Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

箱根駅伝

2013-01-04 | 日記
楽しみにしていたお正月恒例の行事、箱根駅伝が2日、3日で終わってしまった。
何事もはじめあれば終わりありで当たり前とは思うけれど終わってしまうと
一年分終わってしまった感じで気が抜けてしまう。

こんなに楽しみにしてしまうのはそのスケールの大きさかな?と思う。
普通のマラソンは42.195キロで2時間ちょっとで終わってしまうが
2日間もかけその舞台は東京から箱根路と広いスケールである。
そしてその道はほとんどたどったことのある道で親しみがある。

さらにそこに出てくる大学が、学生がそれぞれ涙ぐましい努力をし、
歴史を持っているのだ。一年間かけて必死に努力する姿はすべてはみることが
できないが、これもまたシッカリ取材しているアナウンサーの話で垣間見ることが
できる。シード校になれなかった学校は明日から来年を目指して計画を始めると
いう。予選会の様子は本番のゴールよりも切実で涙涙である。

本番に出られただけでも名誉なのに、次は優勝を望みシード校になりたいと
誰もが望む。

当日になって走る、走らないと監督から言い渡されチャンスを逃した学生は
どんなに悔しいことか・・・。
それでも一丸となってサポートをしているようだ。

出場できなかった学校は道路整理などをするそうだが絶対に走っている人を
見るな、観客の安全を守ることに専念せよ、悔しかったら来年君たちも走れと
言われているとか。

いろいろドラマがあるものだ。

柏原選手が卒業してしまい、東洋大学は優勝ならなかった。
そして意外な学校・・・と言っては失礼だが日本体育大学が総合優勝を果たした。
聞くところによれば3年生のキャプテンだったとのこと。去年繰り上げスタートになり
まさかのたすきをつなげなかった悔しさから頑張った30年ぶりの総合優勝だと言う。

脱水症状や低体温症を起こし、ブレーキとなり棄権した城西大学、中央大学・・。
当の本人はどんなにか悔しく、みんなに謝っているだろう。
きっと来年、予選から頑張って出てくれるだろう。あと365日待っている。