今日までの緊急情報提供です!下の文章は、説明も含めて中筋さんのfacebookから転載したものです。万が一、このブログを10月5日以降に読んで下さっている方は、原発被害者の弁護をしている河合弁護士が法廷提出資料として作った映像を映画にした「日本と原発4年後」という映画がノーカットでyoutube で見られるので、ココから是非 時間のある時にご覧ください。
リトアニアの休止原発ロケで撮影されたこのドラマ、臨場感が半端ないですね。
また事故の規模の全容も把握せずに
「アンダーコントロール」
を口にする発電所所長の姿がどこかの国の首相と重なります。
安全幻想が崩壊した時の責任者の狼狽ぶりは古今東西変わらず。国の体制は違えど、有事には民衆はタイタニックの最下層船室に取り残されることを如実に物語っています。
劇中に出てくる初期消火に動員された消防士たち。この事故での公式の死亡者はそのほとんどが彼らです。
原発の消防署所属の隊員は放射線防護の知識と装備があったそうですが、応援で駆けつけたチェルノブイリやイワンコフの隊員たちは通常装備で致死量の放射線を浴びることになります。
添付した写真はプリピアチ市の病院の地下室。急性被曝で担ぎ込まれた隊員たちの衣服が無造作に放置されていました(2013年2月撮影)。靴底では最大1382μSvを計測しました。事故後27年経ってもその数値です。イチエフの建屋内で3Svが計測されても、驚く数値ではないでしょう。
2014年にチェルノブイリ博物館館長の紹介で元消防隊員と会うことができました。衣装を見て絶句され、間違いなくこれは当時の「戦闘服」だとの証言を得られました。彼は建屋の屋根からの放水担当。高熱で屋根に塗られたコールタールが溶け、足が沼に沈んでいくようだったがその後の記憶がない(急性被曝で意識を失った)と当時の様子を語ってくれました。(中筋)
*10月5日に上記の動画を見られた方も、間に合わなかったけれど「日本と原発4年後」は見たという方も、大事なのは見た後です!是非是非、この情報を拡散して、ひとりでも多くの方に原発について真実に目をむけてもらえるよう働きかけて下さい。