老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

猫始動

2007-11-27 23:57:38 | 結婚編
上海から帰った猫は、まず職場に報告。仕事始めの1月4日いきなり「結婚するので、6月で辞めます」たぶん上司も、同僚もびっくりしたことでしょう。こいつ、もう結婚しないんじゃないか、そう思われていたに違いない。
さて職場にも報告したし、後は結婚に必要な書類揃えたり、引っ越すために不用品処分したり、6ヶ月かけてゆっくりやろう。あっ、親猫の件が片付いてない。あれから電話すらない。どうしようかな~いいや、ほっとけ。

猫は猫の人生をいきるんだぁ!!

う~ん、でもやっぱり納得できない。猫親は老鼠のこと何もわかってない。でも、老鼠は簡単に日本には来れないし、親猫も中国に行く気はない。どうやって老鼠のことを親猫に認めさせるか・・・・・う~ん・・・う~ん・・・・

もう、すぐに結婚しちゃって、配偶者ビザで老鼠を日本に呼び寄せよう!
いきなりお正月に決めた計画を変更。そうよね、猫が上海に行ってしまうと、老鼠が日本に来るチャンスはなくなってしまう。日本人と結婚するのだから、老鼠にも日本の生活を経験してもらって、日本と日本人を知ってもらおう。そして親猫に老鼠を紹介しよう。この話を老鼠にすると、老鼠もOK。

今からすぐ結婚準備して、結婚しても、在留資格やらビザやら揃えるには6ヶ月はかかるだろう。あっ、やばい!職場に「6月で辞める」って言っちゃった。手続きが順調に行って老鼠が6月ごろ日本に来ることが出来ても、私に職がなければ2人は生活できない・・・・「あのぅ、辞めるの来年の4月まで延期していいですか?」
さぁ、忙しくなりそうだ。

親老鼠

2007-11-27 14:32:40 | 結婚編
この上海旅行中、猫は初めて老鼠父に電話でご挨拶しました。猫は緊張しすぎて自分でも何を言ったのか、さっぱり覚えていません。たぶん自己紹介して「請多多(よろしくお願いします)」くらいしか話せなかったと思う。老鼠父の言うことも、早すぎて半分くらいしか聞き取れなかったけど、とても明るくて優しそうな感じ。
「これも何かの縁だから」
そう言って歓迎してくれているのがわかって、猫は安心しました。老鼠はいつも、親老鼠はいつも老鼠の意見を尊重してくれると言っていたけど、本当にそうらしい。猫はちょっぴりうらやましい。親猫はどうだろう?何かにつけて反対されまくってきた気がする。それでも猫は自分の道を突っ走って、気がついたら結構たくましくなっていました。これは親猫の作戦かなぁ?
とにかく老鼠のお父さんと話して、猫の結婚に対する決意はゆるぎないものになりました。前進あるのみ!

起名

2007-11-27 14:02:19 | 結婚編
2005年の始まりは、猫と老鼠の2人で歩む人生の始まり。このとき老鼠の描く未来予想図には、すでに子猫と子鼠がいました。しかもすでに名前まで考えているとのこと。中国には「小名」と言って幼名を付ける習慣があるらしい。老鼠の家族も老鼠のことをこの小名で呼んでいます。老鼠が考えていたのはこの「小名」らしい。
老鼠が勝手に考えたその小名とは・・・・
女の子だったら 百合
なかなか良いんじゃない「百年好合」って言うし、日本でもぜんぜんおかしくない。
男のだったら  岩石
はっ?岩石って・・・・・なんで???老鼠は大真面目でこう答えるのです。老鼠の苗字の中国語の発音「YAN」と、猫の苗字中国語の発音「SHI」を組み合わせて「岩石(yan shi)」。強そうでいい名前でしょと。ちなみに老鼠の名前は「岩」ではないし、猫の名前「石」ではありません。あくまで発音を組み合わせただけ。
はい、もちろん却下です。それにしても「岩石」って中国ではありな名前なんでしょうか?とにかく今後子猫・小鼠が出来ても、絶対老鼠に勝手に起名(名づけ)はさせてなるものかと思いました。

猫、上海へ

2007-11-27 12:05:20 | 恋愛編
猫と親猫は冷戦状態のまま、2004年12月30日、猫はまた上海へ。上海へ着いたのは夕方。その日上海は何年ぶりかの雪で、雪になれない上海ドライバーの起こす交通事故で、道は何処も大渋滞。空港から市内まで普段の2倍時間がかかりました。ホテルに着いた猫はすぐに老鼠にTel「今着いたよ~」。老鼠はこの日仕事を休んで、朝からずっと待ちぼうけ、すぐにホテルにやってきました。
毎日チャット&メールはしてたけど、実際会うのは2回目、お互いちょっと緊張。でも本当にちょっと・・・あっという間に何年も付き合ってるかのような感じなりました
猫が上海に行ったのは恒例のお正月旅行と、結婚について老鼠と具体的な相談をするため。

このとき猫と老鼠が決めたことは
1.猫が2005年6月いっぱいで(夏のボーナスもらって)仕事をやめて、上海に引っ越す。
2.上海で猫は中国語の学校に入学する。老鼠も日本語学校に入学して、お互い1年間みっちり勉強する。(一緒に通える学校も探しました)
3.学校に通いながら結婚準備&結婚
と、まぁこんな感じ。でもこれはその後がらりと変更することになるんですけど。

あと、老鼠がいつも行っているネットカフェに連れて行ってもらって、2人で国際結婚の手続きについて調べたりして、こうやって猫と老鼠の結婚準備はスタートしたのです。

親猫Ⅲ

2007-11-27 00:09:57 | 恋愛編
しばらくしてまた、少し落ち着いた猫父から電話がありました。猫父は猫母と違って、猫を本当に心配してくれてるのがわかります。だから老鼠のこと、これからのこと、色々聞いてきました。

でもやっぱり・・・
猫父「本当に大丈夫か~?お父さん心配やが・・・」
猫 「じゃあ、老鼠にあってどんな人か、自分で確かめれば良いよ。パスポートさえ取ってくれたら、猫が中国に連れて行くよ」
猫父「パスポートいうたってぇ・・・・」
猫 「簡単よ、取ってよパスポート」
猫父「そんな・・・・・・・・・・・・・・・」
猫 「もうっ、お父さん!しっかりしてよ!」

猫は猫父が大好き。とても温厚で、いつもニコニコしている。周りが「猫が結婚する時大変だぞ~。猫父お泣きするぞ」といつも言うくらい、傍から見てもわかるほど猫をかわいがってくれた。
そんな優しい猫父に対して「しっかりしてよ」なんてきついことを言ってしまったけど、猫はこのとき猫父が猫母を諭してくれれば、と期待していました。そういう意味も含めた「しっかりしてよ」だったのです。
ごめんねお父さん、娘と妻との板ばさみにしてしまって・・・・
でも猫は、老鼠を選んだことに対して「ごめんね」を言うつもりはないから。