ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

ビジネスチャンスの到来です!!

2020年12月09日 09時01分21秒 | Weblog

2030年にガソリン車の販売が中止される。
いよいよ、SS業界の業態改革は待ったなし。

永い間、規制という保護政策と
「系列」という枠組で守られてきた経営環境のなかで生きてきた
SS経営者にとって、「業態改革」という創造的なビジネス展開は不得意な分野ですね。

こんな時代には
「だったら。。どうする ・?」と自分で考えて行動することが求められています。
アタフタするな!
怠慢な経営者にはぬるま湯で生きてきたツケが回ってきそうです。

目線も考え方も変えなくては生きていけない現実を認識しましょう。
掲示板などの原油価格動向を知ってどうするの・・・・?
目先の市況ではどうにもならないと云う事。

以前から云っていたように
ガソリンスタンドというタライの中で競争しているのではありません。
タライは時代という大河を流れています。
流れは急流となり、やがて、タライは大きな瀑布へと落ちていく。

別に、ガソリンスタンドだけではありません。
金融業界なども同様ですね、不要な業種は「業態」を変えない限り生き残れません。

合併などは、単にコストダウンの時間稼ぎの一時しのぎであって、
経営課題のすべてを解決する手法ではありません。
業態そのものを大幅に変えなければ、生き残れません。

これから起こる、「変化と試練」は
過去の産業革命や大恐慌を上回るものになるはずです。
人類が作りだした、文明や思想、経済などが、スクラップ&ビルドされる時代。

このことを認識して、
新たな時代に挑戦することを楽しみながら生きていく。
来年から、胸がワクワクするような時代が到来するはずです。

好況よし、不況さらによし 
松下幸之助 経営語録

好況はよいが、不景気は困る。これが多くの経営者の正直な感懐だろう。しかし、
「好景気のときは、駆け足をしているようなものだ。
一方、不景気はゆるゆる歩いているようなものだ。
駆け足のときは他に目が移らないから、欠陥があっても目につかないが、
ゆるゆる歩いているときは前後左右に目が移るから欠陥に目がつき、修復訂正ができる」
つまり、景気が悪く商品が売れないときは、
それまで手が回らなかったアフターサービスを徹底する、
社員教育に力を注ぐなど、不景気なりに利点がある。
世の中が不景気で停滞しているときに、こうした努力をすれば、
「不景気こそ千載一遇のチャンス」にもなるというわけだ。

さあ!!
ビジネスチャンスの到来です。