五十の手習い足払い

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グラスゴーの歓喜

2012年07月27日 | 日々のつれづれに
1996年のアトランタ五輪のサッカー予選リーグで日本がブラジルに勝ったのはGK川口のスーパーセーブの連発があり「マイアミの奇跡」と呼ばれるにふさわしい戦いでした。

今回の大事な初戦、優勝候補のスペイン相手に1-0で勝利した日本サッカー男子の戦いはアトランタとは異なり、しっかりした守備でスペインの攻撃を封じ、数少ないチャンスをものにして大金星を上げたのはまさに見事。
実力をいかんなく発揮した上での勝利は、タイトルどおり「グラスゴーの歓喜」と呼べるものだと思います。

戦前の予想通りスペインにボールを7割近く支配されたにもかかわらず決定的なシュートをあまり打たせなかったことが勝利の一番の要因でしょう。GKやDFだけでなくチーム全体で必死に90分間守りぬいて勝ち取った勝利でした。

FWの永井を始めとする攻撃陣は、前線で走り回って相手チームのボール回しを押さえたこと(「前線でプレスをかける」といいます)は試合の流れに大きな影響を与えたと思います。
特に永井選手は惜しいシュートを何本も外したシーンが繰り返し放送されていますが、その快速で何度も敵陣に切り込む動きを見せ、相手の守備を退場に追い込む働きをしたのも大きかったですね。

これまではなでしこジャパンに比べて低い評価しか受けていなかった男子ですが、今回のスペイン戦の勝利によって一気にメダルの期待が高まりそうです。
でもまずは予選リーグを通過してからの話。できれば1位で通過して決勝トーナメントに進出して欲しいと思います。



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