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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

夕方に三日月と木星

2019-10-01 20:37:36 | 惑星・天体ニュース

   日が長くなってきて、仕事帰りにもう太陽が沈み暗くなってきた。電車のドアの所に立って外を眺めていた。視界が開けた場所に電車が出ると、「三日月だ!」黄色い三日月が静かに西空に浮かび上がった。

   急いで駅を降りて自転車置き場に出て見たが、高架線の電車からは見えた月が、みつからない。西にもっと開けた場所でないと見えない低いところに月がいるようだ。慌てて自転車を走らせる。家がまばらになると、家の間から月が顔をのぞかせるようになる。でも、写真に撮るには電線が邪魔になるような位置に月はいるようだ。

   いつもの駐車場に直接向かう。

      

     やっぱり、結構月は低い所にいた。それにしても、月が結構南寄りに沈もうとしているので驚いた。昨夕わたしが月がいそうだと睨んで撮った写真はもっと西よりを狙ってしまっていた。そうか、新月前後でみられない間に月が大分位置を変えていたようだ。残念ながら金星は18:02、水星は18:11にもう沈んでしまった後だった。もうひと息速く到着してても、でもきっと太陽がまだ明るくてみられなかっただろう。

     でも、南空に木星が明るく見えた。上の写真の左上に明るい点が写っているのが木星だ。今しばらくは、この木星をみんな「アッ、1番星み~つけ」と気づくはずだ。こんな風に木星を見上げているお月様が、これから膨らみを増しながら日々木星へと近づいて行く。楽しみに一緒に観察してみよう!(土星は今日は良く見えませんでしたが、天頂の夏の大三角は見られましたよ~。

      そして、そのお月さまのアップも忘れないように。

          

       カバンに忍ばせていた前のカメラで撮ると、久しぶりでちょっと操作がもたついた。ゴメン、すっかり元カレ的な存在になってしまったようだ。それでも、地球照までちゃんと写してくれて有難う。

       実際はもう少し黄色でハンサムなお月様でしたよ。明日は、沈むのがもう少し遅くなるので慌てなくても夕方日が沈んでからでもゆっくり楽しめます。明日も天気になりますように!

     

     この図を使うのは3回目ですが、明日は10月2日の位置に月が見られます。木星、土星、晴れていればアンタレスも月を手掛かりにみつけられるかもしれません。

        

     

    

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2019年10月の惑星

2019-10-01 09:30:30 | 惑星・天体ニュース

   1カ月が過ぎるのが加速度がついてきたように思えます。来年のカレンダーがもうお店に並んでいました。

   さて、まずは9月の月の巡りで、どの位お月様がみられたかのおさらいです。

 

   実は、この月の巡りを並べる時、日付で並べるというのは結構な難しさがあります。夕方の空に見えだす三日月から満月(9月は14日)を過ぎて数日までは問題ないのですが、9月17日に見た月が沈む前に撮ったのが時間を経て朝の18日5時の月になっていて、次に上った月は19日1時の月になっています。9-17~9-18 5時はひと続きの月。次に上った9-19 1時の月はこの写真1枚。9-19 21時~9-20 6時はひと続きの月となっています。

   つまり、正確に昇って沈む月をカウントして行くと、9月18日と9月19日の月は抜かして表現しても然るべき月だったかもしれません。そして、これまでのやり方だと、2つ減らして表現してきました。でも、毎回整理する時大変なので、朝寝坊な私が頑張って撮った朝の写真は時間を加えて入れてみることにしました。賑やかでいいでしょ?それに、例えば9-17、9-19、と月が並べてあると、月を全く見逃していないのに、「あれ?18日はみられなかったのか」と思われてしまうのが残念なので、今後はこの方式に変更することに。

   難しいですが、いかにお月様と日々お付き合いができるかを、皆さんに分かって頂けるのを主眼に置くことにしました。と、面倒な説明はこの位にして・・・。

   さて、では今月の惑星です。

   水星:10月20日になると、夕方の西空に太陽から頑張って離れて小さな点のような姿を見せてくれるかもしれません。でも、暗くなる頃にはもうかなり地平近くで見づらいです。

   金星:明るくて肉眼でもよく見える惑星ですが、まだ日が沈んで見えてくる頃にはすでに西空低くで沈んで行こうとしているので、見つかるかな?これから、どんどん冬にかけて見易くなるので、慌てない、慌てない。

   火星:見られません。

   木星:昨日の夕方6時過ぎに南の空を見上げたら、明るく肉眼でも簡単に見つかりました。

   土星:木星を見つけたら、やや東に目を移していくとやや暗い土星がみつかります。木星はお月様の助けがなくても簡単に見つかりますが、土星は下の国立天文台の図をみながら10月5日とか6日にお月様を手掛かりに見つけるのが簡単ですよ。

       

     昨日の夕方は、天頂を見上げたら夏の大三角がきれいに見られました。どうぞ、お月様や惑星を見にでたら、真上にも目を向けてみて下さいね。10月8日9日頃の夕方には関東では国際宇宙ステーションが楽しめそうです。興味のある方は、「きぼう」を見ようのサイト(ココから)を参考にしてみて下さい。勿論、結構地球から近いところを飛んで行くので肉眼で「瞬かない飛行機」という感じで晴れていると簡単に見つけられますよ。

 

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