二日、三日は箱根駅伝を楽しんだ。
テレビ釘付けになって一日が暮れた。
青山学院のゴーゴー大作戦を応援していたのだ
が、往路は残念ながら六位になってしまい
がっかりした。
復路は七時からかと早起きしていたら八時出発
だった。山下りで小野田が57:57という区間
新記録を出し六位から五位に?次の林が区間賞を
だして三位に上がった。
8区の東洋大と東海大の戦いは湘南から遊行寺の
坂まで手に汗を握るものだった。両者がくっつい
ているので、監督も大声で指示を出せない。
「風除けにされているから100メートルくらい
スパートして相手を離したら?」と東洋大の監督
は言えない。東海大の選手にも聞こえてしまうか
らだ。監督の駆け引きは難しい。
遊行寺の坂の前、15キロの給水まえに東海大の
小松が東洋大の鈴木を振り払った。そして22年間破られなかった区間新記録、1時間3分49秒を
達成した。
青山学院は9区で2位の東洋大学をかわす。
シード権争いは熾烈な戦いだ。拓殖大
明治、早稲田、中央、日本体育大、神奈川大と
ひしめく。
大東大が終始終わりの方だったのは1区始まって
すぐのアクシデントのためだった。
9区の繰り上げスタートは四校。
この区間は、自分の学校の襷をかけて走って良い
そうだ。
還暦を迎えたという駒沢大の大八木監督もお馴染
みの名物監督で懐かしい。
結局、青山学院は2位まで頑張ったが東海大が見事
10時間52分09秒という新記録で栄光の日比谷通
りを凱旋して優勝した。
青山学院は総合2位でのフィニッシュだった。