荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

ミュージックビデオっていいね

2012-05-19 01:04:32 | AKB楽曲
「アイシテラブル!」のミュージックビデオを観た。

とーーーーーーーってもいい。ミュージックビデオを観る人の気持ちが少しわかった気がする。

曲のスピード感にあわせてコロコロとメンバーの画像がかわっていくところ、そしてSKE48の売りのダンスショットが多めなのが嬉しい。れな、じゅりなが思ったよりも少なめで、く~みんがたくさん映っていたように思えたのは気のせいだろうか?。


そういえば俺がミュージックビデオをみたのは「ポニーテールとシュシュ」「ごめんね、summer」くらいしかない。
なにやらAKB48のミュージックビデオが30分とか超大作になって物語チックになっていくことを知って、観る気も失せていたのだが、SKE48は純粋にミュージックビデオでいいねぇ。CDを全部処分しようと思っていたのだが、ミュージックビデオがあるものは1枚は残しておこうと思う。



楽曲感想(「シンクロときめき」)

2012-05-19 00:29:14 | AKB楽曲
渡辺麻友のシングルの感想を書いてなかった。

なんでソニーから出すのかなぁ。iTunesで手に入れられんじゃないか。

表題曲の「シンクロときめき」
好きだね、こういう王道アイドルソングは。ただ今までに渡辺のソロ曲は何曲も聴いているし、ボーカルに目新しさを感じない。評価が厳しくなった今年ではBがせいいっぱい。ただ渡辺の方向性としてこの「80年代リバイバル」路線は俺には嬉しい。作曲、編曲ともに岡村郁二郎。知らないなぁ。

「三つ編みの君へ」
イントロでだいたいの曲の評価を決める俺にとって、この曲も気持ちよく聴くことができた。俺には80年代を通り越して70年代のフォークソング的メロディーがいろいろ詰まっているように感じた。ここ俺の音楽のルーツにもつながるところなので評価も高い。B。作曲:伊藤心太郎、編曲:生田というだけで十分満足だ。

「ラベンダーのジュータン」
はじめて聴いたとき、ゆずの「いちご」という曲のパクリ?って思ってしまうほどだった。Sungho、編曲:田中直。いずれもAKBではニューカマーのはず。新鮮さはあるんだが、面白みは感じない。D。

「マユユロイド」
曲調がセクションごとにころころと変わる。作曲は古城康行、編曲は生田。アメリカンポップスを基調としているが途中から80年代ニューミュージック的な雰囲気へ。聴いていると癖になってくる。気分によってBにもなったりCにもなったりという感じ。今までのAKBには感じない新鮮さでB。

「サバの缶詰」
はい、D。
歌い方がダメだ。受けつけない。というより、いったいどういうバックグラウンドがあってこんな歌を歌っているんだ?。ちなみにボーカルと歌詞がちがえば意外と好きになるかもしれないとも思った。

「新宿優等生」
作曲:宮島律子、編曲:野中。なんか70年代後半の歌謡曲だね、曲の雰囲気は。おまけに感想のところでまゆゆの台詞が・・・。この部分を聴いていると「109」を思い出した。まだ「109」のほうが好きだったな。本当に宮島の曲は相性が悪いというべきか。D。


A 5点×0=0点
B 2点×3=6点
C 0点×0=ー点
D -4点×3=-12点
計-6点。

合計点数は低いが、たった6曲とはいえ曲調を全て変えていて、アルバムを聴いている感じだった。そこは評価している。



楽曲感想(「ナギイチ」)

2012-05-19 00:23:26 | AKB楽曲
乃木坂は長くなる。NMB48からだ。
今年の2枚目のシングルは「夏」を意識したナンバーの「ナギイチ」

「ナギイチ」
作曲:すみだしんや、編曲:生田真心。「フライングゲット」のコンビなわけね。悔しいのは編曲が生田だと言うことがわからなかったこと。やはりハイエンドイヤホンで音の細部まで聴くことができる環境じゃないとな(言い訳)。
好きな曲だけど評価はB。その理由はふたつある。ひとつめはNMB48のユニゾンボーカルは声に個性が感じられない。これは長短どちらもあると思う。どんな曲でもそれなりに合ってしまう。ノリのいい曲からしっとりとしたバラードまで全部が心地よく聴けるのだが、印象に強く残らないところだ。本来ならばそれを補う「推し補正」なるものがかかるのだろうが、残念なことにメンバーについては名前だけしか知らないし、テレビを含め声を聞いたことが一度もない(と思う)のだから仕方ない。
次に、あまりにも今までに聴いた曲に似すぎていることだ。「パレオはエメラルド」とイントロの雰囲気がかぶっている。バスドラ4分打ちなら「負け惜しみコングラチュレーション」や「少女たちよ」の方が「卒業」「前人未到」といった曲のバックボーンに似合っていた。「チャンスの順番」のほうがキラキラした勢いを感じられた。
昨年の俺なら間違いなくAをつけていたし、Aにあがる可能性はあるが今の段階ではやはりBと言わざるを得ない。

