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ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

はじめての部落問題

2006-01-10 10:06:45 | つれづれ日記

 はじめての問題 (角岡伸彦・文春新書)

今時、問題に関心がある人っているんでしょうか?

この本は、そんな「無関心な人にも知ってほしい」という願いを込めて

書かれています。

とはいうものの、内容は決して暗くないところがいいんですけど・・・・

私達が「問題」を語る時、必ずといっていい程「差別された側」の悲劇

想像するし、理不尽な人間の汚い部分ばかり見せられる気がするんですけど

著者は、そういった「差別」をあまり経験しないで来た歴史を持っています。

(っていうか、みんな実は問題を知らないから)

けれど、やっぱり一方では存在するし、依然として「差別」もあるわけで・・・

その根本を語っているのがこの本なんです

 

私が育った仙台を始め、東北から北はあまり「問題」って

実感がないんですよね

今でも、「集落」という意味で「」という言葉を使うし・・・

(数年前、北海道出身の友人が「うちのではね・・」と話すのを

聞いて、関西出身の人がびっくりして眉をしかめたのは見たことあります。

言葉の意味を話して理解してもらいましたけど、地域によっての

意識の差というのは恐いものです)

 

そんな私が「問題」に関心を持ったのは、高校の時。

今思うと、当時の倫社の先生はかなり「左翼」がかっていたんですよねー

授業で堂々と天皇制批判はするし、興奮してしゃべりだすととまらなくなるし・・

そんな先生がある日、黒板に大きく「橋のない川」と書いて

「これを読めっ」って叫んだんです

「橋のない川」は問題を扱った有名小説です。

先生はその時、延々と「差別」について話していたと思います。

素直な私は先生に言われた通り、「橋のない川」を買って読んだというわけ。

その後、問題だけじゃなくて、山谷とかあいりん地区の人たちにも

関心を持って色々調べたりもしたんですけどねーー

 

私自身、母親が外地育ちで父親もずっと大陸的な人であったので

閉鎖的な仙台では浮いた存在というか・・・・

はっきりいって近所からは村八分状態でした

同じ民族なのに、ちょっとした言葉遣いが違うとか、

顔つきが東北じゃないとか

そんな理由でいやがらせされる経験をしていますので、

普通の同級生達よりは、「問題」に関心を持ったのかもしれません

私は、この著者のように明るい性格ではなかったし、理論武装も

出来なかったので、随分苦しみましたけどね。

 

先人達の努力の結果、「」に関する意識も随分と変わりました。

そんな経緯を読むのと同時に、人の心に生まれる「差別」の元を

知ってほしい・・・・

そんな本です。

 

 

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西遊記見ちゃいました

2006-01-10 08:40:13 | ドラマ・ワイドショー

いよいよぞくぞくと冬ドラがスタートしますね

昨日は夜の7時からずっとフジテレビはSMAPに占拠されてましたけど

これってどうなんでしょうか・・・・

確かにSMAPはまとめてでもバラでも視聴率を取れるグループだし

日本のテレビ界に燦然と輝く人たちだと思いますよーー

でも、だからって4時間以上もSMAP・・・・一週間テレビをつければ

あっちもこっちもSMAPメンバーばかり。

そうでなければ他のジャニーズメンバーばかり

事務所の大きさはわかるけど、こういうのってワンパターンじゃない?

困った時のジャニーズ頼み」みたいな事をやるから、どんどん勘違いが

大きくなって番組の質が落ちるのよーー

(目先の事しか考えないという意味では今の宝塚と同じ。レベルも

落ちるわけよね)

 

ところで・・・・「西遊記」をみちゃいましたーー

なんせ、これってネット配信とはいえ韓国とか台湾なんかで

同時に放送されてるんでしょう?

つまりアジアを意識したドラマって事になるわけで・・・力入ってます

うちの旦那様は

「悟空の能書きセリフが多すぎ」と言ってましたが、昔で言えばこれは

「見得切り」の一種なんですよね

そのうち慣れれば「能書きセリフ」もよくなってくるのでは?

