灯油ビジネスが本格化して、今年も販売動向と市況と収益性が気になるところです。
11月の販売は、冷え込みが早くて非常に好調であったという声が多いわけですが、
あくまでも。天候次第という前提で考えておく必要がありますね。
当然のことながら、シーズンインが暖冬で売れない場合、価格が乱れやすいといった傾向があります。
ですから、今後の天候の推移にも注目です。
業界紙などのメディアによる「前年比」を前提とした販売動向の報道数値に惑わされることなく、自信を持った販売姿勢を貫きましょう。
SS業者は、「前年比」などの数値比較に敏感で、ボリュームが落ちるとすぐに不安になって安売りをしたくなる傾向もあります。
競合SSの閉鎖やセルフ化などの自社マーケットの独自要因などを冷静に加味して動向を冷静に分析することも肝要。
注意するべき点は、売り負けた(売れない)SSなどの店頭安値提示に振り回されないことです。
灯油のシーズン収益は、昨年のように高値スタートで、その後仕切りが下がれば利幅が出るケースも多いわけで、
今シーズンは、これから仕切りが上がる傾向ですから、シーズン中の価格転嫁が求められることになります。
値取りが遅れると、利幅が急に少なくなりますかすら、適正なタイミングでのコスト転嫁もポイントです。
直近の傾向としては、
「配送灯油」が圧倒的な消費者ニーズを基にして優位な展開となっています。
数年前から、配送コストに関する消費者の認知が進んでいるということ。
既に、大きな業者間格差が見えてきた灯油ビジネスですから、
「雪ん子」ユーザー様におかれましては、落ち着いた対応でいきましょう!!
完璧な配送サービスでお客様の信頼を勝ち取ることが、値取りのポイント。
灯油がSS企業の最大の収益格差要因となるはずです。
さらに、灯油以外の通年ビジネスの切り口となります。
これからが、本番です。
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