平安の頃から観賞され、人々に愛されてきた芙蓉花、古くから栽培されているにもかかわらず、ムク
ゲと違って変異が出にくく、品種はあまり多くないということです。その数少ない園芸品種の一つが酔芙
蓉ということです。日本では木芙蓉のことを言います。朝に咲き、夕方にはしぼんでしまう一日花で、朝
のうちは純白、午後には淡い紅色、夕方には紅色になります。
酒を飲むと顔色がだんだん赤みを帯びるのに似ていることから、この名がついたといわれます。芙蓉
は全国各地で見られますが、群生していることは少ないといわれます。巾着田は比較的多く群生してい
るようですね。ちなみに花言葉は「しとやかな恋人」とか「微妙な美しさ」どがあるといいますね。恋人は
しとやかな人がいいですよ。(写真Mr麹町)