私は団塊の世代ですが、まだまだ現役ど真ん中で仕事をしております。
それでも最近では、スタッフが体力を心配して出張を少なめにしてくれるので
スケジュール的にはずいぶん楽になっています。
年金もいただきながら、役員報酬を取りますので、
悠々自適とまではいかなくとも、軽井沢でストレスの無いマイペースの生活を送っております。
人間、上を見たらきりがない、(下を見たら後がない)なんて言われますが、
最近、同い年の友人の多くは毎日暇をしているようです。
冗談で「サンデー毎日」なんて笑っておりますが、
これからの老後の人生、このままの生活が続くとしたら・・・
やはり、経済的な課題もあるようで、
何か仕事をしてみたいと考えるようになるわけです。
同世代で優雅な生活をしているのは、手に職を持っている職人。
定年のない、医者や弁護士、自営業などの仲間が多いですね。
たくさん年金がもらえる元公務員の仲間もいますが、
彼らは、所得からの「引き算組」が多いので生活のパターンを崩さず、
それなりの優雅さを感じているようです。
意外と大変なのは、
元大企業に勤務していた、サラリーマン組で、
現役時代の生活パターンを切り替えられない友人ですね。
住宅ローンが残っていたりすると「引き算の生活」になります。
年金特急便の内容を見て、落胆するケースも多いようで
再就職やアルバイト探しに必死な人もいます。
人間も動物ですから
サラリーマンとしての俸禄を得ながら生活していた人種は
自分で稼いでエサ(報酬)を取るという野生本能にかけているようです。
現役時代のスキルを活かして、
その後の生活の計画を立てるとしたら、それなりのインターバルが必要ですが、
キャリアで思うような所得を得るには、それなりの努力とリスクも伴います。
ここ数カ月、
友人や、昔の知人が、私のところに遊びに来ますが、
イソップ童話の「アリとキリギリス」を思い出します。
人生は、
山高ければ、谷深し
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