散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

塩地蔵・水子地蔵(回向院)

2015-01-05 06:03:08 | 日記
     塩地蔵

 回向院と庶民信仰の関わりを示す像として地蔵菩薩像があります。右手に錫杖、左手には

宝珠を持ち、参詣者が願い事が成就すると塩を供えたことから「塩地蔵」と呼ばれて親しまれ

てきました。腐食がひどく年代など判明しませんが、古いもので「東都歳時記」所蔵の江戸四

十八ヶ所地蔵参りの四十二番目として数えられています。  

     水子地蔵

 陽の目をみずに葬られた水子の霊の供養のために寛政五年(1793)、時の老中松平定信

の命によって造立されたもので、水子供養の発祥とされています。江戸庶民に知られたこの矩

形の板石の塔は、正面に小作りながら端正なお顔の地蔵菩薩像が浮彫りされ、その下にには

「水子塚」と刻まれています。