ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
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マークス&スペンサー

2013年07月02日 | 海外ロングステイ

ダバオに先日とてつもなく大きなストアが開店しました。
その名は「マークス&スペンサー」(Marks & Spencer)で、SM Lanangプレミアムモール1階にオープンしたストアの売り場面積は1,500平米で、アジアでは二番目となる大きなM&Sストアです。
因みにアジアナンバーワンのM&Sストアはシンガポールにあります。
これも順調な経済成長を遂げているフィリピンを象徴するような印象です。
フィリピンは人口が9,689万人と多く、そのうち日本の人口を追い越すでしょう。
その上毎年100万人もの若い人が労働市場に入ってくると言われていますから、高齢化社会を真っしぐらに進んでいる日本にとっては羨ましい話だと思います。
フィリピンの2013年第1四半期の経済成長率は7.8%と中国の7.7%を凌ぐ勢いです。
製造業が9.7%伸びていて、輸出向けより、国内の食品や家電、通信機器向けの需要が旺盛なのが背景にあって、国内消費と国内投資が経済を引っ張っているそうです。
そしてフィリピンは、政策金利低下の余地もあり、成長見通しが続きそうです。
マークス&スペンサー(Marks & Spencer、略称:M&S)は、プライベートブランドの衣料品・靴・ギフト商品・家庭用雑貨・食品などを販売するイギリスの小売事業者です。
イギリス国内に760店以上を展開するほか、約30カ国に420店のフランチャイズ店を持っていて、従業員数は英国内だけで約6万3,000人、海外を合わせると約8万人にも上ります。
グループ全体の売上高は80億ポンド(約1.5兆円)を超えています。

              

ロシア帝国から来た元難民でポーランド系ユダヤ人露天商のマイケル・マークスと、イギリス人のトム・スペンサーの2人が 1894年にリーズの街に開業したのが始まりです。
1905年にスペンサーが、1907年にはマークスが相次いで死去しましたが、その後も発展を続け、1926年には株式会社となり、1930年に本店をロンドン・マーブルアーチに開きました。
Marks & Spencerは早い段階からICタグを取り入れた商品管理を行っていて、下げ札式の電子タグを利用して、商品が売れたらその場でタグを切り取り、このICタグを利用することによって今どのような品物が売れているのかを豊富なバリエーションの中から把握しているのです。
去る6月14日のオープニング当日は、正面入り口のショーウインドウに6人の男女の人間マネキンを置いて注目を浴びていました。
衣料品は洗練されたオリジナルデザインの商品が豊富で、食品コーナーでは美味しそうな輸入クッキーやチョコレートがところ狭しと並んでいました。
肌着の売り場には常時冬物の「防寒肌着」があるので、冬場の日本への一時帰国の時には助かります。
    



2 コメント

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マークス&スペンサー (管理人)
2013-07-03 05:23:12
<Shige>さん。
最近チェンマイに日本の「ユニクロ」がオープンしたと聞きました。
マークス&スペンサーの衣料品はユニクロよりも価格設定が高く、高級志向のイメージがあって、直ぐ近くにある「Forever 21」のショップの方がユニクロに近いようです。
M&Sはネット通販にも力を入れていて、最近ではスマホ用のアプリからも購入出来るようになっています。
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商魂 (Shige)
2013-07-02 21:00:12
管理人さん
「マックス&スペンサー」は、イギリス版「ユニクロ」みたいですね。
M&Sは、衣料品を中心に運営されているように思われますが、輸入クッキーやチョコレートなどギフト商品も取り扱っているとは商魂たくましいです。
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