原油価格の暴落、株価への波及、国債のマイナス金利。
すでに巷では『逆オイルショック』という言葉が出ています。
今まで富裕国の代表であったサウジアラビアなどの産油国の金融状況も悪化しており、
イランとの関係もさら注目で、中東情勢はさらにキナ臭くなっています。
アメリカの大統領選、北朝鮮の水爆、ミサイル、などなど世界中が大騒ぎ。
こんな時代ですから、日本国内における個々のSSリテールビジネスなんてものは、
荒波の中を漂う枯葉のようなもので、仕切り価格や業転市況の動きよりも
まずは、みずからの立ち位置を見直して、しっかりとした市況形成と値取りによる経営の安定化だと思うわけです。
近視眼的な中小業者が多いSS業界の現実は大きな経営展望よりも当面の業転市況などに目が行って、
相も変わらず、右往左往の状況のようです。
いかに金融が緩和されても、これでは廃業や閉鎖店が増えてくると思われます。
今年は新春から騒がしい時代となっています。
今回は、以前のような紛争による需給体制の不安感による「オイルショック」ではなく、
国際的かつ複雑な要因による、金融がらみの大きな津波のような『逆オイルショック』ですから、
今後の動きに注目する必要がありそうです。
まずは、みずからの立ち位置を確認し、目線をはっきりとして、頑張りましょう。
人気のない、雪に埋もれた山の中で、
身の廻りの環境とはかけ離れたことを考えています。
人間は、『立って半畳、寝て一畳、天下取っても二合半。』
軽井沢の仙人
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