 

私は、最初のキムタクが出て来た時にびっくり。

彼の相変わらずの台詞回し・・・(ほんとに時代劇やる気?)に

唖然となりつつも、立ち回りになるとほんと綺麗

こういう所が「キムタク」がキムタクである所以なんでしょう・・・・

 

で、ストーリー展開ですが、全く「西遊記」を知らない人から見ると

ちょっとわけわかんないところあり。

でも、この物語の主題が「悟空の心の成長」と見ればわかりやすい。

香取悟空は、「やんちゃな悪がき大将」なんですねーー

いたずらばかりするし、生意気だし、いつも親を困らすんだけど

いざとなるとお母さんを守る「本当はいい子」的役柄

大人になる前の子供に「しつけ」をしていくのが三蔵法師の役割

なんでしょう・・・・・・・

 

昔の「西遊記」は今思うと、本当に悟空だけじゃなくて、それぞれの

キャラが個性的でした。

でも今回はやっぱり「悟空一人勝ち」に見えなくもないですねーー

昔に比べると映像は綺麗、衣装も綺麗、特撮も上手で言うことなしですが

「師弟関係」をもう少し強調して、年上に対する礼儀などを教えないと

「師弟関係」=「仲間」(なまかって言ってますけど)っていうのは

日本だけに通用する思想ですから、外国の視聴者には違和感が残ると

思いますよーー

海外を意識するなら(特にアジア)やっぱり、そういう部分を抑えないと

ヒットしないんじゃないかなーー

 

今週はとにかく新ドラのチェックが忙しそう・・・どれが生き残るか?

 

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やっと三谷尽くし

2006-01-09 12:02:08 | ドラマ・ワイドショー

いやーー年末年始に録画してためてあったのを見るのって・・・

疲れますねーー

ドラマを見ながら時間を計っている自分が嫌でしたーー

その中でもDVDに保存しておく為にダビングする作業が面倒で。

録画と録画の合間にやるのでねーー

こういうのを・・・もしかして・・・「オタク」っていうのかしら?

 

さて・・・というわけで、やっと見ました

古畑任三郎ファイナル」三部作

土方歳三最後の一日」

まる2日くらい三谷尽くしでございましたーー

(いやーお正月の総集編を加えると延々と三谷脚本でしたーー)

三谷さんの脚本のよさって、

テレビを見ながら舞台を見ているような

つくりで、一日の流れの中で人の心理が

どう動いていくかというような

事が詳しく描かれることですよねーー

宝塚の座付作家も真っ青のラブシーンも書くし

個人的には「王様のレストラン」以来のファンです

(「やっぱり猫が好き」も見てたけど・・・・)

 

で・・今回の三部作と土方歳三の感想ね。

一番見てて飽きなかったのが藤原竜也石坂浩二が出た最初の回。

一見、明々白々の事件で古畑が何を悩んでいるの?という不思議さは

あったけど、最後のどんでん返しに「さーーすがーー」の一言。

田村・藤原・石坂の掛け合いの見事さといったらありませんでした。

やっぱり藤原君ってすごい役者だわーー

えの笑顔のくったくのなさが残酷っていうか?そのくせ思いつめた顔にも

ドラマがあって・・って・・あまり誉めると身びいきがすぎるので止めます。

でもほんと、手まり歌には笑いましたーー

 

イチロー主演のは、他の2回よりちょっと短めに作られています。

殺人に至るまでの30分がCM抜きでちょっとだれました。

イチローにあんな演技が出来るというのはいい発見でしたけど、

無理なこじつけでお兄さんになった向島さんの助演あったればこそ

(この方「新選組!」でもいい味出して大好きでした。泣かせる役者さん)

それでも最後は「弟」の「兄」に対する愛情という事で、綺麗におさまりました。

トリックとか殺人自体はどうでもよくて、脇役さん達に光を当てたつくり?

