荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

私立恵比寿中学イベント

2012-05-04 23:45:17 | ライブ
場所はラフォーレ原宿6階のラフォーレミュージアム。
新曲発売イベント。エビ中はこのCDでメジャーデビューらしい。ヒャダインが好きなんで2年前から知ってはいたし、ももくろちゃんの後輩格ということも知っていたが、まさかイベントにいくとは。

実は今日のイベントは俺の自発的なものではなく友人に進められたもので、CD予約をしてもらって俺はよく要領がわからぬままとりあえず現地に向かう。



休日の原宿なんて、よーーーーーーーーく思い出したら1984年1月3日以来だ。

平日でもあれだけの人ごみなのに休日、しかもGWだ。ひどい。
竹下通りは日本軍を苦しめたベトナムのジャングルを進軍するようで時速500mだ。

ところが一本裏道に入ると、これがいい風情なんだなぁ。

やっぱり原宿に住みたい!。


さて、ラフォーレにつくと6階に階段を使ってちんたら上がっていく。
さすがに約30年前だから建物の中身なんて覚えてないが、ハンズみたいに0.5階方式をとっているんだね。

だから今、何階にいるのかがわからなくなる中で、こじゃれた女の子やカップルが急に減る???。
まるで暖流から寒流へ潮の流れがかわったように、アツクルしい人たちが姿をみせる。

「あ、6階だ」

すぐにわかった。それにしてもアツクルしい。彼らもラフォーレなんて30年ぶり?いやはじめて?。
まぁいい。とりあえずどういうふうに並ぶのかわからんもんだから、係の人に「整理番号って何?」と聞くと、近くにいたヲタがとってもやさしく「地下にあるCD屋でCDを受け取るときに整理番号券をもらえるよ」と教えてくれた。

俺のような冷やかし半分ヲタにもやさしく教えていただける素晴らしいヲタの鏡のような人だ。


地下に降りるとCD屋の前には行列ができていて、その列はビルの外にまでつながっている。仕方なく列の最後尾に並ぶが、外は日差しが強い。おまけにアツクルしい人たちが多い。とても不快指数があがる。

おまけに列がいっこうに進まない。12時半開場、13時開演は絶対に無理だ。とーーーってもしきりが悪い。しかし、こういうのを楽しまないとつまらない。並んでいる人たちはやはり男子が多いが高校生からヲサーンまで年齢幅は広い。女の子もそれなりに多い。ももくろちゃんファンに似てる感じはした。

余談になるが、ここのCD屋はビジュアル系ロックバンド専門店だった。
暇なときに来てみよう。


なんとかCDを受け取り、会場に入ったのが13時20分すぎだったか。そして開演が13時40分くらい。
新曲発売イベントのためのおまけで歌う、というものではなくかなり本格的なライブだった。アンコールまでついてくるおまけつきで全部で8曲も歌ってくれた。

終わった後はメンバー全員と握手会。
といっても会話する中身なんぞないんで、さっさと握手を終わらせて職場へ。
俺は実はこっそり関係者ゾーンでメンバーの知り合い?なんかが集められているところに紛れ込んで、そこから会場全体をじっくり観察していた。ライブの雰囲気だが、ももくろちゃんに似た感じで、はしゃぐ奴ははしゃぐが周りに迷惑をかけているとは思えず、いい雰囲気だったと思う。

会場の端ではハゲ、チビ、メガネ、メタボ、大きなバッグ、ヲサーンと360°どこからみても立派なヲタがいた。まるで日本アイドルシーンを全て知ってるんだぞといわんがばかりで、ステージのパフォーマンスを観ながらタブレットに何かを入力していた(この人はCDを引き換えるときに近くに並んでいたし関係者では絶対にない)。
こういうアイドルヲタってみてるだけでなんかほっこりしちゃうんだなぁ。


ということでもう少しだけエビ中は興味をもってみるか。7月1日の日本青年館のライブにはチケットがとれたらいってみるつもり。





追記:なにやらAKBのライブでメンバーがファンにステージから苦言を呈すほどマナーの悪い客がいたらしい。AKBのライブに行くことはないし、これを聞いてますます復活する見込みも少なくなったので、言いたいことはあるが、やめておく。ライブだったらももくろちゃんの方が全然いい。

時間

2012-05-04 01:44:12 | 日記
乃木坂の握手会に向けてホームページをみていたら、メンバー紹介のところでメンバーがジェットコースターに乗って叫んでいる映像がたくさんあった。

別にその映像が面白かったわけではない。

映像の下には3分53秒の文字が。

ジェットコースターが発進してからゆっくりと坂を上っていく。この時間があまりにも長い1分半くらいだ。

ということはスリルを味わうのは正味2分くらいだ。

ジェットコースターは大好きだが、たった2分程度だったとは・・・。

でも、そういえば俺が二輪ジムカーナ競技をやっていたとき、1レースわずか2分くらいだった。でもすごく走っている時は長く感じた。

ドラムを練習している時は1曲を演奏するのに4分から5分という感じだが、あまり長く感じることはない。

確かアウグスティヌスだったか?、「そのとき長く感じられる時間はあとになって記憶に残らず、そのとき短く感じられる時間は後になって記憶に残る」だったと思う。子どもの時は確かにそうだった。退屈な授業を受けていた時間はあとになって残らず、時間があっという間に過ぎ去っていく楽しい時間は後に残る。ところが大人になってからはよくわからん。あまりにも毎日の時間の流れが速いわりにはそんなに記憶に残るような楽しい時間でもないし、ひとついえることは大人になると退屈な時間がなくなると俺は感じている。

イライラする性格の俺は「待たされる」ということが昔から嫌だった。ところが今では「3時間遅れます!」などと連絡があったら「じゃあ、のんびり散歩でもするか」といった感じで3時間くらいだったら待たされても苦ではない。まぁ、それだけやらなければならないことが多いからだが。

残された時間は9億秒もないだろう。この前10億秒を切ったと思ったらもう1億秒も減っている。
せめて平均寿命くらいは生きてみたい。