「最後のカタルシス」
作曲、編曲:伊藤心太郎。最初、聴いた時チームドラゴンの「心の羽」に似てたんで横健介かな?と思ったんだが、違ってた。マイナーからサビでメジャーにかわっていくきれいなメロディーだが、何かが物足りない。Cだな。ボーカルの質がAKBのアンダーガールズ的なところが気になった。


「僕がもう少し大胆なら」
作曲、編曲:板垣祐介。板垣なので期待していたが、ちょっぴり期待はずれ。「初恋は実らない」を上回る曲は出てこないか・・・。Bメロで雰囲気をかえてサビへもっていくがサビのパンチが不足しているところが期待はずれの最大の理由だ。C。昨年だったらBだっただろうな。


「わるきー」
作曲:小川コータ、編曲:野中。この曲はサイコーだな。まず、みるき~の声質だ。NMB48の曲に「待ってました、新学期」というデビューシングルのカップリングの曲があるが、その出だしのボーカルの声の持ち主がとても気になっていたが、たぶん、それがみるき~だったんだな。
俺は昔から松本伊代、河合奈保子と鼻にかかった女性ボーカルが好きだったが、みるき~の声はそのはるか上を行っている。歌も楽器と同じ。うまく演奏できる(歌える)だけならごまんといる。やはり、そこに個性がなければつまらない。
作曲、編曲とも全く申し分なし。小川コータ(ハイキック)の楽曲はたった7曲しかないが「遠距離ポスター」「seventeen」「走り隊GOGOGO」「コスモスの記憶」「未来の恋人」「呼び捨てファンタジー」「わるきー」、俺の評価ではAが3曲Bが4曲と全くハズレがない。弁理士の仕事もしながら作曲家の仕事、さらには鎌倉の地域おこしの運動と、多彩で素晴らしい才能には嫉妬をすることさえ感じない。
といっても評価はBなのだが。

余談になるが「AKB PORTAL」という便利なサイトがあって「AKB48」のほとんどの楽曲が(SDN、乃木坂はなし)掲載されていて作曲、編曲がすぐに調べられる。ところが、誤りもそれなりにあって(人間がやっているんだから仕方がない)、この曲の編曲は小川コータとなっているが、それは誤り。CDの歌詞カードにはちゃんと野中とかいてあるんだがなぁ。


「理不尽ボール」
作曲:つじたかひろ、編曲:野中。このコンビはNot yetの「僕たちのオフショア」じゃないか!。悪いが予想させてくれたら絶対に当てられたんだけど・・・。前にも、つじたかひろには注目していると書いたことがあるが、これからも期待している。
たぶん田中博信が歌唱指導をしているのだろうが、1番のBメロの最後で「おきるぅぅぅぅ」というところの歌わせ方が好きなんだよなぁ。ちなみに2番ではそういう歌い方をしていない。
気になったところが歌詞が耳についてしまうところだ。肝心なところで「革命の炎」だの「説明してもらおうか」と年頃の女の子が言いそうにもない台詞が耳につくもんだから気になってしょうがない。最初は題名からしても断片的に聴こえてくる歌詞からもSKE48チームK2の「ウイニングボール」じゃないが、阪神タイガースのテーマソングとして使ってもらおうという狙いも秘めた野球の歌かと思っていた。だが、そうではなさそうだ。CDは買ってないので(iTunesでもインストゥルメンタルが手に入るから)、歌詞カードはないが俺には珍しく歌から歌詞を聞き取ると、なにやらこれはみるき~がAKBへ移籍することへメンバーが感じたことを力に変えよというようなもんだなと思った。
せっかく、いい曲なのにこういう内輪ネタはなんかがっかりなんだなぁ。つまり、なんというか、これはNMB版「転がる石になれ」ということなんだろう。NMB48のメンバーとかに感情移入しているファンにとってみればいいのだろうが、そういうことに興味を持たないものとしてはどうでもいい。でも大好きなことにかわりはない。A。


「初恋の行方」
作曲:平隆介、編曲:野中。
2番でみるき~の声!。なんか、やみつきになりそう。
こちらのほうが純粋に野球の歌なんだな。作曲はまたしても平隆介。不思議だ。「捕食者たちよ」だけが突出している。その他の曲は断然好きなものばかりなのに。ただ「NEW SHIP」「負け惜しみコングラチュレーション」には劣るな。B。
ちなみに、編曲が野中だとは思わなかった。すごく抑え気味(悪い意味ではなく)で野中らしさがあまり感じられなかった。

A 5点×1=5点
B 2点×3=6点
C 0点×2=0点
D -4点×0=0点
計11点

今の時点ではこの「ナギイチ」が今年の「AKB48」のシングルの中では高得点。評価が辛くなっている中でこの得点は高い。