原油のマイナス価格・

原油価格がコロナ騒ぎによる需要減でマイナス価格。
マイナス価格とは何なのでしょう？

要するに
売れないから引き取り手がいなくて、お金をつけるから買ってくださいと云う事のようです。
まあ、こんなこともあるのですね・・・
貯蔵施設、タンカーなども一杯で、どうしましょう・・

かつての、オイルショックの頃には
石油資源は今後３０年で枯渇するなんて話もあったわけですが、
現状を見れば、評論家などの云ってたことは全くでたらめであったと云う事。

原価がゼロ以下だと、産業廃棄物のような扱いなのかな？？
なんて、素人は考えてしまいますが、

現実は、そんな甘いものではないと云う事。
今後、アメリカが石油輸入をせずに、自国でシェールガスを採掘したら
仮に採算割れであったとしても、産油国を封じ込めることが可能となるわけです。

日本は原油が採れずにすべて輸入ですから、とてもそんなことはできませんが
アメリカなら可能となるはずです。

昔から、石油は政治商品と云われてきました。
絶対に発生しないだろうと思っていることが起こるわけです。

日銀のマイナス金利と似ていますが、内容は違います。

我が国の中小零細ＳＳ業者が、
健湯価格動向などを論じていますが、こんな事態をどう考えるのか・
ですから、日本のＳＳリテール業者が原価や仕切りを計算してもあまり意味がない。
現実的には、ＳＳの地下タンクに落としていくらなのかと云う事。

仕入に工夫が要らない商売なので、安売り競争に走りやすい。
多店よりも業転で安く仕入れて安く売る。
何年たっても意味のない不毛なビジネスを続け生きたわけです。

コロナによる減販ですから
仕入れた玉の価格設定を適正に維持しながら採算販売がポイントです。