ふぶきの部屋

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3年B組金八先生

2007-12-21 15:04:48 | ドラマ・ワイドショー

 3年B組金八先生 

今年最後の「金八先生」は衝撃的なサトケンのお父さんの「死」

幕を閉じました。

そのあまりの唐突さに「脚本家が手抜きしたか?」と思ってしまった・・

だって・・前の日まで元気で、3Bでお話をしていたお父さんだよ・・

それでも時間的には早くサトケンを3Bに復帰させなきゃいけない。

でも何かきっかけが欲しい・・・そうだ、お父さんを死なせちゃおうってな

話になったんじゃないかと

 

金八先生は、中々サトケンを引っ張り出せない事をお父さんに

謝ります。

20年若かったらドアを蹴破って引っ張り出したのに」って台詞を

2度も言うんです。

そうねーー昔、ほら、沖田浩之が閉じこもった時とか、本当にドアを

蹴破りそうな雰囲気で引っ張り出した・・あの頃は金八先生は

若かったもんね

でも、今の子供達に「無理強い」は通用しません。

一旦心を閉ざしてしまうと、本当に貝のようになって、絶対に開かない。

それこそ「親の死」を引き換えにでもしないとダメな現実ってのが

あまりに悲しい

 

どうして今時の子供達はこんな風に人の言うことに耳を貸さない

のでしょうか?

お葬式にすら出てこないサトケンについに金八先生は叫びます。

いつまで甘えてるんだ」と。

15年間育てて頂いてありがとうございましたと言えと。

そうやって漸く父の棺に向き合い、父が毎日自分にくれていた

メールを見て、そして学校へ・・・

この代償の大きさは計り知れないものがあります

本当に今時の子供達は「親の死」を引き換えにしないと、物事の

重要さや自分の甘さに気づかないのでしょうか・・・・

 

 「生」と「死」の漢字を繋ぎ合わせると・・・・

樹木のような形になります。「生」を一生懸命「死」が支えている。

このお話は金八先生が「世界一受けたい授業」に出た時

「風の又三郎」のお話を引用して話してくれた事でした。

金八先生の考え方を脚本家が受け取ったのかもしれませんね。

 

 彩香とA組の松井君が付き合っていたけど・・・

彩香は松井君の為に進学する先を落としたのですが、その事で

松井君とお別れする事に・・・

(松井君の役は「女王の教室」に出てた劣等生の男の子

大きくなったわねーー)

 

 大将が不良グループに

どうやら深刻な家族問題を抱えているらしい大将。

彼は不良グループに入ってオヤジ狩をしていたんです。

 

 美香の問題

こちらも深刻な家族問題らしい・・・

 

という事で、来年も3Bは落ち着かないようで。

こんなんで受験、大丈夫なのか?

 

 余談ですけど、うちの姫の学年は例年になく学力レベルが

低いと先生達に言われているようです。

うちの町では姫の学年から「フリーセル教育」とやらを推進し始めました。

フリーセルっていうのは、「子供が抱えているストレスからの解放」

運動の事です。

規則で縛らずに「その気になるまで待つ」という考え方です。

これのお陰で、子供達は上の学年に比べて集団生活が苦手な子が

多くなりました

なんせ、「規則」があってもなきがごとし・・・

誰かが誰かを叩いた。

「叩いてはいけません。謝りなさい」と教えるんじゃなくて

「何で叩きたくなったのか、叩いたら相手がどう思うか気づくまで待つ」って

方法ですから叱りません

そういういわゆる「しつけ」をされていない子供達ですので、

小学校に入ってから授業態度に問題ありの子が多かったですし、

先生の言うことを聞かない子も多いわけで・・・

結局の所「フリーセル教育」は挫折してしまったのですが、その予後

あまりいい方向に進んでいないようです。

学力レベルの低下もそのあたりに原因があるのではないかと・・・・

 

子供達を見ていると、私達の時代に比べてとても子供っぽい

しかも物事を深く考えない、興味を持たない、調べようとしない。

特に過去の歴史等についてはあまりにも知らないことだらけ

こんなんでいいのかーーと時々怒りまくってしまう私なんですが。

まだ平成も18年しか経っていないのに、彼らの中で「昭和」は

江戸時代と同じくらい古いと思っているんですね

これってちょっと問題ですよね

 

見るテレビはバラエティばかり。真剣なドラマにはあまり興味を

示しません。うちの姫なんか宝塚を見るだけまだましって感じです。

視聴率もそれゆえに常にバラエティが上位に来ますよね。

そんなの関係ねえ」も「欧米か」もいいけど・・人生

はいオッパッピー」だけでは渡っていけないって事、早く気づいて欲しい。

 

 

 

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2 コメント

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考えてしまいます (あにか)
2007-12-22 00:06:33
ふぶきさん、こんばんは。

フリーセルという教育、なんだかとても違和感を感じます。

いいことか悪いこととかを考えるのはとても大切なことなんですが、ずっとわかるまで長時間放置というのは、子供にとって大切な時間を浪費するだけでなくとても残酷です。

特に何かしらの問題を抱えた子たちには、逆効果だと思うし叱られず放置され、万が一、事件を起こして辛い思いをするのは子供たちです。

真綿で首を絞めるよりは、ある一定の時間がきたら、毅然とした態度で話し合い、時には叱ることの方がマシだし子供への優しさです。

この教育を、子供が受ける可能性があると思うと暗澹たる気持ちになりますね。。。



Unknown (ふぶき)
2007-12-22 20:20:53
あにか様、こんにちは。私もフリーセルが始まったときに保護者会でガンガン文句を言いました。
でも先生は「抑圧からの解放」としか言わないんですよ。子供達が何に抑圧されているというのでしょうか?
その後、うちの娘は1年で保育園を出ましたが、下の子達のお母さん達が必死に「フリーセル廃止」を訴えました。結局、なくなったんですがそれまでに6年か7年かかってます。
今小学生の子供達はみんなフリーセルの悪影響を受けていて小学校の先生達も戸惑っています。
本当に教育というのは難しいですね。

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