世に類のないビジネスモデルを自ら考えて企画を立てる。
システムの仕様書を作成して、さらに熟考を重ねる。
具体的な作成工程を考慮して予算組みを完了して制作作業に入る。
それでも、実際の作業に入りますと予定通りにはいかないものです。
ですから、
他社が開発し出来上がったコンテンツを買い上げる方が開発リスクも少なくて安く済む。
そんな安易な考えでITビジネスを展開すると、
結果として、一つ一つのコンテンツの一元性が取れなくて。挫折しやすい。
挫折ですめばいい方で、そんな考え方は最終的には企業破綻にもなりかねない。
最近、大手IT企業が不振になりつつあるのは、「中身のない経営」を行っているからです。
大手企業の社員は安定を望みリスクを取らないスタッフが多すぎる。
学歴社会が生んだ、歪みともいえる現象がIT業界だけではなくて、
金融や商社系の大手企業スタッフにも見受けられる。
コロナ禍で業態改革がによるリストラが進むことになるはずですが、
自分でエサを捕ることのできない、動物園で飼育されたような動物。
仮にライオンであったとしても、自らエサを捕る手立てと経験が無ければ生きていけない時代。
こんな社会を作ったのも人間なのですからしょうがない。
私は、ライオンでなくてもいいからエサを自分で捕って社員や家族に食べさせるつもりです。
そして、社員もエサを与えられて喜んで満足しているような人間にはなってほしくない。
だから、私の会社は独立系として生きていく
大手企業の下請けや受託開発で食べていくような軟な企業ではありません。
パソコンが使えればITビジネスだなんて、とんでもない。
今は、小学生がワードやパワーポイントを使う時代です。
問題は、「頭脳」。頭のなかですね、概念、生き様を貫くことがベンチャービジネス。
自ら、頭で創造的に考えたことを具現化して、世に問うこと。
それが、ベンチャービジネスです。
世の中が自分の考えや思考回路を評価して、対価としてお金を払ってくれる。
だから、成功したら、お金だけでは味わえない喜びがあるわけです。
ビジネスと云うものは、すごく楽しいし、難しいものです。
仮にこのことが理解できたとしても、
リスクを克服しながら、自ら行動を起こすことができるのか・・・
さらに、考え方を具現することができるのか・・・
能力があるのか・・・
能力があっても、自分の才能を生かすための努力をするのか・・・
努力をしても、事業運があるのか・・・
健康に恵まれているのか・・・』
事業成功のためのハードルはいくつもあります。
能力もない人間が無謀なチャレンジをしたら、馬鹿と云われるわけで、
馬鹿と天才は紙一重
私は、馬鹿になりたいですね。
これからの時代は、
「馬鹿が世を持つ時代」なのだと思います。