TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

岩清水八幡宮 書院の庭

2012-10-20 | 散策

初めて訪ねた岩清水八幡宮、ケーブルは使わず、長い階段の参道を進んだ。

ちょうど七五三で岩清水八幡の本殿前には可愛い子どもたちの姿があった。

きょうの目的はお庭の拝観。

社務所の門はいつも閉ざされていて中の様子を窺うことはできないが、

この門の中に、神社には珍しい枯山水の庭がある。

場所が男山の山頂で石の運搬が難しかったため、

作庭の重森三玲が「不如意な点がある」というように

小ぶりの石でまとめられている。

ただ、やや異質な背の高い石燈籠が配置され

神社ならではの趣をしっかりと強調している。

しかもやや傾いた陽光がくっきりと燈籠を照らし、一段と存在感を見せていた。

いつもなら見られないこの書院の庭を特別に見せていただいた。

台風で崩れ落ちた石を再利用した鳩峯寮の庭も

この日は興味深い姿を見せてくれた。

 

 円筒状の石がまるで鏡のようで

木の葉の影模様をうまく写し取っていた。