 

3日目の松嶋菜々子主演のは、双子の性格の違いがよくわからなくて

(視聴者にはどっちが殺したのかわかるけど、でももう少し違いを見せて

ほしかった)

真剣に見てないとごちゃごちゃになりそう。

最後に美女と共演させて、ダンスまで入れるというのは、まさしく

「田村さん、お疲れ様でしたーー」の意味があったのかな?

(松嶋さん、背が高すぎだよーーー田村さんがチビに見えちゃう)

 

同じ脚本家でも役者によって色も違うし、視聴者の集中力も違うんだなって

改めて感じました

 

で、「土方歳三最後の一日」はその日の朝に放送された

土方歳三とオレー山本耕史」と一緒に見ました

土方歳三を演じた山本君が会津を旅するというドキュメンタリーね。

実は私は「白虎隊」以来の会津ファンで、

毎年のように飯盛山に登り、資料館を覗き、お城に上がってます

やっぱり会津に行くと、身がひきしまるというか、

あの悲惨な戊辰戦争の傷跡があちこちに残っているので、胸が

痛むんですね。と、同時にそれでも頑張った人たちの生き様に触れる

事で元気を貰うみたいな部分があるんですけど。

 

山本君もそうだったのかなーーー

(いやーラーメンやお酒に温泉にやったら詳しいグルメぶり。

この人やっぱり相当の道楽者というか、おぼっちゃまよーー)

 

で、ドラマの方はですね・・・

すみません。ラスト以外はどうも・・・・・

山本君の持っているムードと、片岡愛之助及び吹越満両氏のムードが

あまりに違いすぎていて違和感が絶えなかったんですよ

それに、私達は「土方歳三最後の日」はひたすら「死」に向かって

突進していったというイメージを持っていますけど、

このドラマの土方は最後まで希望を捨てないでしょう?

死に場所を捜して五稜郭にたどり着き、そして覚悟の死を迎えた

というよりは

まだまだ戦はこれからと思っていたのに不慮の死を遂げた

みたいな印象を持ってしまうんですよ。

 

死のうとする人間と生きようとする人間では、その死の迎え方が

違うと思うので・・・・

そういう意味では、非常にポジティブなドラマだったと思います

(そこが違和感だったのかなーー)

 

そうはいっても山本土方はかっこいい!!ほんとにかっこいい!!

死んじゃうところなんか号泣してしまいました

その後、大鳥圭介がテーブルをひっくり返すでしょう?

あの場面なんかもうダメ・・・ぐしゅぐしゅ状態でした

 

総じて、こんな時代なので「ポジティブに生きる」土方だったのかな・・・と。

 

三谷脚本は色々批判される事も多いですし、ご本人も結構傷つきやすい

ようですけど、私としてはこれからもこんな風なドラマをたくさん作って

ほしいと思ってます。応援してますからねーー

 

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赤ちゃん無事に保護できてよかったーー

2006-01-08 09:25:11 | つれづれ日記

仙台の光が丘スペルマン病院の「赤ちゃん連れ去り事件」

無事に解決してよかったです

赤ちゃんも元気だそうだし。(乳児の生命力ってほんとすごいわ)

ただ・・・・問題なのは、犯人がなぜ「身代金誘拐」をしたかという

「動機」と病院のセキュリティシステム。

 

 犯人は院長に個人的な恨みを持っていた。でも院長は全然心当たり

なしと言い続けている。これは果たして事実?

本当に何の面識もなく個人的な恨みを持つものでしょうか?

(ニュース速報が入って、男女2人の身柄を確保したって。という事は

一人は攫って、女性は赤ちゃんの世話をしていたのかな?)

 

 犯人が病院に侵入してきた時の職員の対応・・これってあまりに

ずさんっていうか、腰がひけていませんでしたか?

