TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

同姓のよしみ 旧三上家住宅

2013-09-13 | 近代化遺産

京都・宮津の旧三上家住宅を訪ねた。同姓で身近に感じたから。

栞によると、但馬を支配していた山名氏に仕えていたが、内紛で丹後に逃れ、

元結の製造販売、酒造、廻船、糸問屋などで財を成したそうだ。

豪商の暮らしを伝えるこの邸は、今は宮津市が譲り受け公開している。

主屋など8棟は国の重要文化財に指定され、

座敷に面した庭は京都府の指定名勝になっている。

 

私はこの邸に不思議な縁を感じた。

同姓であることはすでに述べたが、それ以外に

私が6年間勤務した但馬から逃れてきたという点。

但馬で「三上」といえばすぐに思いつくのが、

平家の里といわれる香住(今の香美町)の土生地区、

ここは殆どが三上姓のようで、

私もよく「土生の出か」と聞かれたものだ。

さらにもうひとつ共通点があった。

この邸を仕切っていた三上家の当主は

いま私とおなじ神戸にお住まいのようだ。

もしお会いできるならきっと話も弾むと思う。



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