散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

水位観測所跡(新川テラス)

2014-03-15 06:01:40 | 日記
     

 江戸湊の錨の東側に三角の観測装置があります。この観測所は明治6年6月から水位の観測

を始めました。満潮位と干潮位を測定して東京湾の基準を定め、さらに全国の水位の基準とし

て定めた観測装置です。  

 その後、東京湾の埋め立てや、隅田川の河川水の影響もあって、より理想的な位置として、

三浦半島油壺の観測所にその機能を移されました。この観測装置は歴史的経緯を長く後世に伝

えるものとなっています。明治の初めに近代化を図っていろいろと努力した先人に対して、心

から敬意を表したいと思いますね。