夜回り



夜は気温が下がってきたので散歩する。昼間は暑かった。初夏突入確定。

毎度の田んぼ道を歩く。カエルが元気よく鳴いている。
ウチの方はほとんどの田んぼが田植えを終えている。よって,どの田んぼも水が張られており,気温が更に下がる。
歩いていてとても気持ちがいい。

父親に昔の話を聞くと,今のように用水が整備されていなかったので,夜回りをしていたとのこと。
田んぼに水を引くためには,水路にある堰を止めなければならない。しかし,この時期はどこでも水が欲しいので,上の方の堰を止められてしまうと,下流側には水が来ない。
よって,夜,上流の堰を開けに行ったようだ。
しかし,そうなると上流側の田んぼに水が入らないので,そちらの持ち主がやはり止めに行く。
これを繰り返していたとのこと。

夜,田んぼ周りをウロウロしていると,「あいつ,水を引きに来やがったな」となり,かなり警戒されたようだ。

今は水の取り合いはなくなったので,安心して歩ける。いきなり追い掛け回されたら,かなりヤダなー
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