実相の世界、神の理念世界(神の第一創造世界)が
完全円満であることを“信じ切る”ことによって
現象のすべては心の影であるが故に
現象はすべてよくなると
雅春先生はお説きになっています。
これが生長の家出現の目的であります。
(参考 神癒への道 谷口雅春 日本教文社)
【「肉体」が単なる物理化学的法則に従って変化する以上の働きをもっており、いくら消耗しても、あとからあとからと、一定の「人間模型」とでもいうべき形にまで栄養を補給して自然治癒又は新陳代謝して行く働きは、「精神的模型」(理念)ともいうべきものに、その「物理的変化」が支配され、指導されていることが明らかであります。即ちその「物理化学的変化」は従位であって、「精神的模型」が優位であってその物質的変化を指導するのであります。その指導が誤られると、誤った方向に、肉体の物理化学的変化が導かれて行くために、肉体の病的状態を現わすのであります。】
【何よりもまず大切なのは、実在するものは、神のみであるということであります。従って神より出でたる所のすべての実在は完全であるという事を信ずることが、自分自身を健康にし、自分の住む世界を幸福に楽しく愉快な善き世界たらしむる根本となるのであります。吾々は先ず自分自身の完全さを信じなければならないし、すべての人間を善であると信じなければならない。そしてすべての存在を神より出でたる善なるものとして信じなければならないのであります。その正しき信念が確立して現象の世界に影を写している所の、自分の健康、周囲の人々の状態、環境、運命等が変ってくるのであります。】