月が静かに昇っている。結構北寄りの地平線から昇ってくるので、今日はまだ上って来ないと思っていると、案外と北の方から静かに月が昇ってきている。注意しよう。北寄りの地平線から昇って来るということは、これからも結構空の高い所を移動していくということ。満月前後の月は、太陽と反対で冬は高く、夏は低いところを巡って行く。日の出は5:47日の入りは17:07.太陽はほぼ11時間と20分で空を巡る。それに対して、月の出は18:09、月の入りは6:38
「おやっ?月の入りが先?」 そうなんです。昨日出た月が暗い夜を照らし続けて、今朝の6:38に沈んだのです。ということは・・・
そうなんです。今日の月の沈む時間は、明日の16日のこよみを見ないとわかりません。
国立天文台「今日のこよみ」より転載
月の入りは7:36です。18:09~7:36までは13時間27分。計算あってますよね。月は太陽よりも空の高いところをゆっくりと時間をかけて今は巡っていると言う訳です。
どんなお月様がでていたかというと、こんなお月様でした。
満月のように見えますが、右の上の方が欠けていますよ。今日は結構 雲が多かったのですが、この時は晴れていました。試めしに、私の新しい相棒のCOOLPIX B500君がどの位月を大写しできるかズームしてみました。
画面から月が溢れちゃいましたっ!クレーターもバッチリ写り、欠けているのがしっかり分かりますねっ。
台風のニュースを見ていると、本当に心が痛む。この惨状を知りながら・・・
>自民党の二階幹事長は「予測に比べると、まずまずに収まった感じですが、それでも相当の被害が広範に及んでいる」と発言した。会議後には「日本がひっくり返るような災害と比べたら、という意味で、1人亡くなっても大変なことだ」と言い訳の予防線を張った(日刊スポーツココから転載)
日刊スポーツの記事はさらに続く
>高いところから国民を見下ろす殿様の思いだろうか。恐怖や不安、情報過疎に陥った被災者、固唾(かたず)をのんで台風が過ぎ去るのを待った人たち、消防や警察、自衛隊の不休の努力と政治はこんなにかけ離れてしまったのか。自民党は時たま、要職の人物がこんな無神経な発言を繰り返す。ただ今回はそれをたしなめる幹事長の発言となれば、ことは重大、国民はなめられたものだ
私の見たテレビ局では、二階幹事長の発言を「野党が批判して~」という報道の仕方で、報道としての意見を故意に避けて批判をしていなかったが、この報道も私には(こんなふざけた心無い冷たい発言を、ただ右から左へ流すのも冷たい心のない報道だ)と、思えた。日刊スポーツのコメントには、心から納得できた。
今回、野党がどう対応したかは調べていないが、前に他の誰かの失言があった時に、野党が「(失言を)取り消さないのか」と国会で詰め寄っていて疑問に思えた。なぜなら、こういう失言は、撤回させるとかの問題ではなく、「こんな冷たいもの言いが被害を受けた国民に許されるなら政治家は何のためにいるのか!」と、失言者の政治姿勢をこそ問いただすべき問題だからだ。撤回を求めたら、撤回して終わってしまうではないか!!!
今日になって二階幹事長は発言を撤回したようだが、同じ日刊スポーツの掲載した二階の写真(ココ)を見ると、二階が批判をかわす為に「撤回」しただけと私には感じられた。あなたには、どう見えるだろう?
>二階派で復興相を務めていた今村雅弘は17年4月4日、東日本大震災の自主避難者に対し国に責任はなく自己責任だと発言。同25日の二階派のパーティーであいさつし、この震災に対して「(発生場所が)東北で地方だったからよかった。これがもっと首都圏に近かったりすると莫大(ばくだい)な、甚大な被害があった」と発言。1時間半後に官邸から事実上更迭された(これも、日刊スポーツココから転載)
二階派の人間は、代表がこれだから、みんな国民に寄り添う気持ちのない人ばかりなのかもしれない。
また、この発言に対して首相は「コメントは控える」とした上で「この程度であればよかったということは全くない」と述べたそうだが、被災した人の痛みを感じられるなら「恥ずべき発言だと思う。心無い発言ですぐに謝罪すべきだろう」くらい言うはずだ。
そこで思い出した! 現政権の人たちが、西日本に豪雨災害が予想されている時に、そろって赤坂亭で平気でお酒を飲み、ツイッターにそれをアップしてノー天気なコメントまで出した人たちの集団だったことを・・・(ココで復習)。さらに、この話を知った後でも、参院選での投票行為で今の政権に猛省を促すのでなく、まだ投票をした人たちがあったことも。
この政権は、緩み切っている!そして、国民がこの政権の心無い姿勢に怒りを持たないとしたら、国民も緩み切っている!・・・それとも、国民はいまや怒る力も、政治に期待を持つ力もないほどに疲弊してしまっているのだろうか。周囲を見回して、その心配も胸をよぎった。でも、それは、もう最悪な事態だというべきだろう。
日々の生活が大変でも、今 国民がしっかり現実をみすえて、力を振り絞って日本の将来を考えて行動しないと、日本は大変なことになる。
正しいことを伝え、ちゃんと意見も伝える新聞や情報に耳を傾けて、行動しよう。