散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

魚濫観音・長円寺(千住4丁目)

2014-08-23 06:02:21 | 日記
    

      

 説明によると、寛永4年(1627)出羽湯殿山の行者雲海が、ここに庵を結びましたが、

後に賢俊が開山、本尊は薬師如来です。扁額「月松山」はこの地の寺小屋「群雀堂」三代校主

正木健順が明治2年(1869)に揮毫したものです。  

    

 山門を入ると左に魚濫観音堂があります。美女が魚籠を持った姿です。海や魚に関係する観

音菩薩。昔、魚売りの美女あり街に入りて魚を売りつつ萬のことに使いけりとか。「唐代の魚

商をしていた美女が、実は観音の化身だった」という伝説から信仰が広まったと伝えられてい

ます。魚を売りながら仏法を説いたものと思われます。海洋日本では全国的に魚濫観音がある

ようですね。