Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

押しかけ詐欺

2017-09-12 | 日記


電話は留守電にしてなるべく出ないように
しているのだが、番号を見てたまに出る事
がある。

「何でもいい。使わなくなった物を査定さ
せてください」と電話の向こうで言って
いる。
「何もないわ。今日は気が向かないから
整理したら電話するから電話番号教え
て」と言うと会社は横浜だけどまわる地域が限られているとのこと。

友達はそう言われて、子供の使ったタンス
があると言うと、「それでいい、取りにう
かがいます」と日程の約束をしたそうだ。

当日、男の人が黒いカバン一つ持ってやっ
てきた。タンスを引き取りに来たのに
車でもない。

タンスを見せようと二階に通したが
男性はタンスなど見もせず座り込み、
「何か貴金属はないですか」と動かない。

何もないと言うと不機嫌に帰ろうとした。

その時、階下でご主人が現れた。

「旦那さん、何かありませんか?」と男。

ご主人は二人の結婚指輪と、金のネクタイ
ピンを見せたら
「はい、これで2000円」と言って
領収書を書いて帰っていったそうだ。


「主人も何もないと言ってくれたら
よかったのに、、、」と友達は悔しが
る。

オレオレ詐欺も怖いけれど高齢者はまだま
だ、注意しなければならないことがたくさ
んあるようだ。