新聞の報道だけですので、実際にはかなり切迫した事態だったのかも

しれないけど、どうにも時間の流れがゆったり感じられて。

病院から連れ去る直前に何とかしようがあったような気も・・・・

警備員がいるにも関わらず、午後10時以外には見回りせず、事件が

あっても蚊帳の外?

 

 院長のコメント。

  赤ちゃんの親が必死に「全力を尽くして捜してほしい」と言っているのに

 「赤ちゃんにミルクを与えていなければ大声で叫んでいるだろう」って・・・

連れ去られた責任は病院にないような印象を受けるこの一言。

「命に替えても赤ちゃんを守る」といったポリシーを感じません。ゆえに

犯人が侵入した時の態度になったんでしょう・・・

 

 でも、実はこのような対応をする病院はこの病院だけではありません。

利益優先の私立の病院は多かれ少なかれこんなものでしょう。

私が以前務めていた病院は駅前で繁華街のど真ん中にあり、不審者の

侵入もたやすいことから夜間は出入り出来るのは一箇所のみにしました。

つまり警備員がいる救急外来のドア以外は施錠したんです。

それくらいのことを仙台でもすべきなのでは?

すぐに100番出来るボタンをナースステーションにつけるべきだし、それを

押すことに躊躇しないような意識をもたせるべきですよねーー

 

これから色々犯人の「動機」が語られる事になると思うんですけど

もしかしたら「知られたくない」事も出てくるかもしれませんね。

 

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ヤワラちゃんおめでとう

2006-01-05 16:56:51 | ドラマ・ワイドショー

ワイドショーで見てしまった

ヤワラちゃん、ご退院の様子

こんなに祝福されて本当に幸せな産婦さんですよねーーー

マスコミのカメラがそれはそれはたくさん押し寄せていましたっけ。

そこにヤワラちゃんと夫の谷選手が登場

大晦日に男の子をご出産したヤワラちゃん。

出産直後とは思えない元気でハイカラなお姿を披露してくれました。

生まれたばかりの「佳亮(よしあき)」君は、な・な・なんと!!

マスコミの目の前でにっこりと笑顔を見せてくれたりして

(いやーさすがにこの両親の息子様。親子で金って?)

やっぱり若いのよねーー疲れが微塵もないし、肌もつやつやで・・・

(ちょっと羨ましい?)

 

夫婦の名前を一文字づつとって名づけるなんて、

古風でゆかしい命名の仕方

将来、野球の選手になっても柔道の選手になっても

ぜーーんぶオッケーって感じですよね

 

しばらくは子育てに忙しいでしょうヤワラちゃん。

それでも北京を目指すとおっしゃる心がけは天晴れですが・・・

あまり無理しないようにねーーー

そりゃあ、ヤワラちゃんの息子だから人一倍丈夫な子供さんでしょうけど

(この寒空にマスコミの前で延々と眠っていたわけだし、大物でもあり)

何が起こるかわからないのが「子育て」ですし、

冬生まれの子はやっぱり何かと手がかかるのよーーー

夏生まれの倍くらい手がかかるのよねーー授乳も辛いし。

そんなわけで、夫婦で協力し合って頑張って

「明日の金メダル候補」を育ててください。

「ママになっても金」「母子で金」「父子で金」「谷一家で金」

いいかもーーー

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新年そうそう・・・・

2006-01-05 10:55:27 | つれづれ日記

新年そうそう・・小泉さんと来たら「靖国神社」問題を取上げちゃったというわけね。

心の問題」に他の国が口を出すのはよくない・・・そりゃあそうだと思います

でも片や「心の問題」といい、片や「正しい歴史認識を」って言っていたら

絶対に噛み合わないと思いません

昨日のワイドスクランブルで監督が韓国の「反日運動」を取材していましたけど、

個人的に会えばみんないい人で、相手が日本人だろうが明るく笑って対応して

くれるけど、いざこれが「靖国神社」になると目の色が変わってしまう

 

いくら「たとえ戦犯が祀られていても=日本の軍国主義化ではない」と言っても

通じないし、「死者に手錠はかけないのが日本」と言っても通じないし・・・

永遠の問題ですね

まあ・・普通の総理大臣なら避けてとおるのに、お正月そうそう言及したのは

一定の評価に値するのでは?

