散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

大田姫稲荷神社(神田駿河台)

2016-07-04 06:03:55 | 日記

       

          

 昔、山城国に一口稲荷神社があり、穢れや災いを洗い清めてくれるということから「えもあら

い稲荷」と呼ばれて、近郷近在の人々の信仰を集めておりました。室町時代の末頃、関東一帯

には天然痘が流行し、この地に在った太田道灌の姫君もその病に罹ってしまいました。  

       

 太田道灌は一口稲荷の噂を聞き、山城国に出向いて「一口稲荷」に平癒を祈願したところ、

姫は全快したと伝えられます。道灌は後に江戸城を築くとき、その鬼門除けとして一口稲荷を

遷座しました。後に明治5年(1872)東京府から村社と定められ、大田姫稲荷と称し、小川町

その他駿河台一帯の氏神としました。(写真Mr駿河台)