マチンガのノート

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「シベリア抑留ー未完の悲劇」 栗原俊雄著

2013-02-21 10:03:29 | 日記
日本の知識人は、ナチスの強制収容所の話、
ヴィクトール・フランクルとか、プリモ・レーヴィとかには
関心を持つのに、なぜ同じ国民のシベリア抑留には無関心なのだろう。
「シベリア抑留」栗原俊雄著などを読むと、戦後の知識人は
シベリア抑留の話などを読んでも、
「食べ物の話ばかりで、ソ連社会を見ていない」などと言うそうだ。
食べる物はあって当然、平等じゃ無いのがおかしい、
と言いたいのだろうか?
大阪の釜ヶ崎などへの支援なども、キリスト教関係者、
社会活動家などが行っているが、戦後知識人、左翼が
無関心だから、現在の社民党、共産党などは信用されず、
関心を持つ人も少ないのではないだろうか?


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