ワイドショーでは「気持はわかるけど直情的」とか

「こんな総理がいるから日本はだめだ」という意見が多かったけど、

それはひたすら敵を作らない為の手よねーー

(本音はどこにあるのやら・・・)

 

これで結局のところ中国と韓国の日本に対する感情は和らがず

ますます攻撃的になるのは必至で。

そうであるならやっぱり最後まで責任を取らないとねーー小泉さん

 

あ・・・ところで・・・・

去年の暮れ、初めて靖国神社のCMを見てしまいました

初詣は靖国神社で」っていうあれ

そっかー初詣してもいい神社なんだーーと・・・情けないことに

その時初めてわかった私でした

 

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機動戦士ガンダムさん

2006-01-04 16:12:41 | つれづれ日記

そうはいっても・・・・(あ、前回の続きね)

本屋である以上売らなくちゃいけないわけだし・・・・

需要があるから供給があるという事を考えると、そうそう「売り手」ばかりを

責めてもいけないんでしょうねーー

 

そんなこんなでコミック売り場を歩いていたら、

うちの夫様が「見てみてーーこんなのあったーー」とにこやかに

お薦めくださったのが・・・・

  機動戦士ガンダムさん (大和田秀樹・角川)

なんせ「萌え」系コミックの中にあるものだから、もし一人だったら

絶対に足を踏み入れないエリア

(一口に萌えといっても美少女ばかりとは限らないわけよねーー

アニメキャラや特撮ヒーローものに萌える人達もいるわけで・・・・)

で、この「機動戦士ガンダムさん」っていう本は、早い話が

パロディマンガです。

しかも不朽の名作「機動戦士ガンダム」ファーストを

ちゃーーんと見ていない人にはちんぷんかんぷんのパロディです。

4コママンガが連なっているだけなんですけど・・・・

とにかく笑えます

思わず声を出して笑ってしまう面白さ・・・

ちょっと臆病でいじけ虫のシャアとか、思春期真っ盛りの妄想に

取り付かれるアムロとか、シャアをお尻にしいてるララアとか・・・・

一人、ラドン温泉で読んで笑ってたら変な目で見られてしまいました。

 

じゃあ・・・ちょっとだけ紹介ね。

タイトルが「Zの鼓動」っていうの

ララア 「大佐、真っ赤なモビルスーツなんてアホみたいだから

     やめてもらえませんか

シャア 「わかったよ。じゃあ赤をやめりゃいいんだろ赤を。だったら・・

ララア 「金色もだめですからね

シャア 「な、なんでわかった!!」

ララア 「なんか7年ぐらいたったら乗ってる気がした

シャア 「ちっ

ね?ね?これなんかコアなファンじゃないと絶対わかんないでしょ?

 

このほかにもシャアの赤いモビルスーツや真っ赤な格好を揶揄するような

シーンは多々出てくるんですけど、確かに赤とか金色とか・・・

シャアって派手好きなんだなあーーって再確認できますね。

(戦場では目立たない方がいい筈ですけど)

 

個人的には「ちゅらさん」風キャスバルにぃにぃとセイラの会話に大受け

してしまったのとーー

「女性ジオン」に「萌え」ましたーー

関西弁しゃべりはじめるガンダムにも大笑いで・・・・・

お正月にふさわしいにこやかなマンガです

一人で読むには面白すぎるので、ぜひぜひ読んでみて下さい。

 

 

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韓国史劇風小説「天皇の母」76-1(絶対フィクション)

