felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン161

2020-06-13 00:15:31 | ピアノ

   今日のレッスン。まず、1曲目は藤井英一さんアレンジの”Take the A train”から。先生から、前回 出だしの1段目から「2連の四分音符を弾ませ忘れている」と指摘を受け、「ここはどの演奏者もやっているはずなので、それに倣った弾き方で~」といわれたので修正してきました。

   後半は特に息をつかさせないような指回しも難しい高度なアドリブ部分で緊張を強いられましたが、どうにか、右のメロディーを崩さないように、テーマをしっかり感じながら弾いてみました。最後になると、だんだん調子がでてきて、どうにか無事に最後まで弾き終えられました。すると、「だいぶ良くなりましたね。これは、いいんじゃないですか」のお言葉を頂きました。

   間違えずに全部を弾くことはできそうにないですが、曲の感じはつかめたので、満足とまではいってないながら、私も納得。正直にいうと、譜面通りに弾けていないところもありましたが、卒業に。「この後半の部分は、かなり藤井さんらしい、いいアレンジになっていますよね。音が凄くいい」と先生。

   そして、2曲目は「星影のステラ」(藤井英一のピアノで弾くジャズ・スタンダードから)。これは、何だか捉えどころが難しく、聞き慣れした曲なのに、自分で弾くと特に後半がまったく分からず、最初は諦めてかかっていた曲でした。でも、今回ムラムラとチャレンジ精神が湧いて挑戦してきて練習。どうにか、弾けた~という気分になっていました。

   ところが、まず最初の前半だけ弾いてみて、先生に確認をすると・・・果たして、「違いますねぇ」と先生。 私、ガクッ(苦笑)。

   最初の出だしの装飾音がついているので間違えるのかも。「装飾音なしだと、どう弾きますか?」と促されて、「こうですか?」と弾くと、「いやいや、違う。跳ねるように指定してるので・・・(タータ)と最初の音の方が長くないと」との要求。装飾音なしでも、なかなか難しい。先生が、模範を弾いて下さることに。聞くと確かに違いが分かる。思わず、「全然、違いましたねぇ」。

  やっと分かって、どうにか、装飾音なしではできるものの、装飾音入れると崩れて~、先生が装飾音を入れて模範演奏。真似はできませんでした。

  「あと、<ウカッカー>という左手のパターンがあって、それがこの曲の定番で、決まり事なんですよね。それが、できてない」「そうなんですか????」

  確かに、先生に言われて楽譜をよく見ると、私は音の譜読みに一生懸命でリズムが休符や長さが崩れている事を発見!

 そうなると、<ウカッカー>となるべき所は、確かに曲の中に何カ所もあり・・・そこに注意喚起マークをつけて、弾き直し。癖がついてしまっていたので、修正が難しい。

  でも、曲の印象がガラリと変化してきました。左のそのパターンがミソだったんですね。「実は、youtubeで探してみたんですが、皆いろいろで分かりずらかったんです」と嘆くと、先生が「じゃあ、弾いてみましょうか」ということで、前半の分かってない部分を弾いて下さいました。<ウカッカー>と、左に軽いジャズっぽい合いの手が入る感じ!「お~ッ、なるほど。全然違いましたねぇ」(さっきも、言った台詞でした)。

  そして、後半のアドリブ風の流れるようなところは、練習は指回しを間違えるとつっかえるので大変だったものの、左のリズムが前半のような難しさがなく、それなりだったようで、多くの注意はなく。「これも、藤井先生らしい、いいアレンジですよね」との感想。(難しくて、息継ぎができない感じなんですけれどぉ~)と思いながらも、確かにいい感じです。これも、最初の曲と同じ台詞なような。

  と言うわけで、「星影のステラ」は課題満載でした。

  最後に、先週頂いた、先生のオリジナル曲 ”Beyond the Stars"へ。 すると、「あ~、曲の感じが違いますね。8分で刻まないでほしいんですよね」「8分ですか?」「アルペジオみたいにいれているから、8分になっちゃっている。4分で、速くならずにゆったりといってほしいんですよね」

  「左の音を抑え気味にして。あと、必ずいれてほしい、もうひとつの内声のメロディーが譜に書いてありますよね。これを必ず入れてほしいんですよね」「それ、分かります」「3カ所あるかな」「そうか、せわしく8分でたくさんの音をいれてしまったので、この内声のメロディーが、かき消されてしまったんですね」「そうですね。前回のデモンストレーションで、僕もでも後半弾いたような気もするので、もう1回弾き直して置きましょう」とのことで、今回は かなりecomusicのオリジナル演奏に近い演奏で録画させて頂けました。

   と、今日のレッスンは、後の2曲は、教えて頂いたお陰で、全然雰囲気が変わりました。「音楽って、面白くて深い」。”Beyond the Stars"も課題が満載ですが、オリジナル音の雰囲気をどう出すか、イメージが少し掴めました。こちらも、落ち着いたいい感じに変化させて弾けそうです。今日も、楽しいレッスンを有り難うございましたっ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする