マチンガのノート

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今後のウクライナ情勢に関する推論

2022-02-25 00:49:36 | 日記

慶応大学の廣瀬陽子さんの見解では、15万のロシア軍ではキエフの占領は困難とのことから、

ロシアは東部の親ロシア派の民兵を支援し、東部に一定の影響力を行使し続けてウクライナに対して

影響力を強めるのではないでしょうか。

そうすれば今後、ウクライナのNATO加盟も阻止でき、今後の情勢の見通しの取れなさから、

原油や天然ガスもしばらくの間は高値を維持できると考えているのでしょう。

さらに自然エネルギーで電力を賄う体制が整う前に天然ガスの価格が乱高下しそうならば、

西ヨーロッパが少し高めでも長期の購入契約を結ぶ事を期待しているのかもしれません。

さらに、原油と天然ガスの高騰から他の国の原油や天然ガスの開発が進み、

将来、ロシアの原油や天然ガスのシェアや価格が低下し、ロシアが貧しくなっても、

プーチンへの求心力が高まれば国内をまとめ続けられるとの考えを持っているのかもしれません。

様々な要素が絡まっていることから、単純な侵攻が行われるとは考えにくいようです。


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