ふぶきの部屋

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アタックNO1のひどさ

2005-04-15 08:29:48 | ドラマ・ワイドショー
別に見るつもりはなかったのよーー
でも娘がどうしてもみるっていうからーー
見てしまいました。
アタックNO1
そのあまりの内容に唖然呆然、古きよきアタックNO1ファンの私は
怒り心頭。
これはひどい。ひどすぎる。

前回の「エースをねらえ!」はまあそこそこ
原作を踏襲していたように思う。
でも今回の「アタックNO1」はまるで
「エースをねらえ!」のバレーボール版みたいで
原作もへったくれもあったもんじゃない。
名前と出身高校、舞台が一緒なだけで
どこにも原作の面影がないし、ストーリーもめちゃくちゃ。
上戸彩のへらへらした鮎原こずえを見る度に
むかついてしょうがなかった。

そもそもこずえが富士見学園に転校してきたのは
結核の疑いがあって療養の為でしょ?
あまりに退屈なので不良仲間と親しくなって
そこでバレー部と知り合いになり、不良娘達の
リーダーになってバレー部をやっつけて
見事部に入部。
以来こずえは「親分」って呼ばれるわけよ。
美人で成績もよくてご両親もしっかりした
いわゆる「いいところのお嬢様」そのもの。
「バレーを何の為にやるの?」とアメリカの選手に
聞かれて
「「勝つ為よ」と答える闘志満々なお嬢さんでもある。
最終回のソ連との試合なんか感動のあまり
何度泣いたことか。

それが・・・なに?
ドラマではこずえは「マジ?」を連発して
牛乳をパックごとガブ飲みする現代娘。
しかもバレー部ではレギュラーに入らない娘。
それなのになぜか選抜に選ばれちゃったから
部の先輩達に恨まれて・・・ってそれじゃ何だか
「エースをねらえ!」だよ。
何でここまで設定を変える必要があったの?
そこまでするなら「アタックNO1」なんてタイトルを
やめたらいいじゃない?
こういうのは著作権にひっかからないのかな。
それとも原作者の浦野千賀子さんがオーケーしたの?

「エースをねらえ!」の時は
岡ひろみのドジキャラが上戸彩とマッチして
それなりに見ることが出来たけど、
今回ばかりは許せない。
二番煎じもここまで来るとテレビ界のネタのなさに
情けない思いばかりが・・・

そもそもリメイクって何で必要なの?
タイトルにネームバリューがあるから?
制作者側にプライドはないわけ?
山口百恵の「赤いシリーズ」もリメイクされるようだけど、
(わざわざ百恵さんの了解を取りに行ったんだって)
いくら記念作品でもそんなことしたって視聴率は伸びない。
ああいうドラマやアニメというのは
その時代、その時の脚本、その時の役者がマッチして成功したんだから。
「赤いシリーズ」は韓流ドラマの原点だと
言いたいらしいけど、そんなこととうの昔にわかってること。
今の韓流は大映ドラマほど無理な設定はないし
役者だってアイドルじゃなくてきちんとした俳優が
舞台俳優ばりに演じてる。
作品の質そのものが違うのだから、「こっちが本家」なんて
優越感にひたろうとしても無理よ。

本屋さんへ行ったら浦野さんじゃない人が
「アタックNO1」というタイトルのマンガを描いていた。
多分ドラマとリンクした内容だと思うけど
これは多いに問題なんじゃないかしら?
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