2006-01-04 09:29:01 | 小説「天皇の母」61話ー100話

その日、記者会見に現われた皇太子とマサコ・・とりわけマサコの姿を見た

記者団は、そのレモン色のような真黄色のスーツと帽子に度肝を抜かれてしまった。

まるですでに「妃殿下」のような格好。

帽子に真珠のネックレス。色黒のマサコには原色は似合いの色だとは

誰もが思ったが、それにしても黄色とは。

別に黄色がダメというのではない。

ただ、なかなか日本人が着ない色だったし、それにおそろいの帽子と真珠の

ネックレスを見るに至っては「気が早いなあ」と思う人もいた。

さらに、会見が始まるとメモを取る人々の顔に戸惑いの表情が現われる。

何となく皇太子とマサコの話がかみ合っていないというか。

結婚が決まって嬉しそうな皇太子ではあるが、そこにはマサコへの「愛」というよりも

「気遣い」の方が上であったし、マサコの方は終始うつむきがちながら、皇太子の

台詞に一々「一言付け加えてしまう」のが気になったのだ。

勿論、マサコはそれが悪いとは思っていなかった。

事前にリハーサルをした時、皇太子は何も言わなかったし、むしろにこにこ笑って

「ああ、いいですね」と言ってくれた。

宮内庁は「出来ればあまり官僚的なお言葉は使わないほうが」と

注意したが、マサコは「だって私は外務省の人間ですもの」と譲らなかった。

そんな風に紋きり型に言い返されると、東宮職も千代田も頷くばかりで

何も言わなくなった。

 

・プロポーズの返事はどのように?

「十二月十二日、殿下に「本当に私でよろしいでしょうか」とうかがいました。

「はい」とお答え下さいましたので、私の方から次のように申しました」

まるでドラマのような展開だと誰もが思った。しかし、その後の台詞には

一瞬、誰もが「?」と首を傾げざるをえなかった。

「私がもし殿下のお力になれるのであれば、謹んでお受けしたいと存じます。

これまで殿下には、いろいろ大変幸せに思えること、

うれしいと思えるようなことも言っていただきましたので、

その殿下のお言葉を信じて、これから二人でやっていけたらと思います。

殿下にお幸せになっていただけるように、そして私自身も自分で

いい人生だったと振り返られるような人生にできるように努力したいと思います」

緊張のあまり棒読みのような言い方でマサコは答えた。

確かに完璧な台詞ではあったが、そこには「愛」を得た女性のやわらかさは

微塵もなく、転職の挨拶のようだと誰もが思った。

皇太子の印象について聞かれると

「とても人間が出来た方だと敬服いたしました」と自慢げに答え、記者団は

無言でざわついた。

「人間が出来ている」というのは目上の人間が目下を褒める時に使う言葉であ

あるが、そんな事はお構いなしだ。

さらに皇太子の答えの次に「一言私の言葉で付け加えますと」という言い方も

記者団にとっては気になってしかたない。

 

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今やマンガ売り場はポルノの王国

2006-01-04 09:14:58 | つれづれ日記

ここ一ヶ月以上微熱が下がらなくてねーーー

不定愁訴が続いています

そんなわけで年末年始もほとんど行動できなかったんですが・・・

「少し、外に出ようか」と夫様に言われ、おとといちょっと外出しました

動きも緩慢なら顔色も悪くてーーー半病人

でも。

それでも「本屋さんに行く」って言ってしまうあたりが私らしいのですが

 

で・・・・久しぶりに行ったんです。行きつけの本屋さんに・・・・

今時、本屋の経営は大変だと思います。

都内の大手ならともかく「町の本屋さん」は本が売れなくて大変です。

専門書ばかりでは売れないし、かといって雑誌ばっかりでも・・・・・

何とか売る方法をみつけなければ・・・ということで

多分、そういう意図があったんでしょう。

本屋のビルの一番上の「コミック売り場」が変わりました。

以前はここに子供向けの本があったのですが、それを移動して

「ぜーーーーんぶマンガ」にしちゃったんですねーーー

それはいいんですよ・・・仙台になって1フロア全部マンガなんて本屋が

数件あったし、それ自体は珍しくないんです。

 

問題なのは、置いているマンガの種類

ざっとフロアの真中からみ渡して・・・・

右側が「萌え」系マンガ

    ・・・・・美少女・少女・監禁・メイド

真中の奥が純然たるポルノマンガ

    ・・・レイプ系

左側が少女マンガ

・・・の半分がフラワーコミックス系

・・・・「本能のまま愛して」「少女人形」系エッチマンガ。

フロアの端っこ全部が「やおい」系マンガ。

 

わかります?

