ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

馬鹿が世を持つ時代

2020年12月01日 11時14分27秒 | Weblog

世に類のないビジネスモデルを自ら考えて企画を立てる。
システムの仕様書を作成して、さらに熟考を重ねる。

具体的な作成工程を考慮して予算組みを完了して制作作業に入る。
それでも、実際の作業に入りますと予定通りにはいかないものです。

ですから、
他社が開発し出来上がったコンテンツを買い上げる方が開発リスクも少なくて安く済む。
そんな安易な考えでITビジネスを展開すると、
結果として、一つ一つのコンテンツの一元性が取れなくて。挫折しやすい。
挫折ですめばいい方で、そんな考え方は最終的には企業破綻にもなりかねない。

最近、大手IT企業が不振になりつつあるのは、「中身のない経営」を行っているからです。
大手企業の社員は安定を望みリスクを取らないスタッフが多すぎる。
学歴社会が生んだ、歪みともいえる現象がIT業界だけではなくて、
金融や商社系の大手企業スタッフにも見受けられる。

コロナ禍で業態改革がによるリストラが進むことになるはずですが、
自分でエサを捕ることのできない、動物園で飼育されたような動物。
仮にライオンであったとしても、自らエサを捕る手立てと経験が無ければ生きていけない時代。

こんな社会を作ったのも人間なのですからしょうがない。
私は、ライオンでなくてもいいからエサを自分で捕って社員や家族に食べさせるつもりです。
そして、社員もエサを与えられて喜んで満足しているような人間にはなってほしくない。

だから、私の会社は独立系として生きていく
大手企業の下請けや受託開発で食べていくような軟な企業ではありません。

パソコンが使えればITビジネスだなんて、とんでもない。
今は、小学生がワードやパワーポイントを使う時代です。

問題は、「頭脳」。頭のなかですね、概念、生き様を貫くことがベンチャービジネス。
自ら、頭で創造的に考えたことを具現化して、世に問うこと。

それが、ベンチャービジネスです。
世の中が自分の考えや思考回路を評価して、対価としてお金を払ってくれる。
だから、成功したら、お金だけでは味わえない喜びがあるわけです。

ビジネスと云うものは、すごく楽しいし、難しいものです。

仮にこのことが理解できたとしても、
リスクを克服しながら、自ら行動を起こすことができるのか・・・
さらに、考え方を具現することができるのか・・・
能力があるのか・・・
能力があっても、自分の才能を生かすための努力をするのか・・・
努力をしても、事業運があるのか・・・
健康に恵まれているのか・・・』

事業成功のためのハードルはいくつもあります。
能力もない人間が無謀なチャレンジをしたら、馬鹿と云われるわけで、
馬鹿と天才は紙一重

私は、馬鹿になりたいですね。
これからの時代は、

「馬鹿が世を持つ時代」なのだと思います。


20年たって・・・・・・、ようやく、花が咲きます。

2020年12月01日 09時57分41秒 | Weblog

私にとって、
今日は特別な日なのです。
20年前の1999年11月末で以前の会社が破綻して、
人生で一番苦しい、悔しい思いをした日です。

そして、12月は苦しい年末を迎えていたわけですが、
2000年1月から人生の再出発を誓い、
たった一人で古びたアパートでノートパソコン一台で仕事を始めました。

ゼロからのスタートと云いますが、
私は、水面下のマイナスからのスタートだったのです。

癌で闘病中の母を抱えながらのスタートでした。

それでも、何とか生きてきた20年。
振り返れば、人生のわだちが続いております。

私共のように、基幹として永くご活用いただくシステムを開発し
クライアント企業様にご愛用頂くには、
企業としての「安定度」が大切だと感じております。

当初は、文字通りのベンチャービジネスでしたが、
最近ではお陰様で企業経営も安定してきました。

販売した後の
サポート体制の充実が一番のポイントだと痛感しておりますので、
今後も「ゆきんこサポートセンター」としての施設設備の拡充に努める所存です。

ここ数年、非常に好調な決算で推移しておりますので
ようやく、来年あたりから「次の時代」に向けての計画を実行に移そうと思案中。

会社の保有地も千坪を超えましたので、クライアント企業宿泊研修施設でも企画しようか・
軽井沢の72ゴルフに近い一等地なので、

今年の夏は、女子プロの小岩井さくら選手や上田桃子選手、辻村コーチをはじめ
若手の選手が泊まり込んだりして楽しく過ごしました。

来年あたりから、当社のクライアント企業様向けに
なにかお楽しみ企画でも立ててみようか・・

振り返れば、
20年前に裸一貫で人生を再出発して現在があるわけですから
感謝の集いのイベントでも開催しようか・

再出発してからの20年間
ようやく花が咲きました。


新たなる開発とビジネスモデル確立に向けて

2020年12月01日 09時18分54秒 | Weblog

灯油シーズンがスタートすると
我々ゆきんこサポートセンターは急に忙しくなります。

今年も11月初めから忙しくて人員を補充して頑張っております。

今年は、軽油の「パトロール給油」のサポートも急増しています。
ガソリンは減販でも、中間留分の需要は非常に底堅いものがあるようです。

海上での給油に関しても「雪ん子」が使用されており、
この分野の需要も増えています。

さらに、最近では航空機燃料の給油や大規模施設などなど
我々の想定を超えるシステム需要が急増中です。

石油に特化した「配送システム」の需要はまだまだ領域が拡大傾向。
ガソリンスタンドは斜陽産業の傾向ですが、石油関連の供給体制はこれからといった感じです。

コロナ禍で「宅配」が見直されていますから
別に石油でなくとも多用途に使用できるシステムとして注目を浴びているわけです。

我々の開発は
クライアント企業の要望やアイデアによりさらに拡張的開発を求められております。

一概に配送システムとはいっても
石油製品のように税が絡むものや、配送アイテムごとに特性がありますから
開発には専門的な知識や特殊な技術も必要ですから時間と経費が掛かります。

これまでの経営資源を活用しながら
いよいよ今後に向けた企画を具現化する為の開発作業を進めてまいります。

今後も市場ニーズに支えられながら
企業の方向性も変化していくことになりそうです。