ふぶきの部屋

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高2が自殺・・・悪いのは本人じゃないの?

2008-08-08 09:26:13 | つれづれ日記

 大した事件じゃないと思っていたら、ワイドショーの取り上げ方が

結構大きくて、その偏向報道に腹が立つわけですが。

 

 <稚内商工高>高2が自殺…

      中傷書き込みで停学処分の後に 

 

 北海道稚内市の道立稚内商工高校2年の男子生徒が

   携帯電話サイトの掲示板に他の生徒を中傷する書き込みをしたとして

   停学処分となり、自宅で自殺。

 サイトの書き込みは複数の生徒をイニシャルで示して「死ね」などと

  中傷する内容で、サイトを利用している生徒から通報を受け、

  生徒指導担当の男性教諭ら計6人が2時間50分にわたり事情を聴いた。

 生徒は「軽はずみに書き込んでしまった」と事実を認め、

  停学処分を受けて午後5時ごろ、学校に呼ばれた母親とともに帰宅。

  同日夜、首をつって自殺。

 聴取の際に教諭たちから「お前の罪は重い。死ね」「バカか」「アホか」と

  言われ「おれって先生たちにも信用なかったんだな」と傷ついた

  心境がつづられ「停学は重すぎる

  「ケジメをつけるために死のうと思う」と訴えている。

 川崎博正校長は書き置きの内容について「そんなことを言うはずがない。

   職員の対応に問題はなかった」と否定。

 

 今朝からのワイドショーの取り上げ方を見ていると、一様に

  「学校側がはっきりとバカと言ってないとかいう保身の態度が悪い」と

  言ってるんですね

  教育評論家のおじさんは「2時間50分の指導はやりすぎ」とか言ってるし。

  父親は「私は息子を信じます」とか言って

  (このお父さんは何を明らかにしたいわけ

 

 そもそも事の発端はこの少年が携帯サイトに中傷の書き込みを

  したことよね。ここで彼は複数の同級生を傷つけているんです。

  でも3時間近くも説教されて表面的に「ごめんなさい」と言っても

  頭の中は「停学は重すぎる」「反省していないと言われた」

  「死ぬしかないのか?」と、いつの間にか被害者意識が強くなって

  結果的に「自分は反省しているのに、それを認めてくれない教師が悪い

  という考え方になってるわけです

  (まあ、あの淡々と息子の死を語る母親やら、息子のやった事は棚に

  あげて「息子を信じます」と言った父親に育てられたんだから

  しょうがないか)

 

 彼にとって「自殺」は最大の復讐。教師はこれで再起不能になる

だろうと予測していたと思いますが。ただ一つ、彼の誤算は、その光景を

自分では見られないって事

だからせっかく自殺しても「あれ?」ってな感じじゃないのかな

 

 教師が6人もいて3時間ちかく事情徴収しても、少年が

「自分が書き込んだことで相手を傷つけた」という事に気づかなかった

というのは確かに教師の落ち度だったかもしれないけど。

でも、イマドキの子供達ってやたら自己評価が高いか低いかのどちらか

しかないから、自分を被害者にするのは得意なんだよね。

モンスタースチューデントって感じだわ。

だって、考えてもみてよ。書き込みされた事で生徒が傷ついて自殺したら

どうなってた

少年の親はそういうことを考えつつマスコミにしゃべったのかしら?

 

 彼の残した言葉に「おれって先生の信用がなかったんだな」という

  絶望がありますが、そんなの当たり前じゃん

  誰が他人を中傷するような書き込みをする生徒を信じるのかって・・・・・

  「それでもお前を信じているからな」なんて織田裕二か佐藤隆太風の

  先生を想像しても、それは現場では無理だって。

 

 実は姫の演劇部でも、役を降ろされたSちゃんが親に言いつけて

  先生に文句をいいに来たらしい・・・という話を聞きました。

  Sちゃんは同級生から見ても行儀が悪くて礼儀知らずで他人を傷つける

  性格で、しかも甘ったれで被害者意識に支配されているような子

  親に言いつけたのも、やるべきことをやってない事実を隠して

  被害者ぶったのではないかと言われています。

  さすがに彼女、私にはそんな事、一言も言わなかったし、我が家にお泊りに

  来た時は大変おりこうさんで、言う事を聞きました。

  でも次の日、別のお友達の家に姫や同級生3人とお泊りをしたのですが、

  お泊り先のお父さんに暴言吐いて怒らせ(お父さんは教師だよ)

  しくしく泣きじゃくったわりにはご飯はおかわりして食べ、

  同級生を傷つけるような事をさんざん言いまくり、帰って来た姫とお友達は

  すっかり疲れきっておりました

 

 Sちゃんはなぜ私に対しては「いい子」だったのか・・・・・

  多分、演劇部でケチョンケチョンに怒り、多少はそれが心に響いたのかも

  しれません。

  元々言葉の使い方を知らない彼女は、ちょっとした一言で他人を傷つける

  のが得意。本人は全くそんなつもりはないわけで。

  こういう子が下手に教師に説教されたら逆恨みして不登校になるか

  手のつけられない不良になるか、どっちかだろうなあと思うのですが。

  こういう被害者意識の強い子は「それでも見捨ててない」という事を

  徹底的にわからせる必要があるのではないかと思います。

  自殺した少年は両親が揃っていて普通の家庭の子です。なのに、ここまで

  被害者意識がつよく育ってしまった原因を調べる必要があるかも。

 

 

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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同感 (朝一番)
2008-08-09 21:45:43
同感です!
Unknown (ふぶき)
2008-08-10 20:10:36
朝一番さま
初めまして。ご同意下さってありがとうございます。

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