コミック売り場の半分以上の棚に少女が監禁されてる表紙とか

ヌードとか、制服を脱がしているとかーー男の子がレイプされているとかーー

そんなもんばっかりう並んでいるんです。

目のやり場に困るって言うか・・・うかつに歩いたら「そういう趣味」と

間違われてしまうっ

しかも・・・少女マンガに至っては、

過激なタイトルと表紙のマンガの横に小学生向けや

主婦向け「感動」マンガがあったりするわけです

 

若手作家のオリジナル作品も減っていて・・・・

まっとうな作品の半分は小説やドラマのカバーだったりする。

オリジナルで頑張っているのが、70年代80年代に活躍した

作家達で、「お局様」状態よーーー

(ここらへんは少年漫画も似たような感じかなー)

っていうか、「まっとうな」マンガを見つけるのが難しいっていうか・・

「NANA」が売れに売れまくって、「マンガは日本の文化」みたいに

言われているというのに、この質の低下はなんだよっ

っていうか、そういうのがすでに少数派になって、フロアの隅っこに

追いやられている現実を読者は知っている?

 

その前に、本屋さんには節操ってのがないの?

いくら「売る」為とはいえ、フロアの半分をポルノ系で埋めてしまって

いいのかーーー

みんなそんなに「SEX」が好きなの?

無理やり押し倒されたり、手錠つけられたりするの・・好き?

好きな人が多いからこの手の本が出版されているんでしょうけど。

朝から晩まで「エッチ」しか考えてない男女の絡みマンガに数百円を

出すのって・・・・本当に無駄だと思わない?

(描写がどんどん過激になりすぎて18禁物よりさらに過激なのよ)

 

それに・・・オリジナルが描けないならマンガ家やめなさいよねーー

「子育てマンガ」や「障害者の母の感動の記録」系もワンパターンだし。

 

全てのマンガが「エッチ」なわけではないと思います。

でも多数派になりつつあるのは確かで

こては明らかに「売り手」の倫理観の問題

エッチ系少女マンガの女の子は大抵男の子に「支配」されたがり、

エッチ系男性マンガの女の子は少女のままレイプされてる・・・

結局どちらも「男にとって都合のいい女」にされてるわけで

・・・・田嶋先生どーよっ・・・(ん?)

・・・・福島さん怒れよっ・・・(あ?)

なんか、論点がずれてきたのでここらへんでやめときますねーー

 

でもみなさーん。一度ご自分の町の本屋さんのマンガ売り場を

隅から隅まで観察してみてくださーーい

 

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結局紅白を見てしまった・・・・

2006-01-02 09:35:06 | ドラマ・ワイドショー

「今年こそみないぞ」と思っている「紅白歌合戦」。

でもやっぱり見てしまうんです。

だって・・・やっぱり「男祭り」とか「ドラえもん」とか

ーーそういうの、つまんないじゃない?

とにかく毎回思うけど、年末年始の品のない番組編成はやめてよねーー

お笑いの人にとってはここが書き入れどきなのかもしれないけど

ちょっと節操がない番組が多すぎですっ

お正月早々の「漫才」とか「コント」も、それで食べてる人達なのに

「緊張したーー」って平気で言うの

先輩がいるとか・・あるけど、本当に久しぶりにコントをやる人達も

一杯いるわけで。

そういう場合は、いかにして本業をなおざりにしているのか自覚してほしいです。

 

で・・・「紅白」の話

今回は全然応援とかMCが噛み合っていませんでしたねーー

応援にお笑い芸人を出して・・・それで寒いギャグ飛ばして面白かった?

