリントアウトして、それを見ながら最低限必要な桁・リブ・フレームを作り、プリントアウトした三面図の外板を余肉少々つけて切り出し 構造部材に貼り付ける・・・・・

作っているうちに 
なぜか、エンジンがグリフォンに換装され、
二重反転プロペラが付き、
主翼端カット 垂直尾翼延長 
キャノピーが低くなり・・・ P51XR #38ブレシャスメタル が出来上がってしまった。
あれっ プレシャスメタルはP51Dがベースだったな・・・ちょっと違うな。  
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三式戦

2019-02-03 12:31:27 | 模型飛行機
飛燕の資料本は持って無いので ネット検索で三面図を手に入れ、製作開始。

液冷却エンジンのカウルは複雑な曲面が多く、翼胴結合部以上に難しい。五式戦の方が作りやすいだろう。
小生、飛燕には特に思い入れがない。主桁の作りが珍しかった記憶がぼんやり・・・・?


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P38 ライトニング

2019-02-02 15:43:37 | 模型飛行機
昔々 なんでこんな形の飛行機が作られたか疑問に思った。
気になって当時調べた(資料本を購入)したのだが 今は、手元に無く、不確かな記憶で語ろう・・・

敵爆撃機を迎え撃つ 高速な双発戦闘機を作ろう。がスタート?
エンジンには最新のメカ、ターボチャージャーを使うぞ。

普通の双発機は主翼の真ん中に胴体とコックピット 胴体の後ろに水平・垂直尾翼、主翼左右にエンジン各一個の構成。
P38も当初はこのコンセプトで考えられていたが、

エンジンナセルにエンジンとラジエターに主脚、ターボチャージャーと盛りだくさんの装備を詰め込むと エンジンナセルが長大になる。(当時はターボチャージャーが出始めの頃で、理由は忘れたが機体後方部にタービンが設置されていた、発火防止か発煙防止だったような・・・とにかくキャノピーより後ろだ)

追記、大排気量エンジンには大きな排気タービンが必要、耐熱合金は鉄系で重い、インタークーラーも必要、それで機種の重量増を避けるため、重心近くに、またはその後方に設置したらしい。
 
主翼の真ん中に胴体、主翼の左右に長大なエンジンナセル 胴体が三本みたいで空気抵抗がやたら大きい飛行機になった。これではダメダ

そんな訳で、空気抵抗を小さくして 高速化するには・・・・!
いっそのこと エンジンナセルを伸ばして後胴にして尾翼をつけて 胴体の後胴は無くしてしまおう。

双胴の悪魔といわれた 高速機が出来上がった。

変な格好からくる 欠点も有る。水平尾翼が二本の後胴間を渡っているため、水平尾翼が振動する。これは操縦性に影響していた。(後に対策がされたような・・・)

左右のエンジンの回転方向を変えて プロペラトルクを打ち消す工夫や、前胴に集中して機銃が搭載されているので、照準が付け易いとか 話題豊富な名機だ。

本ペーパークラフト機は 1/72位の大きさで作った。

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