ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
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経営者の苦悩

2011年08月19日 10時01分30秒 | Weblog
最近、石油業界に限らず
企業経営者としての統治能力(ガバナンス)に関する課題を問われているケースが多いように感じています。

会社としての経営方針や経営者の意思がスムーズにいきわたらないと悩む経営者の方が多いようです。
『人を使うという事は、人に使われる事。』だと心得ましょう。

別に企業経営に限らず、人を使うという事は本当に難しいものですね。

経営者にとって最大の課題は、人材の本質を見抜く事だと思います。
本当に能力がなくてダメな人間は、どこまで行ってもダメだと思うわけですが、
なかには、専門分野などでは経営者の能力を超えた社員もいるはずですから、

経営者自身の知識やコミュニケーション能力を問われているケースもあります。
社員それぞれの長所を見つけて能力を引き出すように努力しましょう。
女房と同じで、結婚したからにはいいところを見つけて、自ら惚れ直すように努力する。
(家内が、ブログを見て、怒りだすかも知れませんが。。。、 怖いですね。)

「○○とハサミは、使いよう」だという諺もあるわけで、
人を使う事がうまい経営者は、切れないハサミでも包丁でもうまく使いこなす方もいらっしゃいます。

就職難とはいえ、有能な人材はどこの企業でも、いつでも不足していると思います。
篩(ふるい)にかけて、ダメな人間を捨てて、有能な人材を残すことは大切なことだとは思いますが、
相手が人間では、、ゴミのように捨て去る事も出来ません。

しかし、中には、
自分の仕事が忙しいと理由をつけて、経営者の意見や会社の方針を無視するような中堅社員も多いようです。
本人としては、自分に業務負担が掛る事や、責任を回避するための手段のようですが、
企業にとっては困った人材です。

そんな社員は、同じ給料で仕事をするなら、余計なことはしたくない。
なんて、うそぶく人間もいるわけですから、困ったものです。

そんな人材を抱えている経営者は本当に気の毒だと思います。

経営者としては、厳正に『信賞必罰』で応えるべきです。

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