これは両国の江戸東京博物館の前に立つ徳川家康公銅像です。社団法人江戸消防記念会が中
心となって平成6年4月に建立し、東京都に寄贈したもので、鷹狩の雄姿で江戸城を望んでい
るところです。草深い江戸の地に、天正18年(1590)に豊臣秀吉の命により国替えとな
ったが関ヶ原の戦い後、慶長8年(1603)征夷大将軍となって、本格的都市づくりの大事
業を行い、明治に至るまでの永きに亘って現在の東京の基礎をつくりました。
消防記念会の方々は、江戸開府の大事業を成し遂げた徳川家康公の偉業を称え、顕彰すべく
計画を練っていたところ、平成5年3月に江戸東京博物館が落成の運びとなり、銅像建立の気
運も盛り上がり翌6年4月に完成したものです。立派な銅像ですね。