1月29日に報道された一部業者による灯油販売の不正行為について、
多くの企業から不正防止対策に関する手法の提案を求められています。
これまでは、ローリーの計量器とハンディPOSをケーブルや
Bluetooth通信で連動させるといった方法が一般的にとられていたわけですが、
計量法に基づく「型式認定」申請などの煩雑な作業を伴うため、
ローリーメーカーやハンディposメーカーなども苦慮していたという経緯があります。
確かに、当社としてもこれまでの単なる「計量器連動」という手法については
現場実務上での疑問を持っていました。
例えば、お客様が「18㍑」の給油を注文した場合にもし、
18.02㍑給油してしまったら.02㍑分のお金をどうするかという問題などもありました。
さらに、以下に連動しているとはいえ、ケーブルオフや通信不可能な場合の手入力に関する問題などもあり、
現実的にそれらの行為までチェックし確認すること自体が不可能であるという意見もあります。
ハンディPOSが新しくなった場合などの入れ替えも段階的に最新型にする必要があります。
それらの課題を一気に解決できる新たな手法について、多くの企業様の意向をくみながら現在試作研究中ですが、
完成度の高い新たなシステムが完成しました。
その概要について、近く発表できる段階となっています。
ご期待ください。む
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