ある北陸の大手石油業者の社長の奥様が自分の夫の会社へ電話で「灯油を注文」したら、アルバイトの女性が出て、住所や電話番号まで聞かれてビックリしたそうです。それを聞いた社長はさっそく、受注体制の見直しをはかりました。
CTIによる「灯油受注センター」を開設して本格的な灯油ビジネスを展開しています。すでに5年を経過していますが非常に順調な推移です。あの企業にして、収益の核となる灯油の商品力に改めて驚いています。
経営者は自宅でも灯油を使用しているはずです。どんなところでマーケティングリサーチができるのか、ビジネスチャンスは閃いたり、思いついた時が勝負のようです。現状の灯油ビジネスについての改善点があれば忘れずにチェックする必要があります。
私と親しいあるSS(あえてガソリンスタンド)経営者は自社SSで自分の車に給油をする事が少ないという。こんな立派な自社SS給油所をたくさん所有しているのに何でだろう? その理由を聞いて納得した。彼いわく「競合他社のSSで給油してフィールドサービスや洗車などの質を確認するマーケティングの一環」なのだそうだ。地域マーケットを常にリードする彼らしい実に合理的な考え方なのである。さすがに同一市内の他社へ行くと顔があるので行きにくいが近隣の街なら判らないという。数千円の給油である。しかも自社で給油しても原価があるので「収益格差」分のたった数百円でマーケットリサーチが可能なのだそうだ。おもしろい発想であるがこれはどんな業界でも行われているマーケットリサーチの基本だろう。ファミリーレストランやコンビニエンスストア、スーパーマーケットなどでも「スーパーバイザー」と呼ばれるスタッフが常に競業他社のサービスや価格設定の動向を調査している。これは、「試し買い」による販売価格調査などでSS業界でも実際に行われている初歩的なリサーチ手法なのである。
CTIによる「灯油受注センター」を開設して本格的な灯油ビジネスを展開しています。すでに5年を経過していますが非常に順調な推移です。あの企業にして、収益の核となる灯油の商品力に改めて驚いています。
経営者は自宅でも灯油を使用しているはずです。どんなところでマーケティングリサーチができるのか、ビジネスチャンスは閃いたり、思いついた時が勝負のようです。現状の灯油ビジネスについての改善点があれば忘れずにチェックする必要があります。
私と親しいあるSS(あえてガソリンスタンド)経営者は自社SSで自分の車に給油をする事が少ないという。こんな立派な自社SS給油所をたくさん所有しているのに何でだろう? その理由を聞いて納得した。彼いわく「競合他社のSSで給油してフィールドサービスや洗車などの質を確認するマーケティングの一環」なのだそうだ。地域マーケットを常にリードする彼らしい実に合理的な考え方なのである。さすがに同一市内の他社へ行くと顔があるので行きにくいが近隣の街なら判らないという。数千円の給油である。しかも自社で給油しても原価があるので「収益格差」分のたった数百円でマーケットリサーチが可能なのだそうだ。おもしろい発想であるがこれはどんな業界でも行われているマーケットリサーチの基本だろう。ファミリーレストランやコンビニエンスストア、スーパーマーケットなどでも「スーパーバイザー」と呼ばれるスタッフが常に競業他社のサービスや価格設定の動向を調査している。これは、「試し買い」による販売価格調査などでSS業界でも実際に行われている初歩的なリサーチ手法なのである。
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