富士御室浅間神社(ふじおむろせんげんじんじゃ)は、河口湖町にある神社で、全国にある浅間神社
の一社です。「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部とし、世界文化遺産に登録され
ています。
文武天皇3年(699)に藤原義忠によって創建されたと伝えられます。社名の「御室」は、かつて祭礼
を石柱をめぐらせた中で執り行っていたことによるそうです。天徳2年には、村上天皇により、氏子の祭
祀の利便のため、河口湖の南岸に里宮が創建されました。中世には修験道、近世には富士講と結び
ついて発展しました。現在の社殿は明治22年に再建されたものです。(写真Mr麹町)