この日、町田に住む長男夫婦と武相荘を訪ねた。
白洲二郎と白洲正子の旧邸である。
武蔵と相模の国境にあるので「武相荘」と命名したようだが、
“無愛想”の意も込めているようだ。
かれこれ10年ほど経つだろうか、
前回訪ねたときとはかなり雰囲気が違ったいた。
白洲夫妻の体臭とでも言えばいいのか、
当時を忍ばせる雰囲気が伝わってきたが、
今回はやや様子が変わり、お洒落な感じだった。
カフェ・レストランも洗練され、アイスクリームは絶品だった。
きっと世代を超えて
白洲夫妻の来し方を知ってほしいという願いからだろう。
私は正子氏の滋賀・奈良好きに共鳴、
『かくれ里』などに記された地をあちこち巡っている。
次郎氏は私の住む神戸北区とは隣り合わせの三田、
勝手に近しく思っている。
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