信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

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ラ・ラ・ランド

2017-03-02 12:12:12 | 映画

何度もオーディションに落ちてすっかりへこんでいた女優志望の卵ミア(エマ・ストーン)は、ピアノの音色に導かれるようにジャズバーに

入る。そこでピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会うが、そのいきさつは最悪なものだった。ある日、ミアはプール

サイドで不機嫌そうに1980年代のポップスを演奏をするセバスチャンと最悪な出会いをする。 「セッション」で注目を集めた監督の作品。

「セッション」は私も感動して観たもです。 再び魅せてくれるか期待大で・・・

話は単純で、彼女と彼が出会って、恋をして、そして・・・という、典型的なストーリーですが、何がそんなに凄いのか?

まず歌&ダンスシーンの見事さ。映画の冒頭がまず圧巻。渋滞するハイウェイのドライバーの男女たちが、車から出て踊り歌う、それを屋外

のマジな高速道路で撮影してて、さらに後編集なしのワンショット(つまり一発勝負!)っていうんだから、神業に近い。宣伝ポスターに

使われている街の夜景を見下ろす道でのミアとセブのダンスも良い!グリフィス天文台のプラネタリウムの幻想的なダンスシーンが、夢中

になるほど素敵です。シーンはクラシックだが、そこに鳴るスマホの音は明らかにiPhoneのそれだし、ミアの車はプリウスと、紛れもなく

今の話。このギャップも中々・・・

冬から始まったこの映画は、春、夏、秋ときて、最後にまた冬で終わるのだが、この冬が・・・・唸らされた。ちょっと心の一番敏感な所

を突かれたような感じでした。 ネタバレになるので書きませんが、「え~・・・そうなるんかい??」と

昔の映画を見ていて感じたような楽しさをそれを知らない人たちにも思い出させてくれるような一本です。    ☆☆☆☆



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