昨日から神戸・北区に残る農村舞台を会場に
「第23回地芝居サミット」が開かれている。
折角だから足を運んだ。
体験教室というのがあるらしく、この修了生が
お馴染みの「白浪五人男」を演じた。
たどたどしさが微笑ましく、
昔の村芝居をぬくもりを感じさせてくれた。
続いては子どもたちが上演する
梅川・忠兵衛の道行「恋飛脚大和往来」、
こちらは毎週稽古をしているということで、
大きな拍手が送られていた。
会場となった茅葺の下谷上農村歌舞伎舞台は、
皿回し式の回り舞台や、裏返しになる花道など
珍しい仕掛けが施されており、
国の重要有形民俗文化財に指定されている。
挨拶に立った神戸市長は隣接の山田中学校の出身だそうで
昔の思い出話を披露していた。
保存に極めて前向きなのは心強い。
気になったのは入場制限、
私は雨が降り出したので昼過ぎ会場を後にしたが、
大勢の人が会場に入れず列を作っていた。
帰途、会場に駆けつける人たちとすれ違ったが
午後の部を見ることができたのだろうか。
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