みのさんのしゃべりを妨げるゲストとか・・山本君も仲間さんも

全然だめっ見ている方がハラハラしてどーするっ

(そうよっ。山本君。前川さんの名前間違えちゃダメっ

 

戦後60周年っていうのはわかるけど・・・

明るい歌合戦の途中でいきなり吉永小百合の詩の朗読

そのあとのさださんの歌が素敵だったけど、別な場所で聞きたいよね。

森光子さんと振り返った「戦後史」もあまりにいい加減でした

っていうか・・懐かしさもなーんも感じない作りでしたっ

 

今回、演歌陣のキーワードは「海」と「お母さん」だったのね?

初めて見る北山たけしとかいう人の歌「男の出船」だっけ?

どこにでもありそうな歌かあ・・・という感じ。

鳥羽一郎と山川豊の「海の匂いのお母さん」は、あまりに身内受け。

ちょっと紅白を私物化しないでと思いました。

「海」と「お母さん」の歌ばかりの演歌・・・・変わらないのね。

 

美川憲一の「愛の賛歌」は何だかなあ・・・・衣装は素敵だったけど

彼、今までずっと持ち歌できたのにね。

小林幸子の衣装はひときわすごかったですねーー

美川氏が地味目だったのでよけいに目立ちました。

 

ゴリエって・・・あれ歌ってないじゃない?

イベントの一つとして考えるべきだった?

初出場のWATですが・・マイクが倒れちゃった時にはほんとびっくり。

でも頑張ったね

(ウエンツ君は天才てれび君出身だったっけ)

グループ魂・・・うーん。クドカンには悪いが紅白向きじゃなかった。

真中で歌っていた人ねー好きな俳優さんなんですけどーー

TMレボリューションはうるさいばっかりで音外してた?

 

ユーミンの中継ね・・・・

多分目玉の一つだったのでしょうけど、一番歌が下手だったのが

当のユーミンで・・・・・

私はひたすらディック・リー氏とイム・ヒョンジュ氏の声に聞きほれてました。

色々政治的なことがあって、場所が悪かったのと

ユーミンの着物姿がイマイチだったのとで・・・

中島みゆきの時のようなインパクトはなかったですねーー

 

文句ばっかりですけど、いきなり布施明の「少年よ」

響鬼が出て来た時はびっくり。思わず拍手しちゃいました。

しかも!!細川茂樹さんまでご出演とは

あーーん大好きな響鬼に会えて幸せでしたーーー

それと全くしらないラッパーTef Tech「MY WAY」には感動

そっかー、今時の若者はとにかく「気にしてもらいたい」のねーー

森山良子・森山直太朗親子共演も紅白ならではでしたねー

アリスの再結成には涙した人も多かったでしょう・・・うちの旦那

 

結局は白が勝ったわけですけど、色々デジタル投票などがあって

集計に変な「間」が出来たのが面白みに欠けました。

っていうか・・・デジタル投票は見えないでしょ?

だからどこか怪しさがあるんです・・・・・

どこかで操作されているんじゃないか・・・とかねーー

(だって・・なんで白なのかなーーと)

それとマイクの調子なのか、曲の紹介がほとんど聞き取れませんでした。

山本君も仲間さんも声が小さすぎ?

 

でも今回の「紅白」で何が問題なのか浮き彫りになったような気がしません?

司会も応援も選曲も「視聴率」にこだわるあまりまとまりがなく

行き当たりばったりの構成に終始しました・・・・

しかも事務所の力関係も影響しすぎ(御大もいい加減ご引退を)

NHKにはNHKのよさがあるのだから、多局の真似事をせず

もっとオリジナルで「紅白ならでは」の共演などを増やしてみては?

それと・・・和田アキ子さんはやっぱり紅組で・・・お願いします。

コメント (2)
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